2010年9月11日土曜日

A-65にアッテネーターその後

プレーヤーから音量調節機能だけを介してパワーアンプに繋いだプリアンプ無しのその後です。

遅ればせながらこのくらい時間をかけなくては分からないくらい駄耳なので3週間経過の試聴感想になりました。



●SN

以前より良いとはいえ、ボリューム12時位置以降では良く聴くとツィーターからノイズはあり。

テスト的に3時位置のほとんどフルボリューム(出力150~170Wくらい)では、上流のプレーヤーのノイズなのか?結構なノイズ。

録音自体にノイズが入っているものは、当然にそのままスルー。



      ※ 理論的にはノイズは限りなくゼロになるようですが、供給されている電気はノイズだらけ、ノイズだけについてみると電源的には電池式がベストかも知れません。

●音質

 何も足さない何も引かないと言ったリファレンス的傾向のアキュフェーズ・パワーアンプそのものの音。(八方美人的?)

 ある特定のソフトはいいのだが、全般的には弾まない楽しくない印象の音。



※ 好みの問題ですが、やはり皆様言われていたアキュの音は物理や電気特性は良いのでしょうが、面白くないということです。



企業秘密でしょうが、メーカーはトランスやコンデンサーその他の部品等で力感を損なわないようノイズを吸収し、あえて可聴帯域外にピークやディップ・歪みを追いやり艶や力感を感じさせる音作りをしているのでしょうね。自分の好みとしては、現在使用のアキュのアンプには、他メーカープリアンプでのカラーレーションはある程度必要悪かなと感じてます。

あまりにスッキリ整いすぎた美しいものは、3日で飽きる的な音か? 

少し崩れたほうが、愛嬌があって飽きないのは周知のことでした(笑)。



音楽は楽しくなくっちゃ! ということで楽しく弾むプリアンプはやはり必要かとこの頃。