2011年4月6日水曜日

ブロック

ブロックが単純に低音を反射して増強していると思い込んでいた私ですが、村田氏の話をよく聞くとそうではなくむしろ吸音しているとの事。 サーロジック・パネルも裏側の針葉樹合板を振動させミッドバス帯域を吸音しています。 共振の原理ですね。 共振させそのエネルギーを熱に変換消費させ共振周波数を消している。 低い周波数は重量があるものを共振させれば同じことです。 問題はどこに?どれだけ?どのように?ですが、これはカットアンドトライで楽しみながら試行錯誤を繰り返せば判ります。 メリットは1個200円しないのでリーズナブルなことですが、重くてかさばり見栄えが悪いですね。    どこに?は、部屋の中であればそこでも良い。 どれだけ?は24畳の当物置で以前は130個使っていましたが、今回は今のところフロントSPパネル後に30個づつ、リア壁中央に28個の計88個を使いました。 どのように?は、主に積み方ですが、ただ平積みでは効果は薄く、聴こえるようなガタガタ音が出ない程度に音の振動で動くように積むだけです。(間違ってもモルタルや接着剤等で固定してはダメ) 一応密閉空間の当物置での効果は、最も低音らしく聴こえる帯域(70~80hz)をマスクしている下の帯域を吸音しているらしく(測定していないので体感と耳での判断)タイトでシャープな低音になりました。 低域が良くなると全帯域も見違えます。(高域が良くなると低域が良くなる逆もあります) なんといっても良いところはデジタル・イコライザーと違って低域のアナログ・イコライザーみたいなものですから、位相を狂わせることも無くに弊害は皆無でしょう。

2011年4月4日月曜日

超・大完成!!!。

瞠若驚嘆!!!吃驚仰天!!!


ちょっと難しい漢字熟語ですが、期待より予想より余りにも良すぎて嬉過ぎてビックラこいたと言う意味です。

というのは、今日は縦方向に8列ある床パネルを留めている箇所がフロントより3列だったのですが、なぜかそれをもう2列留めろと私の心が騒ぐのでした。昨日までは前から2.5mを強固に止めてあった床を4.5mのリスナー足元位置まで伸ばす訳です。

再び真下棟梁に手伝っていただきます。1列をビス穴あけ錐でもんでステンレスビスで留めキャップで穴を塞ぐ作業で1時間少しかかりますので、2列で午前中に終わる予定です。

私もアマチュア用インパクトドライバーを使い手伝いますが、2本打ったら電池切れ。

さすがにプロ用は値段も4倍ですから電池切れも起こさず力強くタフですね。 まぁ猫の手よりはましだったのか予定より早めに終わり、早速音だし。

当初目標であった、低域の抜け・切れ・弾みは前日でクリアしてましたが・・・そんなレベルを通り越して、昨日とは月とスッポン・天と地・・・これ以上のボキャブラリが無いので・・・とにかく良い~~~たまげました。

もう真下棟梁と二人で嬉しくて・楽しくて・破顔・笑顔・爆笑の嵐です。(知らない方みたら気が違ったと思われる?)

予定より早く終わったこともあり、もう1列留めてみようか?と、悪魔の囁き。

これで十分以上なのにこれ以上良くなったら、どうしよう? 贅沢過ぎない?とは思ったものの・・・魅惑的な悪魔の囁きには抗えません。

食事もそこそこに終わらせ早速、開始。

棟梁も早く結果を知りたくて、通常1時間かかるとこ猫の手も借りて20分で出来てしましましたよ。ハハッ! 

音だし・・・悪くはないものの大人しく弾まない。 結局はビスを外しました。

しかし・・・絶妙なバランスです。カットアンドトライでやってみないと判らないですねぇ。

音の感じを伝えるのは難しいですが、あえて感想は。

音粒が個々に明快で重ならないので音の間の見通しが良し、低音音階が明確で音が上下・左右・奥から前に動く様が見えるように、3次元的超立体音場です。低域・中域・高域がどうのこうと言うレベルではありません音の洪水が調和のとれたハーモニーです。どんなジャンルの今まで面白くないCDまでもが音楽を奏でている。気になっていた音抜けや壁からの圧迫感も感じず もう楽しくて・楽しくてお先の人生が明るくなったような感じで、オーディオって、こんなにも素晴らしいものだとは自分自身予想もつかないものでした。と言うくらい超大完成工事でした。(昨日までは少し高いと思っていましたが、現在は安いくらいですね)着工から2年10ヶ月掛けてやっとこれで心から完成です。急がしいのに棟梁もなかなか帰ろうとしません、最後にもう一曲聴いて帰ると・・・音楽に吸い込まれ感極まったのか涙ぐんでいました。お疲れ様、ありがとうございました。そして普通では言いにくいアドバイスを度々頂いたEVAさん、お蔭様でありがとうございました。 そしていつも逆らっているような私(そうではないんですが!)にヒントを与え続けていただいた村田氏に感謝いたします。

今まで、改造癖人といわれましたが、このバランスを崩したくありませんので、これ以上の改造はありません。

今はそう思っています(笑)。

2011年4月3日日曜日

セッテング中!

セッテング4日目です。 スピーカーの位置やアンプ・ケーブルその他諸々挿げ替えたり、入替えたりとあらゆることをやっていますが、結局以前と同じような位置に落ち着いて来ちゃいました。 でもフロントのブロック見えなくなったのでスッキリしました。  パネル類も減らせるかなぁと思っていましたが、全て入っています。設置場所も音を聴きながら動かしていると、見た目はやはり以前と変っていないようですね。                コントロール機器の場所は以前の真向かいになります。これは分電盤からのケーブルを最短にしたため。                                スパイスバーも後方左右に6本づつだけですが、音を後へ引っ張る為に重宝しています。ソースによって強めの高域を聞きたいときはフロントサイドに1本づつ設置することもあります。スパイスですから使いすぎはカレーライスになってしまいますのでご用心。                                           ブロックは目障りなので止めようと思ってはいたものの、村田氏のアドバイスでリスポジ後方センターのパネル後に20個とフロントSPパネル後へ30個づつの計80個重さにして約800kgが入っています。このブロック低音を反射させているのかと思っていましたが実は違うんです。低い領域の余計な低音を吸音しているんですねぇ。だからパネルと同じように場所を問わず、見えない所でもOK。 ただ積み方にコツがありますよ。うまく積めたら効果絶大です。その理由の詳細はサーロジック村田氏に伺って下さい。きっと懇切に教えていただけると思います。
明日は床パネルの止める箇所を増やします。