2013年9月27日金曜日

200V電源追加

オーディオは何よりバランスが大事と常に感じておりますが、大雑把に私的な重要度は
1に空間
2に電源
34がなくて
5にシステム。。。
と、言ってはシステムが余りにも御座なりなので
3にシステム
でもいいです。
他にセッテングやルームチューニング等々がありますね~
機器や接点のメンテナンスなんかも・・。

どれも欠けたり不都合があると、ブラシボー等で本人がすぐに気がつかなくても調子悪~い音になっちゃいますんでほんとオーディオは難しいですね。
また前置きが長くなりました(^_^;)

【上:旧世代 下:新世代】
バッテリーアンプに使っている電池・・・充電器や電池の接点の不都合で充電容量が揃わなかったりするので充電するたびに1本づつテスターで容量を量ったりと面倒なんですが3年使用でそろそろ寿命かなと、新世代の電池に換えたんです。
同じメーカーのエボルタという充電式電池、大容量タイプmin2500mAh
3年間使用の旧世代型はmin2400mAhなので、当然新しいもののほうが良いはずと旧世代型と交換しながら使っていたものの。
良い時もあれば、なんか今日はご機嫌斜めかな?なんてことが度々でして、電池は難しいなぁ~なんて思いながらも、良いときは高域の伸びや倍音成分が綺麗に出て、情報量が多いにも係わらす線は太く力強い血が通った音がするもので、手放せない。内外のハイエンド機器も多々聴き比べしたのですが、どれもこれもベターっと色がつきすぎて私のだ耳ではこれに太刀打ちできるプリアンプはなかなか無いんです。

今回AITのプリがこのバッテリープリに肉薄するか追い越す時があったので導入したのですね。
でもAITが良かったりバッテリープリが良かったりと日々まちまちで、何でかな~と冷静に聞き比べること約1ヶ月。。。
新世代の電池を使ったときにAITプリが良く。
旧世代の電池を使ったときにバッテリープリが良くなるんです。
満充電時の容量は、旧世代型が1.47V、容量が多いはずの新世代型が1.37V0.1V低いでんすが、これが原因かどうか良く判らん(ToT)/~~~
とにかく音は旧世代の血の通った音から、新世代型電池は急に情の無いよそよそしい音に変わってしまうくらい私にとって変化は大きい。

要するに電池電源のレベルでもこの位大きく変わってしまうくらい電源は大事ですねと言うことを再認識した次第。

音は良いのですがバッテリーの接点の不安定さや今回のことを含めてAC電源の安定さとより静かで力のある200Vを1回路増設し、AITプリに使うことを決めました。
200V化には及び腰の角田さんにはしつこ~くお願いいたしまして10月上旬に返ってくる予定。
少し前にN2 ケーブルの根岸さんに依頼のカスタム200Vブレーカーも到着いたします。

この結果を見てDCアンプマニアさんもバッテリープリをAC200V電源ボックス作成にかかるかも?

そうなれば、ICプリとディスクリート・プリの対決になりますね。ゾクゾクします()


2013年9月11日水曜日

AITLABO プリ内蔵フォノイコ編

前回今一・二・三だったPHNOEQ・・・初期設定100Ωの終端抵抗値(負荷容量)が高いせいかと思い低い40Ωに変更を願い、ついでに現象再現が難しいリモコンの誤動作干渉の解除設定までやっていただいたプリが戻ってきました。

リモコンについては3機種もあり私も面倒だからやらなくていいですと伝えたのですが、興味あるから一緒に送ってくれとの強い要望(う~ん、職人気質!)・・・案の定これだけで休日返上した模様でした。<(_ _)>

御蔭さまで半日通電状態でしたので、今回は接続後すぐからでもコンデンサ抜けは感じられない通常の音質。

1時間ほどCD再生して暖め、終端抵抗39Ωにてアナログ再生開始。
うお~! これこれ、この音ですよ(^^ てな変貌!!!
 やっぱり抵抗値のせい?

ところが理由が違うのでした。
理由説明の前に私からのお願い。(と、言い訳)
私は回路音痴、AIT角田さんはプロの回路エンジニア。日本語で直接会話はできるものの、回路や設定の話になると、角田さんには極普通に簡単な内容でも私には判ったような判らないような意味不明な内容・・・共通言語にして~() 説明書もシンプルですし~ほんとに誰か説明書作りお手伝いしてあげてください。

AITプリは、電流伝送・電圧伝送・PHNOEQの電流増幅・電圧増幅の他、リモコンや各入力の抵抗値(HighZLowZ)等々、普通一般メーカーの機器では考えられないほど多くの機能が回路基盤上の小さなDIPSWや小さなソケット差込替えで細やかに選択できます。機械好きにはたまらんだろうなぁとは思いますが、頭にはボケががかかり・細かい作業は手が震え・老眼が進んで小さなものが見えにくい私のような素人には簡単ではありません。
と以上がお願いと言い訳(^^

アナログ再生不都合の理由はDIPSWは電圧増幅なのに入力ソケットが電流増幅の位置になっていたこと。要するに私のミスでした。これで電流伝送の設定に続き二度目の接続ミスで・・・全くもってお恥ずかしいかぎり。(このド素人!と自分で叱咤)
AITLABOさんには何のミスも不都合も(説明書以外は)無いわけでありました。
こんな私の頓珍漢質問にも親身・真摯に対応してくれたAIT角田さん、キット販売だから保証が無いと巷でささやかれていますが、そんなことはあるわけがありません。
(一般に保障が付いていても、蓋をあけ何かを弄ったら保障など無効になるのが普通)

もう一つ・・・抵抗値を変更できるようにと、22Ωと82Ωの抵抗を同封していただきまして、この音の感想を・・・
22Ω:音量12dbほど下がる。音は軽く爽やかな印象。
82Ω:音量6dbほど上がる。音は力強くアナログチック。
中間の39Ωが一番良いかと思うが、そうではないところが面白いところで、私としては「どっちかハッキリせい!どっちつかず!」という感じで、好みとしては82Ωを選択しました。
これも真剣に聞き比べ強いて言うならくらいのもので、4倍程度の抵抗値の差でやっと判る程度です。倍程度抵抗が変わっても大雑把に言うなら大した差異はないとも言えますから、ソケット入れ違いが無ければ初期設定100Ωでも文句の無い音だったでしょう。ハハ。


他機器との比較は比べられた機器や使っている方が傷つくのでしませんが、とにかくAITLABOプリアンプのPHNOEQは、作者の角田さん自身がおまけと言いますが最短距離の内臓型ということもあり決しておまけレベルではありませんことをお伝えします。2万円という価格が信じられないほどの価値ある非常に良いPHNOEQと思います!!!

2013年9月4日水曜日

電流伝送の件

ちょっと見にくい漫画図と解り難いアースの話しで申し訳ありませんが、まずは当方のアースの落とし方の図を載せました。

この図は大地への接地アースで、100V商用電源には中性線がありこれも一応アースになりますがオーディオ的には無視レベルにさせていただきます。尚、200V電源は中性線は繋がっていませんアースを落とそうとするなら電源ケーブルは導通のあるものを使わなければなりません。。

またインターコネクト・ケーブルもアースの導通が無いものもあり、機器の3Pコネクタ電源もアース導通が無いものもありますから、テスターで導通テストをして確かめる必要がありますが機器は回路を見て分かる方以外はメーカーに問い合わせ確認しないと分からないので少々厄介です。

で、本題の電流伝送になります。
AITの終端用300Ωケーブルは角田さんに確認したところアース部分を切ってありまして、図のBの状態になっていました。これだとアースが浮いてパワーアンプ以外は全く接地の効果が無くなっていますので、上流機器はシャーシ電位も数ボルト上がります。(現状のAの落とし方はほぼゼロV正確には0.01V)
これがアースの切れた終端用ケーブルを使った電流伝送と使わない電圧伝送との差異が感じられない理由かと思っていましたところ・・・


角田さんより連絡あり、

【電流伝送で音質が変化しないのは、電圧伝送時の特性(十分な接地による妨害排除能力)が高いためでは無いかと考えます。
つまりで電圧伝送でも電流伝送と遜色のない特性となっていると考える納得できます。
                                            
                                               とのご感想でした。

納得!!!少々悩みましたが思わぬところでアースの実力を確認することが出来ました。ハハ!

2013年9月3日火曜日

AITLABOプリアンプ1ヶ月経過

DACもそうですが、プリアンプは更に時間がかかる。

導入直後からその素性の良さは判るものの電源入れ始め1ヶ月程は、本来の性能を発揮していないので早急な感想は、言えない!書けない! 私も早々と書いてしまい反省してます。

1ヶ月経過した現在では、広がり・奥行き・高さ・背景・立体感等の音場感は増し、ボーカルの凛とした姿や立ち位置と楽器の位置等が見えるようなリアルさ。音階のグラデーションやハーモニーにもうっとりする。そして音の厚みの凄いこと。ジャズ・クラシック・ヴォーカル・ロック・ポップス・民族音楽・演歌等など、なんでも来い!!!みたいになっちゃってます。。。
(電圧伝送での使用です。電流伝送は当方アースとの絡みか皆様言うような差異は感じられないので課題としてそのうちに)

この差は一体なんで? 角田さんに伺う・・・
「おそらく電界コンデンサの数が100個以上使っているので・・・そのせいでしょう」とのこと。シンプルな回答ですが、納得!!!

ただ・・・フォノイコと使用のDL103のマッチングが今一。鈍って元気がないのは、単純に出力(40Ω)とフォノの終端抵抗値(100Ω)だけの問題かと思い、角田さんに問い合わせると、「音も聴かないし興味もないので解らないですが、極簡単なことですので無料で対応します」とのこと。選択が微細で設定も多く回路素人の私には大変な機器ですが、マメに対応していただけるのはありがたい!
終端抵抗40Ωにてお願いしました。


さて・・・どうなるか?