2014年3月29日土曜日

部屋のクロストーク修正完了!

吸音系は一切使わず、サーロジック・パネルだけでクロストーク(チャンネルセパレーション)の修正完了形です。

横幅のない縦長使いでフロント略石的均一反射の部屋でも、ヘッドフォンと比べ遜色のないチャンネルセパレーション入手は可能と解りました。

どんな部屋でもあきらめることはありませんね(笑) 工夫次第でやりようは、あるといううことです。

左前からの風景。

SP横のセンターパネルは、蝶番をはずし片面を裏返してリブ面を交互に付け直し、後ろ内側をリブ面とユニット手前は裏側にして反射を調整。

SPパネルはおきて破りの設置です。

中心のセンターパネルは密度感が出るものの、サイドの音が中心に引っ張られるため、外しました。




SP後ろの調整は結構手こずりました。

黒パネルがSP後ろを巻き込んでいるので、
低域の量感が多くなりましたので、15cm程SPを前に出し量感を調整しました。













参考にした音源は、ノードストのテストCDの11番「リーダーテスト・アップ」です。以前は左チャンネルがおかしかったのですが、左右チャンネル共に完璧に真っ直ぐに上がります。





少し上からの風景。


















フロントセンター奥の右からの風景。

この隙間から反射音がセンターの和心に集まるので、センター薄くなったり定位が奥まりすぎたりはしません。
ここを閉じると穴蔵の奥からセンターボーカルが聞こえますよ(笑)

一時反射が強いこの部分は、パネルを裏返して使っています。











左右それぞれの別スピーカーチャンネルから反対側の信号を少し差し引く(位相を反転して加える)方法も試しましたが、音がよごれましたので、これは却下しました。

 最後にヘッドフォンと交互に聞き比べ。

チャンネルセパレーションだけは聴感で略互角です。

定位・音像・音場感等の位相に敏感なオーディオマニアには、ヘッドフォンは全然話にならないレベルですね。

とにかく、スッキリして聴きやすくなりました。

2014年3月27日木曜日

クロストークをルームチューニングで直してみる。

フロント上部のペイントも1週間経過すると、ペンキが乾いて定着し本領を発揮してきた。

フロントは略!石状態(笑)

なので、さすがに左右壁の反射が強調されクロストークが、脳内イコライザーでは間に合わなくなる。
右スピーカーの音が左から・左スピーカーの音も右から聴こえてくるのが、クロストークですが・・・機器的に対策はされているものの、部屋に関しては触れられている記事はほとんどないので、サーロジックパネルでどこまで改善できるか実験してみました。


前後が浅く左右が広い横使いで、なおかつデッドあればクロストークは殆ど感じないでしょうが、縦長使いでしかもライブな部屋は、血の通った響とスケール感も出るがクロストークが結構強い!

参考に私の部屋寸法は、スピーカー軸からサイド壁が90cm・スピーカー間は260cmの430cmがスピーカー横の寸法で、リスポジ横長さ5m・縦は7mの縦使いです。






センターパネルも3年ぶりかな~。
ひっぱり出してきて、あっちこっちに動かしならセッテイング。

混沌状態!

これが1週間続きました。

続く・・・。

2014年3月24日月曜日

ヘッドフォンを衝動買い!

何気にブラっと、ヨドバシカメラへ行きました。

目についたのが、BOSEのノイズキャンセリング・ヘッドフォン!

工事現場などで、機械の騒音を逆位相の音を出して消すという理論は知ってましたが、
ヘッドフォンでもあるんですね(遅れてる・・・)知らなかった!

密閉型ではありませんが、耳に当てると確かに店内の騒々しさは、確かにそれほど聞こえなくなります。ノイズ感もなく20db程落ちる感じ・・・ふーん。。。


 能書きを見ると、ファーストクラスご用達とある。

衝動買いしちゃいました(笑)

ケースに入れて持ち運びも出来ますが、私には関係ないでしょう。

オーディオで使う気はありませんし・・・パソコン用か、孫たちの喧騒時に使うくらいかな。

それにしてデジタル技術の進歩は凄いものだ!!

商品化されてないもののノイズキャンセリング・システム「SONO」って言う、凄いものもありますよ。
この技術を進化されれば、そのうちオーディオ用も出来るかもしれませんね。
 http://matome.naver.jp/odai/2138272247672979101

2014年3月13日木曜日

邪魔を消す。 一応完了!

 前回3月3日よりも80cm程前にせり出し140cm前に伸びました。
ちょうどスピーカーの真上までペイントしたことになります。

システムにペンキがかからないように移動そして養生に3時間・ペイント3時間・かたずけ2時間と結構時間がかかりましたが、ペンキ屋さんはひとまず完了。当分やることはないでしょう(笑)
 フロント・サイドの隙間は、音に影響のない障子紙でマスク。
 屋外コンサート・ステージのせり出しの様な感じです。
 RT60データ、500hzの残響時間ですが0.57秒と、この帯域の残響時間は増えてないよう。


周波数特性は、サブ・ウーファーを付け忘れたデーターになりましたので、60・50hzが落ちて100hz・80hz上がって見えます。

高域は1khzが少し上がって1.25khzから8khzまでほぼフラット、10khzが少し落ちて12.5khzと16khzはフラットになっています。






左が天井部分を塗ってなかった3月1日のデータです。
SPLが違いますが、違いが判るでしょうか?

大して変わってないように見えますが、音は高さも上がり浸透力が増し、明瞭度がクリアーで、より綺麗に弾んできました。

以前はリバーブの効いた苦手の音源も、苦も無く再生しています。

2014年3月12日水曜日

独り言。

自分自身・・・昔は憧れたこともあるのですが、またっり・こってり・汚い歪のエッジの立ったこれ見よがしな深みのない「耳触り」で「軽率な」音は、ヨーロッパの石の音を経験した後には、好みが変わったのと年のせいか?浅はかなものとしか感じれなくなった。
 
ソナス・エリプサを使っている理由は、5年前くらいかな~当時のDD66000とストラリバリウスを同じ環境で聴き比べた結果求めたものである。
 
正確無比な調べと、楽しませてくれる調べの好みの違いだ。
 
ストラリバリウスやDD66000などとても買えない身の上なのでエリプサというわけ!
 
そりゃ、ショップに鎮座しているエリプサは聞かれた代物ではないもので、殆どの方は張りのない腑抜けた印象しか持てないと思う。
 
そんなエリプサだったからこそ時間をかけて交渉でき、今我が家に鎮座している。
 
部屋(空間)が一番、音に影響することは35年以上も前から薄々感じていたことだが、
やっと余裕と時間が持ててきたこの6年間、思いっきりのエネルギーをぶつけてきた。 数年前のエリプサとは全く違う音になっている。
 
結論として音の入り口はスピーカー(その他機器はこのスピーカーを本来の能力で鳴らす為)、出口は部屋(空間)である。
 
これは私の持論でありますから、いや!プレーヤーだDACだ、それよりもプリetcだとのご意見はもっともでしょうが、喧嘩も殺し合いもしたくない年齢なので、不満・反論のある方は意見の相違として下さい()
 
持っている音源の半分はポップスで、残りはクラシックとジャズ・その他であります。
そんなにポップス主流ならスピーカー変えたら?等と言われましたが・・・それこそ何も解っていない意見!!!
 
歪のない綺麗系が好みなので、現スピーカーなのです。
 
更に言うなら、歪を無視するならどんなスピーカやシステムでも良い! くらいなもので、
テレビ用に使っているJBLA-600という2ウエィの小型に変えたって、60hz以下の低域と歪を感じることが出来ない方であれば、どっちが鳴っているか分らない。
 
それぐらい部屋(空間)比率は大きいのです。
 
独り言でした。。。

2014年3月5日水曜日

弘田三枝子のアルバム。

EVAさんより情報いただいたアルバム「MICO JAZZ LIVE IN KITAKYUSHU」です。
 
弘田三枝子といえば、1960年代当時のアイドルで覚えているのは私が小学生だった頃の「シャボン玉ホリデー」くらいかな?
 
当時、弱冠16歳でニューポートジャズフェスティバルに単身ゲストシンガーとして出演、ネルソンリドルオーケストラをバックにして歌った伝説を持つという凄い方
 
「人形の家」など歌謡ポップスは覚えている不倫騒動からの傷害事件を起こしたことから芸能界を干されてしまったり、渡米して結婚離婚そして子供を連れて帰り地道に日本で歌手活動を続けた。整形でも有名だが・・・。
 
かれこれ1年前の1997年に北九州で行ったジャズライブが本作品で
 
EVAさんは再発もので1000円台で買ったそうですが、私のは中古で3009円。
でもジャケットにサインがあり「MICO 99 LOVE」と入っているから初版ものかな?
 
このライブでは当時50歳とは思えない声のつややかさ、それにも増してスタンダードジャズそのものへの思い入れと、上手さが伺える名盤といえそう。
 
ライナーノーツによると、3曲目の「Someone to Watch Over ME」はリバーブ処理に問題があり輪郭がクリアではないと書かれているが当方では問題ない
 
9曲のうち1曲だけがオリジナルナンバーだが、他はすべてジャズ・スタンダードなので聴きなれた曲ばかりだし、何と言っても歌がうまいですね~。
そんじょそこらの駆け出しとは、さすがに違います。聴かせてくれますよ~。
 
まずリズムの乗りが違う。歌唱からスキャットに移行するジャズボーカル独特の雰囲気は現役の日本人ではなかなか出せない。英語の発音もいい。古いといえば古いジャズなんですが、影で凄い努力をした賜物なのだろうか、苦労したんだろうな~と思うくらい、とにかく味わい深い。
 
尚この人の声は低音にも特徴があるので、高品位のシステムと環境で聴かないと魅力が半減します。(始めパソコンで聴いて・・・なんだこれ?って思いましたから)

2014年3月3日月曜日

三月三日は耳の日。

難聴になる時間と音源例
音量
音源例
難聴を 患う時間
120dB
ジェット機の着陸(25m付近)
5
110dB
工事現場のドリル
20
100dB
ヘッドホンステレオ(最高値)
1時間
90dB
 
 
80dB
道路の騒音
8時間
60dB
 
この程度の音量では、あまり難聴障害は起きません
50dB
洗濯機
40dB
 
20dB
木の葉の音
0dB
聴覚の最低値
 大音量には、気を付けましょう。

邪魔を消す。3

 
 
 フロント上部隙間のペイントは、音への悪影響はないことが分かりました。

フロント壁面は、全面均一反射で問題なしです。

素人は調子に乗ってやりすぎるのが、悪いところなんですが、天井部分はどうかな?
 5年ほど前にも床以外は全面ニス塗装した経験があるので、天井も均一反射で問題はないハズ。 天井は若干吸音のほうが良いとの意見もありますが、反射率を上げたほうが左右壁では、広がり・前後壁では奥行・天井では高さが出るのが私の経験値です。 どこの面も吸音系にするとこの逆で狭く・奥行き感が無く・高さのない音場になります。


取りあえず天井部分は控えめな58cmだけペイントして みます。

壁と大違いで、上向きに塗るのはしんどい!


 一度塗りと二度塗りの違い。
三度塗りました。所要時間3時間。

結果は問題なしで、もっと前にせり出すようにペイントしたくらいですが、今のところやりたくないです。 さすがに、ちょっと辛すぎ!

それにつけても、昔フロント壁の窓に装飾用のビニールを張り付けたときにも感じたことですが、ビニール系の養生テープ、薄く面積的に小さいものでも、ひどく音が汚れ汚くなりますね。 

ビニール系は音悪です。

2014年3月1日土曜日

邪魔を消す。 2


 

フロントサイドの隙間はこんなものでどうかな?
と、紙粘土で作った花と葉。

結構な手間と時間かかります。

指でさすったり軽くたたいてみると、安っぽい音がするし、乱反射なので・・・どうしようか迷う。











ので、上部隙間をまたペンキ屋もどきになりペイント。ついでにブロック穴を塞いだフェルトも高域吸音しているので、ペンキ塗り。






フラットなF特を目指している訳ではありませんが、独りよがりな感覚を補佐する物差しとして、測ったリスポジ・データ。
 
高域も上がりましたし、他の帯域も変わりました。
 
400hzのディップが良くなって来たのは嬉しい。
 

 

楽しみの邪魔を消す。

オーディオを心より楽しむ為に、必要なパラメーター(条件)ってどのぐらいあるんでしょうかね?
恐らく膨大な数になるので、教えていただいても対応処理出来ないのでご教授は辞退いたします(笑)。

知識経験足らずの私がお恐れながら、
大きく4っつに分けて、
○空間(部屋)
○電源
○システム
○耳

各条件を、ちょっと細かくして、
○空間(部屋)
 形、底辺・高さなどの大きさや空間容量、構造、強度、床壁天井各々の素材、各周波数帯域の残  響時間や音圧、反射率と吸音率とそれら素材の位置や高さ形。
 
 
○電源
アース、柱トランス、引き込み線、分電盤、ブレーカー、ケーブル、シールド。
 
○システム
スピーカー、アナログ・デジタルプレーヤー、フォノイコ、クロック、DAC、プリ・パワーアンプ、アクセサリー。
○耳
感度、経験、体調、姿勢。
 等々etc・・・・・・まだまだ、ありますよね?

 厳密に考えなくても、大きく分けた4条件がないとオーディオにならない訳ですが(当たり前)・・・
なかでも条件としては構成要素の大きいと思われる、最高な部屋や空間(どっかに、あるんでしょうかね)が、あったとしてもスピーカーがなければ自分で歌うか演奏するしかない訳でオーディオにならないですし、どれか一つの条件が突出していたとしても、ダメですよね~(また、当たり前)。

特に部屋空間においては、今度とお化けに、会ったことがないみたいなもので、 理論的であってもどれもこれも曖昧で現実的・実践的に、この条件!これが絶対!な~んてものが何一つ!ないしこれまで見たことも聞いたこともありません。(機器的な理論は突き詰められているようですが)
なんて言っちゃうと身も蓋もないかもしれませんが、音響理論を駆使し大枚使って作られた音を奏でる空間よりも、なんの変哲もない空間のほうが音の良いことのほうが多いのも現実。

話が脱線過激気味になりました。

スピーカーやアンプ自作派の方のように、始めから思うようになるわけがないオーデォオ専用物置を6年前作ってしまった私としては、曖昧極まりない事柄を感覚的に楽しみの邪魔を消す修正を実践する日々を送っているので、部屋改造派です。(そんなジャンルあるかいな?)

「otoはそのうち、ラジカセで聴くだろうね。それも2980円の!」なんて言われているようです。
誰だ!そんなこと言っているのは? 
ま、言うだけタダだし、無責任な悪口は楽しいでしょう?せいぜいラジカセに負けないよう頑張ってください(笑)

ここまで前置きですが、楽しみの邪魔をするマニアも消させていただきますね。

今回の邪魔はこれ。
ペイントした上部とフロントサイドの隙間!
音は耳で聴くものですが、視覚的に気になるのも邪魔なるので、何とかしたい。