2016年11月30日水曜日

堕耳の改造略歴

20088月 オーディオルーム完成
200810月~12月 高域を吸っているバーチ合板表面のうぶ毛状態をニス塗装でつぶす。
20112月~3月 共振している床の改修工事&土台敷き直し。
201112月~ 音抜きと共振解除の壁工事始まる。

細かい実験的改修は数々あれど、大きく気にくわないことを羅列すると部屋が出来た当初は高域不足。
その後は低域共振と音抜きの闘い。。。

特に壁は落ちそうになったり、体を痛めながらも5年以上闘い続けている。

201112月から始まった壁改造は想定した5段階の最終になってしもた(;´Д`)
すなわち壁も天井も全撤去!

感性が良い人はラジオやスマートフォンで十分楽しめるのに?
なんでそこまでやらなきゃならないの??って
悪く言うと、感性は低いしおまけに堕耳だから、大したことはないのに少しでもクリアで力強く良い音で聴きたい欲猛け自己中なんでしょうね。ハハ
良く言うと、自分の理想を目指し挫けないチャレンジャーなんて(^_-)-☆ね。(爆笑)

とにもかくにも音楽情報をスポイルする共振と密閉空間の反射は気にくわないんで、来月から工事開始。

2016年11月22日火曜日

アムレック パワーアンプ AL-202H のファースト・インプレション

このちゃっこい、オモチャみたいなパワーアンプ、見かけによらず中々と言うよりも結構な音出ますね~。

試聴環境は2階タイガーボードにクロス張り8畳の寝室兼パソコン部屋で、
プレーヤーはマランツのネットオーディオNA8005、スピーカーはKEFのLS50にAL-202H、電源は普通SPケーブルはm何十円を3mのニアフィールド・リスニングですが、
オーディオ評論家のブラインドテストで300万円以上のパワーアンプより高評価というのも、うなずけるかも。。。です。

パワーは4Ωで20W、8Ωで10W。
LS50は8Ωなので、最大10Wの出力ですが、リスポジが2m程でもボリューム位置12時でいつもマイオーディオルーム聴いている音量70~80㏈くらいの感じですから十分ですね。15時以降の位置はさすがに高域が歪んできますが、この8畳空間でのニアフィールドでは13時位置で結構な大音量になります。

元気ばかりで音楽のニュアンスや定位感・セパレーション・レンジ感・艶・奥行き感など望むべくもない音かと思ってましたが、そんな事ありません。これらも結構なもんですよ。
恐らく聴いてみればデジタルアンプも進化したもんだな~と感激しますよ。
なんたって1万3千円ですから!! 
笑ちゃいます。
軸上1.5m

ベッドより軸上2m

新型はデュアル・アンプ50Wで3万円切る価格で出てます。
この1万3千円でも十分ですから、かなり期待できますね。


デジタル・パワーアンプ到着

一日遅れで無事到着。
アムレックのAL-202-H デジタル・パワーアンプ。

煙草の箱2個分の大きさ!
重さ600g!!














プレーヤーの右にあるのがアンプです。

オモチャみたいですなぁ(笑)

どんな音がするかな?

これから試しますね。


2016年11月20日日曜日

オーディオの引っ越し

真下棟梁の体が空かなくまだ工事の日は決まってないが、ボチボチとかたづけ開始。

合板壁のファイナル・セッティング。

昔は58枚もあったパネルも、この通りバッソを除いて3セットとセンターの和心だけになりました。


リアの壁を軽いフロート式にしたとたんに共振が無くなったことで50枚ほどのパネルが無くなりました。反射よりも吸音の為に役に立っていましたね~。
そうはいっても最終形のパネル位置がサウンドステージのシンメトリーを構成してます。
音の反射点はこの配置になります。これ以上の反射場所と数は必要なし!! 
壁リニューアルの樺板の設置場所でもあります。

フロント固く・リア柔らかく、床固く・天井柔らかくで、音を前から後ろへ、下から上へ、センターから左右へと音の波を自然・自由に遊ばせる目論見ですが。。。誰もやったことが無い事なので出来てみないとわかりません(笑)

オーディオルームで聴くことは年内は叶わないので、最小システムのスピーカーとネットワークオーディオを8畳の寝室兼パソコン部屋に移しました。
プリアンプは200Vで当然電源がなく、重さ50kgのパワーアンプは大きすぎて入らず。

ボリューム付きのアムレック20Wパワーアンプで鳴らします。8畳の部屋ですし大音量は出せませんので取りあえずは十分でしょう。

そのパワーアンプ明日到着予定が郵便局の手違いで明後日になる模様。
理由は送り状にアンプと書いてあったので、リチウム電池が入っていると思い航空便から船便に変更したとの、訳わからん内容。アホか!

2016年11月13日日曜日

オーディオルームの壁と天井リノベーション 目的と方法・素材

自分用備忘録としてまとめました。

●目的
不要な共振・反射を無くし、耳触りの良い響きを残し、音抜けの良い空間を目指す。

●方法
4寸柱を揺るがす、過剰で重い36mm三重張り合板作りの壁・天井を、音抜けが良く(透過損失の大きい)暖かく生気のある響きの、軽い無垢材を床・壁・天井と縁切りし各板はスリット5mm空けて取り付ける。

●素材
写真:左から、かば・杉・桐のサンプル

厚さ10mm・幅100mm長さ900mmの杉・かば・桐材使用。
フロント・サイド壁のメインは杉板。
かば板は、一時反射部分のみ使用。
天井とリア壁は切り板使用。
枚数換算すると、
杉板656
かば板68
桐板576枚 
低域反射用のブロックは、かば板反射壁部分の内壁に設置高さは3段の57cmで使用個数は15cm厚ブロックで24個。
壁・天井を透過した音を打ち消し戻さないための55mm40kgロックウールを増やしグラスウールと合わせ厚さ170mm相当の壁内吸音材。

長期の苦労も、まとめると、簡単ですな~()

ちなみに、スリットを吸音面積ととらえると全空間で5%程度にしかなりません。(何とか式は幅広スリットだらけで18~23%)各板との5mmスリットは吸音より共振エネルギーを小さくする狙いです。リアのフロート壁と比べると面積は0.375と約三分の一厚みも2mm薄い。

吸音は無垢板の空間全体での透過損失狙い!足りなっかたら、数年後に床を15mm厚かば板に変更予定。

無垢板を耳に当てて叩いたり、耳を塞いで音を聴くと板の音が分かります。
桐は、方向性がないが華やかな音で手のひらで耳を塞ぐより音が透過します。
杉は、軽く明るい軽快な音で桐より透過しないが音抜けが良い
かばは、キレイな芯のある音で密度が高い分反射が強い。

これらと比べると中身は糊で固めた合板は暗く濁って死んだ音としか聴こえない。
システムから出てきた音は部屋の素材と混ざって耳に届くわけなんで、音の悪い素材は使わない方向がベターでしょう。樹脂・糊・ニス・ペンキ・漆喰等の塗り物は経験済ですから今後とも使う気はないです(笑)



2016年11月6日日曜日

雪が降る。

朝6時半ころ起きて見たら雪!

10cmほど積もっている。

毎年5cm積もった日は除雪になるので、
こりゃ、今年初の除雪作業だな!







昼までに積雪量は23cm!

23年ぶりの記録的、積雪量とのこと。

まあ、根雪にはならないと思う。

しかしここ最近は、毎年天候不順で昨年も根雪になるのが早かったなぁ。





オーディオルームのリニューアル工事が12月からなんで雪が心配だ。内装工事だけなんだけどね。

2016年11月1日火曜日

バランス型トーンアーム・ケーブルに交換

遡ること1年前。
後ろ壁をフロート壁にしたことで共振が無くなった。
のは良いんだが、今度はペンキの音が気になり三面を漆喰壁にした。
漆喰ってのは、乾くのに時間がかかる。
完璧乾燥は1年ほどもかかるそう。

半年経過した頃、次第に反射が強くなってきて
刺激が強すぎ・レンジ出過ぎ・情報量多すぎで音が飽和してきました。
そんな時、春の陽気に浮かれ、ついオーディオショップへ行ってしまい。目についたのがマッキンのプリアンプC-52.
中域重視で広がりがない音に、今の部屋に合っているか!と、購入した次第。

ひと月少しは聴いてはいたものの、フォノイコは良くないし~ その後我慢の限界にきた漆喰ブロックは撤去。
結局AITプリに戻しマッキンプリは、お蔵入り。。。

寝かしていてもしょうがないんで、9月末リンのフォノイコ・ユーフォリックと物々交換しました!


リンはイギリスのメーカーで電源は220240V対して日本は100V
ユーフォリックは自動でどちらでも使えますが、100Vでの使用は力ないから情報量もなく線が細く、これで324000円は高いよ~ってくらい大した音は出ない。
200V電源にしてやっと、まあまあになりますが、こんなもんじゃまだおかしいよと、ユーフォリックからプリ間をバランス接続してみたところ、うん!良くなってきました。

やっと、タイトルのバランス・トーンアームケーブルの話に来ました()

電源から機器間すべてをバランス接続して、実力が分かるフォノステージ・ユーフォリックですが、リンのカタログやHP調べても無いんですよね~? バランス・トーンアームケーブルが?? 他メーカー製のケーブルはありますがLP12はご存知のようにふらふらターンテーブルなんで重く太いものはプレーヤー自体の性能に影響がでる。
そこでリンへ直接問い合わせすると、カタログに載って無いものも売ってるんですって。


値段は43200円。(モガミのケーブルで!)

注文しました。
意外と早く1週間くらいで到着。



アースーケーブルは無い
と、言うよりバランスケーブルなので、
中に入ってる。
接続機器のアースと落とし方があっていれば、
必要なし。








早速、接続。。。
5年以上、最近いじってないMAJIKLP12プレーヤー。
大変ですね~~~
アースケーブルを外すにもねじが見えないしトーンアームのねじに干渉して外れない・・・。こんなちゃちなねじ一つに、プレーヤーの下に潜って3時間格闘でもです。まるで筋トレの腹筋以上ですな() 何日かかかって外しましたが、もう水平もスプリングも調整も何もかもがぐちゃぐちゃで、おまけにトーンアームのリード線は切れるはで、これは修理に出しましたが、12月に部屋のリニューアルがあるので全てかたずけなければならない状況、したがって、機器で一番最小に撤去です。(分解して)

おまけのトーンアームから他のに交換して、年明けゆ~くり組立調整です。まともな音になるのは春ころかな??

改めてアナログは難しいですね。(だからこそ面白い)