スピーカー入れ替え前にやり残していたこと、ずーと気になっていた
天井へのニス塗装。
それと分電盤をオーディオ専用にすること。
音響工学のある学者さんは天井は吸音させたほうが良いと言うくらい、
村田氏にも良くなるのか、はたまた悪くなるのか解らない未知への領域です。
駄目だったらサンダーで取り除く作業をしなければならなくなります。そうなれば埃が落ち着くまで1週間はかかりそうですが、やり残したくないので思い切って
天井を反射性に塗装する未知への領域への挑戦です。
上は2時間かけて半分ほど塗ったところ。 音を出して聴いて見ると悪くないので続行を決意。
下の状況。
時間短縮のため雑ですが、一応養生はしているつもり。
足場は脚立だけなので高い後ろ天井は、命がけです。
後ろ天井部分は手の届く範囲しか塗れないので脚立を上がったり下がったり4時間、都合6時間かかりましたが天井部分のニス塗装は無事完了。(落ちなくて良かった)
これで床をのぞく5面は固有振動モードが揃いました。
床の反射も同じくらいでしょうから、反射率は高くなりすぎてうるさくなるかな思いましたが、変な響きは皆無。平行面はゼロが効いてます。
話はずれるようですが、音がどのくらい変化したかの比較の為、
先月アンプ作りで有名な某マイナーレーベルのプリアンプを貸し出し試聴させて頂く機会がありました。
ドン・シャリのドンが無い高域を持ち上げた音作りで、メリハリと透明感がでたように一聴は良く感じさせるのですが、聴き込むと陰影がない平面的なバランスの悪い音で、うるさくヴォーカルなど下品になるのでした。
デッドな部屋に合わせたインパクトのある音作りをしているのでしょうね。
全面塗装して見た目は全反射になりましたが、木自体の吸音もありますので、木造で中高域吸音系のものは全く必要無い事を実感!!。でも低域の吸音は?というと120hz~250hzの範囲のミッドバスだけをサーロジックパネルでしています。それ以外の低い帯域の吸音もする必要が無いんです。 よく低音を吸収すると言われますが、ミッドバス帯域だけ吸音されてもよいところでその他の帯域は吸音してしまったら、とたんに面白く無くなってしまいます。
今日は時間切れのため、次回に続く・・・・
続き9/9 なんだか訳の解らない難しいタイトルつけてしまって・・・・しばらく考えてしまいました。
クオリアとは、以下のURLを参考してみてください。脳科学者の茂木健一郎さんのクオリア・マニフェストです。
大仰な難しい事を書くつもりは無いので(そんな頭もないですし)、ただ単純にニス塗装した結果どのように変化したのかを伝えたく、先述のアンプの話は客観的に対比出来るかなと思ったのですが、一般市販のものでもありませんしまた作者の名前を公開するのも失礼に当たりますので、よく考えると意味がなかったでした。
想像して頂くだけになりますが悪しからず。 ついでに書かせて頂くと、中高域は堅くなりましたが、陰影と深みも増してうるさくないということです。言葉では表現しにくいくらいに良くなったということでした。チャン・チャン!
追;村田氏にこの結果をしたところ「それは是非聴きにいかなくては!!」ということで来月あたり来札されるかもしれません。