2016年10月11日火曜日

自分好みの音を目指して!

ご無沙汰しております。ブログの操作も忘れてしまいましたが14月ぶりの更新です。


自分好みの音空間めざし執念で、塗った・切った・張った等々数々の小さな実験を繰り返しモグラ叩き状態で早8と何か月。。。

まあ、、、家でも3回の立て直しでやっと理想的になるか?てなもんで、ことオーディオ空間ともなると目に見えないパラメータが多く更に難しい。

 色々なところで聴かせていただいても、自分の好みでは音楽専用に作られた空間よりもどうってことのないボロ空間や屋外等の何気ないところでの演奏や歌のほうが耳に残ってることが多いのはなぜか?
思うに詰まる所、少しの適度な反射と吸音ではない音抜けなんでしょうね。

 ではと、色々調べても、、、偉い先生方や専門家等々限定的・部分的にはもっともらしい計算式や能書きを垂れるもどれもこれもトータルバランスを欠いた論理ばかりで、明確なノウハウは無く自分の音空間作りの役には立たない。

私自身は聴いたことがないんですが最近巷では、 全反射の壁と全吸音部分を組み合わせ音作りするそう何とか式とかを取り入れマイスニングルームを作る方も増えてきたようですね?、それら空間の写真や記事等拝見するとほぼ中身は糊を固めた樹脂で出来た合板で作られたものが多い。
木で全反射とは?音は抜けるし合板では反射音は悪いでは、何ともですな~。
吸音も吸音率の考え方は良しとしても反射面の間に幅のあるグラスウール丸出し吸音は経験から言うと、10cm幅でも逆相感が出て耳障りになる。
さらに大切なステージ部分はシンメトリーが大切と思うんですが、ステージと左右壁のアンバランスな吸音部分では、反射のバランスが悪く音の動きが阻害されると予想できます。(気が付かないのかも)
他にも良いところ取りで作られたものもあるようですが、そんな空間で心から満足されてるのかな??

ま! 作られた当事者が良ければ、第三者がどうのこうの言うべきものではないので良いのですが、たった一度で完全完璧は無いにしても満足された方は幸せ者です。
私も過去に完成宣言したことはありましたけど。。。

 さて、
一年4か月前にやったフロート壁での実験は天井高がある柱に強固な重い壁で柱強度が無くなり共振壁となっていたものを軽い壁に変えることで共振は解除され成功でした。

 しかし当時は三面がブロックで覆われた環境は、その後ペンキの音が気になり漆喰壁にしましたが24畳空間では反射が強すぎ現在ブロックは撤去した環境になりました。
したがってバランスが変わりましたので、最終改造オーラス前の段階へ突入します。
(オーラス前とは予算の都合で床を数年後に変更する予定)

 今回は、三重張りからくる無用な不要共振と中身はほぼ糊で出来た音抜けが悪く反射音の悪い合板のラトビアバーチの壁と天井を全撤去し、無垢の木材で音抜けと心地よい適度な反射良い響きを目指すべく自分なりに対策したリニューアル工事に取り掛かることました。

雪が降るまでには終わるでしょう()