2001年の調査では、全国受療者数は推定、年間35,000人で、人ロ100万人対で275.0人と増加している突発性難聴になった私の経過報告です。
診断前夜いつものようにオーディオで音楽を聴いていまして、初めは普通とおり聴こえていたものが急にバランスが崩れ五月蝿く聴こえ始め音が解らなくなってしまい、疲れたのでオーデイオは止めて直ぐに寝ました。オーディオの調子がわるいのかなぁ~と、このときには耳に異変は感じていませんでした。
翌日、朝起きて直ぐに左耳に水が入ったように詰まった感じがしたもので、ははぁ~これは2週間ほど長引いていた鼻風邪のせいで中耳炎にでもなったのかなぁと病院に行き突発性難聴と診断されたものです。
聴力検査では左耳の高域方向2khzあたりが極端に感度が落ちていました。
難病情報センターのHPでは、
原因も解らず、これと言った治療法も確立されていない
突発性難聴は予防法も無くおおよそ3分の1は完治し、3分の1は回復するが難聴を残し、3分の1は治らずに終わるとの難病に指定されている病気です。
66%は治らないこの病気・・・どちらかと言うと受身で音楽を聴くオーディオマニアには深刻な病気!(でも予防法も無いのでなったら不運としか言えない)
耳が聴こえないのに作曲したベートーベンとか有名なオーディオマニアの小説家のように強い姿勢で諦めず脳を訓練すれば慣れるのかもしれませんが、
もし、発症当日のままであれば、凡人の私にはメロディやリズムは解りますが音場・音像・定位・奥行感などのバランスやハーモニー等々微妙な音の機微が解らなくなりますから楽しむというより聴くことが苦痛で、おそらくオーディオは辞める事になったでしょう。
幸い、症状が軽かったのかまたは発症から治療(診断と投薬)が早く日に日に予後が良くなり、本日1週間経過の医師診断では後6日投薬を続けて完了予定とのこと。(こんなに順調に治るのは珍しいと言われました)
聴力検査のグラフではまだ右耳に比べると若干感度が落ちていますが、当事者本人にはそれほど違和感なく聴こえていますので3日目から以前より小音量・短時間ですがオーディオは再開しています。