2013年7月28日日曜日

AITLABOの電流伝送プリアンプ試聴。

2日間20時間ほどの視聴を終えたところでアップします。
まずはAITLABOHP(ブログ?)上にあるプリの説明と取説を・・・

【このPREはリレー切り替え定抵抗ATT方式で、入力抵抗が300Ω(BALANCE600Ω)と低くなっていますので、300Ωを駆動できない装置では使用できません。(頒布機は変更する予定です)
基本的に当方製DACとBALANCE接続するようにしています。
出力はBALANCEUNBALANCEがあり、BALANCE出力は専用のケーブルを用いれば電流駆動が可能です。
また市販のリモコンにも対応していますので操作性が良くなっています

MC
対応のPHNO EQも搭載しています
が、使用するPICKUPによっては特性が変化します。
昇圧TRANSCUPPLINGコンデンサを使用しない回路です。
試聴希望時はPICKUPの特性を伺うことになります。】

と、技術屋さん風で機器音痴な私には、あっさりとシンプルな説明。


【専用ケーブルとリモコン】
絶対に気をつけないといけないのは電流伝送時、付属の300Ω抵抗専用ケーブルをパワーアンプ側入力に接続しないと、アンプもスピーカーも昇天すること・・・おお!_こわ!
電圧伝送時は付属ケーブルは必要ないものの、基本的にどちらも付属ケーブル使用のまま内部スイッチで電圧と電流を切り替える設定とのこと。










まずは電圧伝送での視聴から・・・
比較対象は数日前バージョンアップしたAITLABO DACにより更に色付けの無い背景の静けさ・瑞々しい透明感・粒の立った解像度や奥行・広がり感になってしまいもはやハイエンドも太刀打ちできないDCアンプマニアさん作金田式バッテリーDCプリ・アンプです。

     色付け背景の静けさは同等。
     瑞々しい透明感は僅差でバッテリープリ軍配。
     粒の立った解像度や奥行・広がり感も、僅差でバッテリープリ軍配。

こういう項目ではAC電源プリではバッテリー電源には絶対適わないですね(超ハイエンドならあるかもしれません)。前回も色々なプリを試聴させていただいたことで全くといっていいほど大きな差に驚いたものでしたが、今回のAITLABOのプリはそれらを大きく上回っています。角田さんのお客様も200万オーバーのものより良いといわれている方も居られるようで、それは私もほぼ同感。(バッテリープリも価値が上がりましたね)価格もDACよりお安いのでAC100V電源でこの音は凄い!と言わざる得ません。
そして低域に力強さがあり、刺激的な高域成分が若干少ないせいか、いつまでもゆ~ったりと聴き続けていられるやさしさもあります。

よって導入決定いたしました!!!(納品はお盆明け予定)

ただフォノ・イコライザー付いていてもフォノ・プレーヤからのアース端子がついてない?(不思議)
これは、GND端子装着と出力端子側アース連結していただくことで解決。
(意味分からないと思いますが、当方の0.8Ωのアースはパワーアンプ電源ケーブルより1点で落としている為)




そして電流伝送ですが・・・
なぜか?当方パワーアンプ(ヴィオラ・シンフォニー)と105100円のケーブルのせいかどうか分かりませんがマッチしていなく、高域も広がり感も無くなり詰まった音になる(御蔭で中域帯のヴォーカルは熱くなりますが)。
この件は作者の角田さんにも直接お伝えしているのですが・・・ケーブル長さや接点は無視できるかなと期待はしていたのですが、・・・今のところその理由はわからない、でもその内解決するでしょう。


とにかく普通の電圧伝送だけでも、気に入りました。

2013年7月25日木曜日

AIT LABO DAC のクロックUP

昨年5月導入のAIT LABO DAC の3回目のバージョン・アップです。
購入してから1年3ヶ月ですから、やはりデジタル機器の進化は日進月歩のように早いですね!

1回目はES9081のジッターリダクションをOFF
2回目はPCMからDSDへのリアルタイム変換。
そして3回目となる今回は、マスタークロックを倍の周波数で直にES9081に供給となりますが、その効果はどんなんでしょうか?

回路基盤を見てもさっぱり?ですが、いつもながらシンプルな説明書を見るとディップ・スイッチの機能箇所と位置が大幅に変更になっていますから、かなりな作業工程かと思われます。

4日間電源供給OFFでしたので、1時間ほどは電源入れエージングしてから音出し。
うん??? 今一な音???
蓋を開けディップ・スイッチの設定を確認するとDSD変換無しのPCMとローパスがSLOWの設定になっていましたね~・・・角田さんも忙しいんでしょう(うん・うん)

音を聴きながら以前の設定に戻すこと1時間ちょい。。。改めてクロック変更の音を確認、
以前より自然な感じかな~位の向上ですね。オーナー自ら弄っているからこそ分かるくらいの微妙な差ですから、端の人が聴いても何が変ったの?ってくらいでしょうか。
早速、角田さんへこのこと連絡すると「他の方は驚くほどの変化という評価が大多数なんですが・・・」とのことでしたが、皆さんハイレゾ音源の模様。
私の音源はCD音源のみ。。。 限界かな。。。

翌日・・・いやいや判断は早計でした。実力発揮してきましたよ!
バージョンアップのたびに4日間は電源供給なしになることで前回と前前回も能力発揮までは数時間かかっていましたが、更に時間が掛かりました。電化製品と違いオーディオ機器ってのは能力が上がれば上がるほど使いこなしに時間がかかるしものですし他の欠点もあばき出す程使いこなしがシビアになるものですね~いやはや(^^ゞ 角田さん、落ち込ませてしまい申し訳ありません。

改めた感想は、

○元々雑味がある音ではありませんが気がつかなかった雑見成分が無くなり透明感が増え見通しが良くなった。
○音が濃くなるとかスピードが早くなるというレベルではなく、より上質なレベルでのピュアさが増し生っぽくなった。
○音数や広がり・奥行感が増えたりすると中域、特にヴォーカルなどが薄くなりやすいものですがバランスを崩すことなくそれらが増えている。
○情報量が増えたにも係わらず耳にやさしく疲ない音になった。
その他諸々。
●余計な回路を省いて直接チップにクロックを供給しているので、
接点が一つ減ったようなものですから悪いところは一つも無し、良いことづくめは道理ですね!
それとDSD変換はDSD128とDSD256を選択出来るようになっています。
ヴォーカルやクラシックに合う滑らかなDSD256とジャズやロックに合うメリハリのあるDSD128を曲に合わせて聴くのも面白いです。



次回は同じくAIT LABO の電流伝送プリの視聴になります。 フォノ・イコライザーも入っているので非常に楽しみ。

2013年7月19日金曜日

視聴結果!

恐るべしバッテリー・プリ!!!

外国製3機種と日本製1機種のプリアンプをキャビン大阪屋さんのご好意で聴かせて頂いた結果は、バッテリー・プリを上回るものは1機種のみでした。

その一機種も予算上限オーバーの為、今回は残念ながら断念!

それにしてもバッテリー・プリの実力の凄さ、改めて確認しただけでも良かった(笑)。

2013年7月18日木曜日

7月近況。

またまたブログから遠ざかっておりましたが、ソフト漁り・ショップ巡り・試聴会に環境チューニングとオーディオは変わらず忙しくやってました。

ショップ視聴室で3年ぶりに聴いたクテマが生き生きと鳴ってまして、引き込まれました。。。以前はさっぱり良くなかったのに、この変貌振りに驚きまして何でかなぁ・・・エージング?とも思いましたが、そう言えば使用プリアンプがエソテリックのC-02変わっていましたね。

冷やかし半分で7月上旬2日に渡りハイエンド・オーディオ試聴会に行って来ました。
でも、どのブースも意外と結構いい音出してましたね~(進化してます)。たまには最新機器も聴いておかないと井の中の蛙になっちゃうなぁ。

環境的には殆どやりつくしてもうやることは無いかと思いきや、色々聴いちゃうと見えてくるものもある・・・そう、低音過剰でしたので、調整しました。もちろんブロックです。


DCアンプマニアさんからお借りしているバッテリー・プリも3年経ちましてすっかり私の音の一部になっていますが、電池の皿回し状態にも疲れてきたこともあり自分のAC電源プリの導入を考えて、キャビン大阪屋さんにプリアンプ視聴の申し込みいたしました。



視聴機は、60万円から200万円代の4機種になりますが、如何なるでしょうか。


続く・・・

2013年7月3日水曜日

端子クリン

新たに始めた接点クリーニングも1ヶ月経過しまして、4~5日に一度くらいの綿棒とクロスでの拭き取りだけで音の劣化もなく状態は良い感じで持続しています。(厳密にやるなら聴くたびに)

コンセント以外は・・・そこでチョコさんお勧めの端子クリンを買ってきました。

色んな端子に合うように25種類入ってます。
素材はポロポロ崩れるようなビニール系なので、きつめの狭い箇所では削れますから、綿棒やクロスとの併用がよろしいかと思います。

私が重宝したのは電源コンセントとキャノンプラグの雌側端子用で、楽かつスピーディに汚れが取れました。
これ素人向けですね!
どんなものも100%完璧な製品などありませんから、あまり過信して調子に乗ってやりすぎると、ビニール素材が削れ(目に見えないもの)端子表面に付着します。ビニール自体不導体で尚且つ熱で溶けますから、その辺を理解して適材適所に使うことが肝心でしょう。

色んな種類がありますが、気持ち緩めに入るところに使用して綿棒などで拭き取り併用使用がいいですね。












使用したもの。
写真では分かりにくいですが、左のキャノンプラグ雌端子用と、中央電源コンセントの汚れが相当取れました。

やった当人しか分からないレベルですが、当然、音も歪が取れSNが良くなりました。