2009年2月19日木曜日

試聴会 午後の部

それでは、カメラを忘れたので写真はありませんが、Y氏宅での試聴の模様です。

簡単な手作りおにぎりの昼食を済ませ、当方のパネルを持てるだけ車に詰め込んで出発。
マンションの7階の部屋で8人総動員で運んでいるからいいようなもので、村田氏はいつも一人で運んでるんですよね。 こりゃ大変だ。!

部屋3室をつぶして改装したオーディオルームで見た感じですが、奥行き7m・正面幅3.6m・高さ2.4mくらいの広さで、その正面に横幅いっぱいにパラゴンが鎮座まします。始めて見るパラゴンはでかい。迫力です。
早速、音を聴かせていただきます。 重厚というか昔の音なんだなぁ という感じです。
車にたとえるとビンテージ・クラシックカーとでも言えば良いのでしょうか。
Y氏も音はどうでも、とにかく憧れていてそこにあるだけでよいと申しておりました。

部屋も出来たてホヤホヤで、機器もまだ全て搬入が出来ないそうで、お聞きしたら本日はパラゴンを抜いて総額20万ほどのシステムでした。(金額じゃないですけど!)

パラゴンの前にあるヤマハのミニスピーカーが通常聴くもので、それで音だししていただきます。 これが意外や結構タイトでパンチある低音なんです。 やはり鉄筋コンクリートの低音は良いですね。 持参したパネルを並べると奥行きに増して広がりと高さと解像度が出て改装したてのマンションの部屋とはとても思えない良い音です。この小さいスピーカーが鳴っているとは、言わなければ多分誰も分からないと思います。
後にあるパラゴンも一緒に共鳴して歌っているようで、黙っていればこれはおそらくY氏が言っていた日本一良い音のパラゴンではありませんか?(でも、こんな意味ではないですよね)

3時間以上、7人(Y氏含めて8人)でお邪魔して、やはりオーディオはまず部屋ありきと言うことを再認識させていただきました。 最初でこんな良い音ですからこれから益々楽しみなY氏宅でした。

この後は伊豆からの4名と村田氏・私の6名で札幌ビール園でお別れの晩餐です。
思いがけずご馳走になってしまい、恐縮致しましたが素直にご馳走様とお礼を述べさせていただきます。
 
最後に一言、同好の士とお会いできて本当に楽しかったです。来年も是非やりましょう。 (その前に貯金して伊豆にも行きますよ)

2009年2月18日水曜日

試聴会 午前の部


さあ、試聴会当日です。
前日の会食の中で皆様のお話を伺うと小学5年生からラジオを作り始めアンプ作成に進んだ方とか、子供の頃からスピーカーを作り始め趣味が高じてPAを始めその仲間の方がお仕事にし現在は2代目になっている等々とてもアマチュアとは言えないほどの経験や知識のある方ばかりで、お仲間同士の話を聞いているだけでも私はついていけませ~ん。 という訳で、「こんな音?」と言われそうで、緊張して戦々恐々・・・朝早くから目が覚めてしまいました。
試聴は朝9時からの予定ですが、村田氏は8時から前日残った測定の為またまた一足早く来宅。(ご苦労様です。)問題少々ある測定結果はサーロジックHPにて近々?載る予定です。

前日伊豆から深夜出発してのスキーとお酒の疲れなど全く感じさせない元気さで、早めの8時40分頃、伊豆からの4名様が到着。(皆様パワフル!)

まずは、totsuさんのご要望で、ラジカセから始める。サンテクニカさんはこれは高級なラジカセですよね? と一言。(爆)



次にクレルのプリメインでLP12とCDを使ってのエヴァ・キャシディを聴き比べしていただく。 反応は皆一様にう~ん 何か変という表情。 やはりね!!
村田氏はヴォーカルの消え入る余韻だけは、アナログがいいと言っていましたがこれは16ビットで録音しているCDの限界らしく、余韻を録音しようとするとノイズも一緒にはいてしまう特性だそうです。SACDだとこの問題は解決しているとのことでした。
調整も全く出来ていないことももちろんありますが、問題はフォノイコとの意見で一致いたしました。リンではMM用のフォノイコは出していませんが、これについてはありがたいことにLP12の達人、案山子さんがこれから色々なメーカーの機種をテストしてくれるようなので、経済的なことも含め時間はかかるでしょうが、焦らず取り組んで行きたいと考えています。案山子さんのブログでは、LP12を使いこなす為のバイブル的な記事が公開されていますので、興味のある方は是非参考にされると良いと思います。(かなり高度ですが!)
またサンテクニカさんがおっしゃっていましたが、EVA邸は当方と全く逆で、CDよりアナログが良いということですから、(EVAさんは同じと言っています。)アナログに興味のある方は参考になると思います。


少し経った頃、四国のT氏が到着。高域の歪の原因が分からない状態のままプリメインで鳴らしていたのですが、元々スピーカー本来の音と村田氏の御蔭で分ったのですが、皆様に聞き比べしていただくには丁度よい機会と思いそのままの接続でした。ここでマークレヴィンソンのパワーアンプを繋ぎなおし(サンテクニカさんお手伝いありがとう御座いました)バイアンプに戻しました。T氏は前回の音と違うことが、ここで気づかれたそうで、やはりバイアンプは静かで力強い感じです。
EVAさんお勧めのCDからクリスチャン マクブライドのGETTIN’ TO ITやジェームス カーターのJURASSIC CLASSICSを大音量(90)で鳴らした後の伊豆のM氏は「こんな音を出したらマンションだったら、殺されるね!」と申しておりました。 大音量ついでに、村田氏デモCDからホテルカルフォルニアをこれは昨年大音量で有名な出水電気の視聴室で皆さんも聴いておられたので、最大ボリューム151のところ思い切ったサービスボリューム125で鳴らしてみました。(スピーカー・アンプとも大丈夫でした) 伊豆のWさんの感想は、ぜんぜん五月蝿くないとのことでした。

この後は音量を落としてWさんのお好みの綺麗なやさしいヴォーカルや映画音楽などが入った持参のテストCDで昼過ぎまで聴いていただきました。帰りにはこのCDも頂きWさんありがとう御座いました。

皆様の私の部屋の音の評価は、好みもあることですから様々とは思いますが代表してWさんは「この部屋の音をリファレンスにさせていただきます」と、おっしゃっていただきました。(内心、ホッとしました。)

この後はマンション改築してパラゴンが入ったY氏邸へ行くことになります。
続く・・・




2009年2月5日木曜日

LP12 3日目

タップからコンセントへプレーヤーとファオノイコライザーを繋ぎ変えた後30時間ほどモーターは回しっぱなして聴いても、う~ん 良くない。
さらに16時間回しっぱなして、takeotoさん来訪。

色々レコード持ってきてくれました!!!
おまけにお土産のレコードまで頂き、本当にありがとう御座いました。

しかも聞き比べしやすいように、私が持っているCDに合わせてチョイスしてくれるお気使いまでしていただき感謝です。

でも、音はtakeotoさんも「こんなにCDと、差が付くのは変ですねぇ」と、同じように感じられたようです。
中域より・低音感少ない・パンチが無いといいところなしの評価。
こんなもんなんでしょうかね? 変ですね??

ハムノイズ・ハウリング(ボリューム目盛90)とも問題なし、ラックの足を叩いても音なし、プレーヤー上部木枠を叩くと音はしますけど、横はなし。
なんですけど。



フォノイコライザーかな。メーカーはクリーク、一番安いもの(6万くらい)
もうしばらくは買えませんので、このまま調整するしかありません。
(写真は試聴したものの一部です。)

2009年2月3日火曜日

MAJIK LP12 到着

まずは台の上に展示品でしたので組みあがっている本体を置き、まだ名前がよく分かっていないモーター中心の穴へ油を注入。












小さいターンテーブル?を大事に慎重に穴に合わせている。










センターを穴に合わせたら押し込まないように、自然に落ちていくように下を支えながらゆっくりと更に慎重に入れて完了。



結構延び縮みのするゴムベルトを結構アバウトにかけている。ように見える。




大きなターンテーブルを乗せる。





フェルト製の真円とは言いがたい結構アバウトなシートを乗せる。







水平をとる。







水平を下の台で調整。







完成。ここまで30分ほど。








ダストカバーは、間に合わず後日。
音は、完全にCDのほうが良い?
前の塵みたいなプレーヤーよりは、そりゃ良いでしょうが、今のところこんなもん?見たいな音ですね。
今日は一晩中回しっぱなしにすることにする。
まあ、なじみもエージングもアナログはかかるらしいので、あせらずゆっくりじっくりやることにします。