2009年9月27日日曜日

センターパネルへのニス塗装の結果



センターパネルへのニス塗装から2週間聴き続けた結果、真ん中のパネルはやはり華やか過ぎました。
一聴は良さそうに感じても、聴き続けると駄目でした。(駄耳なもので時間がかかります。)
真ん中のセンターは効果が大きいので気をつけた方が良いですね。

サイドのパネルも見た目は変わらないですが、微妙に位置が変化しています。
高域が強く出ているせいで、このスピーカーの持ち味?の高域の歪みがもろに聞こえてくる感じで、特に石パネルの調整はシビアになります。



センターパネルはリスニングポイント左後ろの壁に置いてあります。
反射はいらないのですが、ミッドバスの吸音としてこれが無くなるとバランスが崩れますので必要です。
センターは2セットになったもののブロックの露出面積が増えたので、より低域が前に出てきました。

2009年9月25日金曜日

本日発売LPヘルゲ・リエン


キャビン大阪屋さんへエリプサを聴きに行った帰り見つけた、ヘルゲ・リエン・トリオのスパイラルサークル。
本日発売のホッカホカ200g重量盤です。
聴いた感じは、最新ジャズというか前衛的一歩手前みたいな感じで、B面3曲目のテイク・ファイブが、分かりやすかったです。
シンバルが本物的金物の音で、これは結構いけますよ。

2009年9月13日日曜日

最終ニス塗装。



先週の天井に引き続き、壁だけの塗装では塗装済のパネルと差し替えると五月蝿くなっていたセンターパネルへのニス塗装です。

天井を塗ってから塗装済のパネルをセンターへ設置して試したところ五月蝿くないので、センターパネル3セットとも塗ることを実行に相成りました。

まずはサイドのパネルから塗り始めます。
もう慣れたもので、このパネル1セットは15分で塗れ20分で乾きます。


2セット塗り30分乾燥20分の小一時間で完成。

余ったニスでリーズナブルですから自分で塗ったほうが良いですね。








センターはまだ未塗装で試聴すると、周りの演奏は華やかなのにセンターのヴォーカルや楽器はなんか地味で違和感。











次に、センターを塗装済のLV600を4枚積み重ねて試聴。

やはり断然こちらの方が良い。










早速センターも塗り始めます。
時間は2度塗りしたので乾燥まで1時間ほどかかりました。

なぜ2度塗るかというと、ここまで来ると遠慮しながら塗る必要も無いことが解ったためです。 全て2度塗りでも良いと思いますよ。(大変ですけど)





完成。
高域は硬く強く出てますが、圧迫感や耳障りな響きは皆無。
全然五月蝿くありません。 以前よりバランスがとれたのか全帯域が良く聴こえます。
あと残っている場所はというと、壁の支えの梁を残すところとなりましたが、さすがにこれはこのままでよいでしょう。(笑)

2009年9月7日月曜日

クオリア?


スピーカー入れ替え前にやり残していたこと、ずーと気になっていた
天井へのニス塗装。 
それと分電盤をオーディオ専用にすること。

音響工学のある学者さんは天井は吸音させたほうが良いと言うくらい、

村田氏にも良くなるのか、はたまた悪くなるのか解らない未知への領域です。

駄目だったらサンダーで取り除く作業をしなければならなくなります。そうなれば埃が落ち着くまで1週間はかかりそうですが、やり残したくないので思い切って
天井を反射性に塗装する未知への領域への挑戦です。

上は2時間かけて半分ほど塗ったところ。 音を出して聴いて見ると悪くないので続行を決意。





下の状況。


時間短縮のため雑ですが、一応養生はしているつもり。








足場は脚立だけなので高い後ろ天井は、命がけです。





















後ろ天井部分は手の届く範囲しか塗れないので脚立を上がったり下がったり4時間、都合6時間かかりましたが天井部分のニス塗装は無事完了。(落ちなくて良かった)

これで床をのぞく5面は固有振動モードが揃いました。
床の反射も同じくらいでしょうから、反射率は高くなりすぎてうるさくなるかな思いましたが、変な響きは皆無。平行面はゼロが効いてます。

話はずれるようですが、音がどのくらい変化したかの比較の為、
先月アンプ作りで有名な某マイナーレーベルのプリアンプを貸し出し試聴させて頂く機会がありました。
ドン・シャリのドンが無い高域を持ち上げた音作りで、メリハリと透明感がでたように一聴は良く感じさせるのですが、聴き込むと陰影がない平面的なバランスの悪い音で、うるさくヴォーカルなど下品になるのでした。
デッドな部屋に合わせたインパクトのある音作りをしているのでしょうね。

全面塗装して見た目は全反射になりましたが、木自体の吸音もありますので、木造で中高域吸音系のものは全く必要無い事を実感!!。でも低域の吸音は?というと120hz~250hzの範囲のミッドバスだけをサーロジックパネルでしています。それ以外の低い帯域の吸音もする必要が無いんです。 よく低音を吸収すると言われますが、ミッドバス帯域だけ吸音されてもよいところでその他の帯域は吸音してしまったら、とたんに面白く無くなってしまいます。
今日は時間切れのため、次回に続く・・・・
                                                                   続き9/9 なんだか訳の解らない難しいタイトルつけてしまって・・・・しばらく考えてしまいました。
クオリアとは、以下のURLを参考してみてください。脳科学者の茂木健一郎さんのクオリア・マニフェストです。
大仰な難しい事を書くつもりは無いので(そんな頭もないですし)、ただ単純にニス塗装した結果どのように変化したのかを伝えたく、先述のアンプの話は客観的に対比出来るかなと思ったのですが、一般市販のものでもありませんしまた作者の名前を公開するのも失礼に当たりますので、よく考えると意味がなかったでした。
想像して頂くだけになりますが悪しからず。 ついでに書かせて頂くと、中高域は堅くなりましたが、陰影と深みも増してうるさくないということです。言葉では表現しにくいくらいに良くなったということでした。チャン・チャン!
追;村田氏にこの結果をしたところ「それは是非聴きにいかなくては!!」ということで来月あたり来札されるかもしれません。