2014年2月19日水曜日

マイ物置は、やり放題・好き放題!

建築確認申請時、物置で登録してるのでオーディオ・ルームは物置と呼んでいます(笑)

此れの出来が良くなかったのは、ブログを始めから見ていただければお解りの通りです。。。

これを是正するため6年間ズ~と、梁を外したり・壁を切ったり・床を剥いだりその他etc・etcと、やり放題・好き放題・・・傍から見ればとんでもないことらしく、壊している!なんて言われたこともありました。ハハ!

当初は何かをするたびにブラーボー!ブラシーボーの連続で。。。
ま!要するに一つは良くなっても全体のバランスが整わない。(狂うんですね)

でも、毎日・毎日仕事以上に時間を費やし6年間も、誰もやったことないことない「モグラ叩き」が出来たことは大変勉強になりますね。(もがき苦しみましたが・・・)

お陰様で、部屋空間での音の振る舞いはかなり理解出来るようになってきたとは言い過ぎかな?やっと最近自分好みの音に、調整が的を得てきました。 

今回、やらかしたことは・・・
もう一週間経ちましたが、ブロック間の柱も同じくペイントしました。

ペイントしたブロックの高域吸音は、ほぼ石で、
対して隣あっている木の柱は石に比べると高域を若干吸音してます。

それほど違和感は感じませんでしたが、これはサーロジック村田さんも言っている、反射の断層になっているのではと思い、少し怖かったものの同じ反射率にするためペイントした訳です。
こんな単純で経費も掛からない簡単なことが本当にハマりまして、すべての音が際立ちまくり!
以前はボーカルが少し奥まり気味だったのですが、これが!
特に良くなりました!!鳥肌ものです。

フロントとサイドは、ほぼ石の音なので特に高域の残響時間は、以前の木の状態でも帯域によって1秒近くありましたから、石状態の反射ですから結構強く長いハズ。でも全然うるさくありません。

アナライザーでは500hzの残響時間は0.65秒から0.55秒に0.1秒短くなっています。これはりスポジ背後のカーテンの効果ですが、耳に入った後の余計な高域も背後のカーテン効果で吸音されている結果で調和がとれたものと思われます。







フロント。パネルは拡散反射にしてありますが、サイドは反射というより若干吸音しています。

パネルを置かない状態でも悪くはないのですが、音が広がり過ぎ傾向で長時間聴くには疲れます。

ので、反射の断層が大きくならないようにリブ面を裏側にして設置。



吸音系は音場が狭くなりますからサイドは、広がりすぎを狭め聴きやすくなります。(タイガーボードにクロス仕立ての在来一般住宅では逆になりますね)







聴感で良くなると結果、測定データもよくなってますね。

左はリスポジのF特。









これが、同じ音量でのスピーカー軸上1mのF特です。(スピーカー直近ですので片チャンネルでも音圧が5.5dB上がっている)










ちなみに、これが前回のリスポジのF特ですが、見た目小さな変化量にみえますね。

しかし、音のクオリティは大きく違います。









あ! 

フロントに見えなくなったサブ・ウーファーは左後方に設置しました。

フロントからでは距離がありすぎと電源の関係で低域が弱まるので、より近い場所にしました。

位相を考えると、目前に置きたいものですが・・・とりあえずこの場所が今はベスト!

2014年2月4日火曜日

ペイント完了。

二度塗りでは、ムラが見えるので4度塗りました。 











左が、ビフォーです。
見た目では、空間が広く感じますね。

でも本当の狙いは音!!!

壁がブロック・ペンキですから約石に対して、
パネルは木ですので反射率(吸音率)が違います。
この反射率が違うのとリブの拡散反射の相乗効果で逆相感が出るのです。

反射率(吸音率)を近づけた効果で逆相感は消えました。

スピーカー裏には自作オリベスク。











上空には5枚の石タイルで、高域の反射を補強しています。

しかし、スピーカー裏に高域があるかというと、
ありません。

測定しても以前より少ない!
でも、リスニング・ポイントではたっぷりと聴こえます。浸透力も増えました。







これが、今回のリスニング・ポイントのF特です。












前回のF特です。
20k手前が増えてますね。
しかも全体にフラットな特性になりました。