今月の12日から聴き比べしていたものの左右の出力バランスが同じにならなく、機器の不調ではないかとDCアンプマニアさんに送り返して見ていただいたところでしたが、いろいろ調べた結果インターコネクトケーブルのコネクター部分の接触不良ということが判明いたしました。(まったくどんくさ!お恥ずかしい!)それも某有名メーカーのA○○のメーター十何万円もするケーブルでして・・・まったく何でしょうね(ふんとにプンプン!)DCアンプマニアさんにケーブルまで作って頂いた始末で、本当にすみません。作って頂いたのは400~500円のコネクターにモガミのメーター240円のケーブルです。2本セットで十何万円対約2600円なんですが後者でやっとまともに音が出ました。
そんなこんなで長らくかかりましたが、やっとDCアンプマニアさん作の金田式パッシブアッテネーター・DCDAC・DCプリアンプ・そしてバッテリー式プリアンプの試聴報告です。
まずは
●DCDAC。
アナログのDACだそうでしてゲインが高い。きつい音がお好みの方であればアッテネータとか音のぬるいプリに組み合わせて使うと良さげかも。当方の響きの多い環境にはちょっと強すぎて合わない感じ。
●アッテネーター。
村田氏より頂いたシンプルなタッパーアッテネーターは200~300円程度のボーリュームコントロールが左右1個ずつなので音量を合わせるのが微妙。
DCアンプマニアさんのボリュームは5万円が1個。なので当然音量調整が楽です。
商用電源は使っていないのでどちらもSNはもちろん最高レベル。
音質的にはシンプルさで村田氏作。
使いやすさ安定度でDCアンプマニアさん作。
パワーアンプにもう少し粘り強さがあれば、プリ無しでアッテネータもありと思う。
クラシックやシンプルなヴォーカルにはいいですね。
●DCプリアンプ。
前回ゲインが高くボリュームに抵抗を増やしてゲインを下げていただき、おまけにアースの極性とインレットをアースつき3Pに変えて頂いたものです。
確かに前回よりSNは良くなり滑らかな音になりましたが、おとなしくなりすぎたかな。
ゲインの上げ下げも微妙なものですね。
以前のレースカー的危ういギリギリ感が抑えられ、とにかく扱いやすく安心して聴ける感じになりました。
●バッテリー式DCプリアンプ。
これは普通のプリとは違います!
なにが違うというのはAC電源を使っていない!!
依って、SN感はアッテネーターには及ばないものの、当然ながら最高レベルでしょう。
ゲインが高いにも関わらずザラツキも感じないのはそのせいでしょう。
何よりも驚くのは、量感あるのにタイトな低域です。
プリだけでこんなに低域が変わるのは何でしょう?
しかも量感あるのに引きしまった低域とは?
パワーアンプでしたら分かるのですがプリですからね??不思議です。
高域も堅い位いですし、中域もヴォーカルが前に出てくる明快で積極的な音。
とにかく次元が違うプリアンプです!!!
お陰さまで反射を和らげる方向にルームチューニングやり直しになりましたことをお伝えして簡単ですが報告まで。