2008年11月17日月曜日

ジャシンタ?とジャシンサ?


ジャシンタ?シャシンサ?のアルバム4枚。
左上は私が昨年タワーレコードで探して買い求めたもの、その他はEVAさんお勧めのアルバムです。左上のジャシンタ?はポルトガルで活躍だそうで、鼻かぜを引いてだるそうな歌い方で今一。
他のアルバムのジャシンサ?は、中国人の母とインド人の父から生まれシンガポールで活躍と全くの別人(紛らわしい名前ですねぇ)、上品で優しい歌い方、音量を上げるとマイクが近いのか、喉チンコが見える感じがします。じっくり聞けるアルバムですね。

2008年11月12日水曜日

完成!

完成です。響きがい~い、音量を下げてもバランスは変わらなく、上げてもうるさくならない。張りと艶のある音。立体感と奥行きのある引き込まれる音。高域だけでなく中域・低域全てが良くなりました。と言うよりそんなことは気にしないで素晴らしい音楽が鳴っています。

耳障りな不快感の無い自然な響きはイコライザーでは作れないでしょうし、全面塗装(天井は吸音の為未塗装)することで同一壁面に吸音系が入っていると不快な音が出るということも確認でき、クリアできました。これは逆に壁面に反射物を面一に設置などすると同じような結果になるのではと思います。部屋全体の振動数を合わせないと共鳴が好くないということで、訳もわからず中途半端に反射物や吸音物を入れるくらいなら、どちらかに統一したほうがよくなるのでしょう。でも反射は壁振動やフラッターがある部屋だと難しいので、一般にはデッドな方向のほうが音造りしやすいのでしょう。

多くのオーディオマニアの方が長年の時間をかけられてもたどり着けないところまで、僅か2年で(ひがみは無しで願います。)来れたことは、サーロジック村田氏の先見の明に拠るところが多大です。氏の「機器はそこそこであれば何でも良いですよ。」と言う言葉の集大成がこの部屋ですので、悩まれている方々に是非とも確認に来られることをお勧めいたします。
断言させていただき恐縮ですが、機器やアクセサリーにいくら情熱とお金を賭けてもルームチューニングが出来ていない部屋は良い音にはならないです。(脳イコライザーをフルに活用できる方は別ですが、疲れますねぇ。)
良い機器をお持ちの方は、良い器に入ることが出来ましたら、私の音など足元にも及ばないものになるでしょうし、この件について村田氏は何か計画中だそうですので、ご興味のある方は直接お問い合わせを。

先述のイコライザーで、追記ですが、部屋の音が悪いので又は土地や予算等諸般の事情によりそのような部屋が手に入らないので、やむなくイコライザーを使うと言うのは理解できますが、ビックリしたのは○○式オーディオルームで有名な某氏と有名評論家たちが、某ステレオ誌イコライザー特集の中でイコライザーを賛辞賞賛していましたが、何ですかあれは?
いまさらですよね?散々高い機器を進められて買った方や更に高額なオーディオルームまで作った方々を馬鹿にしてるのではありませんか?某有名メーカーがイコライザーの新型を出したからのマージン稼ぎと疑うのは私だけでしょうか?
ましてや、響きのよい部屋をお持ちの御仁は極一握りでしょうからなどと、のたまう始末の影響力の大きい某氏。皆さん高額な機器で散財する前に、響きの良い部屋を持つ一握りの御仁になりましょう。、

2008年11月10日月曜日

ニス塗り完了

日曜日の休み丸一日かけて、残りの上部1/3を塗ってニス塗装完了!
ニス14リットル・刷毛・桶・養生用紙とテープでかかった経費は3万円ほど、プロに頼むと十数万円ですから安上がりです。

音の感想は、しばらく乾燥させてからアップさせていただきます。
続く・・・























































































2008年11月7日金曜日

更に目指してニス塗り 続きの続き

前回、高さ120cmの範囲のパネルと内壁をニス塗装完了し、結果はグッドでしたので更に120cmプラスして高さ240cm全周を塗りました。
結果は、益々グッド、ベリーグッドです。
でも、途中経過(半分程塗った状態)の音は、本当にこのまま進めても良いのか!!と心配になるくらい酷かったですね。
この建物の建設途中でも経験したことですが、反射面に吸音系が隣接すると、とても不快な音になるのです。 
どうしてなのかと思いまして、色々ネットを使って調べましたら、どうやら振動モード(固有振動数)が違うものは共鳴しないんですね。たとえば鉄と木とかガラスを同じ面に置いて共鳴しないようにかな?壁の木にニスを塗ることによって振動数が変わるようなのです。たしかに塗ると、こんこんという音からコツコツと変わるのがこれなのだと思いますが、何やら理解に苦しむ内容になってしまい自分でもよく解りません。

良い子のクラスに不良が入ったみたいな(たとえが悪いですね)
ガラスのコップにたとえますと、空の状態で叩くと響きます。それに水を注いで叩いても周波数は高くなりますがそれでも響きます。でも中にテープなどを張ったりすると響きが鈍くなりますけど、そのような感じで音楽的な楽しさや迫ってくるような躍動感などの感動が感じられなくなります。

部屋はスピーカーから出る音の響きを、増幅する大きな楽器(ギターやバイオンの胴)みたいものではないでしょうか?
同じ機器とスピーカーを使い続けていますが、オーディオルームを作る前の母屋の部屋で出ていた音と現在の音は、月とスッポン・天と地ほども違うことが、何よりの証明だと思うのです。
一番に部屋、2番にサーロジック音響パネル、3番に電源、4が無くて5にスピーカー、その他の機器はどうでも良しと言ったら、その筋の方に怒られるでしょうか?(最低音域は無いですけどラジカセでも良いですよ)
このように感じる今日この頃です。

2008年11月4日火曜日

更に目指してニス塗り 続き

翌日、パネル塗装に気を良くしていよいよ壁です。壁! やり直しが聞かないので怖いですが、自分では大丈夫!よくなるはずとの目算があるのですが・・・

まずは、後の左右バーチ1枚づつをニスが落ちて汚れないように、養生です。






これは、左側。

後2枚分を塗り終わり、大丈夫そうなので、次にもう2枚分フロント側を塗ることに決定。










片側壁2枚分ニス塗装完了。
指でノックするとコンコンがコツコツと変わりましたが、パネルの拡散反射と違い平面反射なので
思ったほど強い反射が無いのです。

この調子だと左右壁全面を塗っても良いとの感触ですし、残響時間も延びると思います。







リスナー後ろ側の高域反射パネルの下側中心から2枚を外し左4枚と右ドアからを塗装。

パネルの近くで声を出しながら音を聞くと、塗っていないものは、声が柔らかく吸音され、塗装済のものは声に張りが出て反射してきます。






センターパネルを塗装済のLV600に差し替えて聞いてみると、昨日は中心に集まりうるさく広がり感が無かったのですが、広がり感を保って中心に力強さと、言った感じにバランスが変わりましたが、まだセンターは初期設定のものでしばらく聞き続けることにしてみます。






更に目指してニス塗り


何故にニスなのか?は、目指すは石の音。いきなり石は高価で危険性大、そのための実験として安いニスを塗り音の調子を聞ながらどのような変化をするのか試していると言うところです。将来は多分石を貼っているでしょう。当方の部屋には一般で言う吸音材的なものは一切ありません。強いて言うならば、固めのレザーを貼った椅子とリスニングポイント後のテーブル?に敷いている紙製のクロスそれと聞く人間くらいなもので、その他は木と鉄なのですが、その木(壁のバーチ合板等)自体がニスを塗ることで、あらゆる帯域を吸音していることが解ります。もちろん全ての面を塗る気はありませんが、どの範囲まで硬くして良いのかバランスの取れるところを探す作業ですね。
吸音材といえば、使っている方が多いですが、ただでさえ吸音されている部屋がほとんどなのに、なぜ高い金額をはたいてさらに吸音が必要なのでしょうか?教えてくださる方がいらしたら。教えて欲しいものです。
私の部屋に吸音するものは、一切ないと言っても良いくらいですが、それでも残響時間は4・5khzからだら下がりです。8khzまでは上げたいので、皆様方とは逆のチューニングをしています。
今回は、ワシンの水性ニス艶あり4ℓ入り8500円を買ってきて、フロントサイドのパネルの下を塗ってみます。なにせ、塗ってしまったら剥がせないもので、パネルの上半分からおっかなびっくりもので、一か八かの感じでチャレンジです。


左、上半分だけ塗ったSPとサイドパネル4枚。
これから下の部分を塗り始めます。



塗装中です。
音を出しながらの作業で、音の変化が解ります。
サイドのパネル全てを塗り終わった感想は、グッドです。高域だけでなく低域も締まりました。
この時点で、センターパネルを塗り終わった60cmのLVパネル4枚で交換して聞くと、音の広がりがセンターに集まり、音楽が弾まなくなりました。
フロントセンターに反射の強いものは難しいのかな?
続く・・・