2014年4月27日日曜日

EVA CASSIDY 8枚目のアルバム



1996年に皮膚がんにより33歳で亡くなったイーヴァ・キャシディ、その15回忌にあたる2011年発売のアルバムを遅まきながら手に入れました。
今まで発売されたCDとは違いイーヴァ自身のアコースティック・ギター一本だけのソロ演奏と歌でまとめた、鮮度良く生々しい録音のCDです。
存命中には本人自身のアルバムはなく、現在発売されているアルバムはすべて亡くなってから遺族の方が出されているそうで、15年経過しての8枚目のアルバムに、よくぞこんな素晴らしい音源が残されていたものだと感心!!!
   1. songbird
   2. wayfaring stranger
   3. people get ready
   4. true colour
   5. who knows where the time goes
   6. over the rainbow
   7. kathy's song
   8. san francisco bay blues
   9. wade in the water
  10. time after time
  11. autumn leaves
  12. i know you by heart
ジャズ・フォーク・ゴスペル・ポップすべてが程よくテイストされたような音楽です。
背景が静かで透明感抜群の録音で、オーディオ的にもお勧め。

2014年4月20日日曜日

音は自由に遊ばせるべし!

天井へのペイント・チャンネル・セパレーションの改善と残響時間の短縮目指しルームチューンをしてから、約1月ほど経過しました。
(前回のチューン)
(直したチューン)
どれも未体験ゾーンのチューンで、ブラシーボとか良くなったハズとの思い込みから音が変わったことで(何をしても変わるが良いか悪いかは別)未体験ゾーンはしばらくは聴けるんですね~()
ところがある日突然、こりゃダメだと気付く!
今回はそれぞれ2週間ほどかかりました(汗)

まず、
●フロント天井部分へのペイント、上からの反射実験です。
50cm手前部分はそれほど影響なかったので、さらに90cm手前にペイントしました。
床は強度があり表面はツルツルで反射が強く、壁は略石状態でさらに強い反射環境では、これらを増長させうるさいですし、音の上がりが変形する。
これは失敗でした!
天井は吸音ほどまで必要ないものの、床・壁より反射率は低いほうが宜しいですね。
したがって、90cm部分は反射がニュートラルな紙を貼って当初の50cmまでとしました。

次に、
●チャンネル・セパレーションの実験。
当方の空間は反射の強い左右壁でして、右スピーカーの音が左から左スピーカーからの音が右から聴こえてくる割合が多く感じたもので、スピーカー内側に衝立とSPパネル音を外側に向け左右の音をカットしたもです。
確かにセパレーションが良くなり、スピーカーも普通に内ぶりに出来モニター調に再現できますが、見た目からもおかしいですし、音も不自然。
音の動きたい方向を強制的にコントロールするのは良くありませんね。
SPパネルは元の位置がやはりしっくり、ただ壁の反射が強いせいか60cmパネルでは高さが足りないので、60cm2枚ははずし180cmパネル1枚が増えました。

さらに、
●カーテンによる吸音実験。
耳より前にある吸音物はてきめん生気が吸われることは解っていたものの、後方はいかがなものかと、後部全面にカーテンを張り巡らしたものです()
始めは下部分にカーテンをしたときは悪影響は感じなく、さらに上部までカーテンをし残響時間は0.6秒後半代から0.48秒まで落ちました。
たしかに、上品で解像度はよく聴きやすい。
たが・・・面白くない音!こんな音はいらない! 少し品を落としたくらいのほうが良い。
当方は響きのある音が良いところなのに、これをスポイルしては元も子もない!!
ことに、気づきました。
よって下部分のカーテンはサイドとセンター部分を残して撤去です。


データーや理論も大事ですがこれらが先走りすることなく、ほどほどの頃合いとかバランスが大事で、やってみて初めて分かることもあります()

F特とか残響時間を計ってやってみましたが、オーディオは科学で解明できるほどに底が浅い趣味ではないので、データーや理論は後付けが宜しいですね。(反省!)

今回は中高域に対するチューンをやりましたが、最も大切な低域を忘れてはなりません。



最近、色々な調音製品が増えて来てますね~。
数千円から買えるものもあれば、一個30万円台まで各種ありますが、有名ところではQRD・サーロジック・日東紡のシルバンやアンク。

サーロジックは無骨ながらワンセット30万ほどで劇的に改善可能なので、もう8年ほどの使用になります。

名前は挙げませんが、部屋の4面回りすべてに調音材なんてところもありますね?
金額だけでも軽く数千万円の調音材なんて、はっきり言って馬鹿げてますよ!!
アンプやスピーカーより高いケーブルみたいなもんでしょう?

それだけの投資するなら、私は部屋を作り直します。(2千万もあればなぁ)

2014年4月19日土曜日

N2電源ケーブル到着!

本業は根岸通信という電気工事会社の経営者、朝も早よから深夜遅くまで休みも余り取れないご様子は、メールで発注や連絡をすると必ず返信は返ってくるも、時間がほとんど午前様なんですよ m(__)m

若かりし頃、無線から始まり根岸さんも相当なオーディオマニアで、電源の効果や素晴らしさを伝えたいということでN2ケーブル始めたと仰ってました。
ロゴは根岸通信の根岸が「N」で通信が「2」なんでしょうね。

そんなんで儲けは度外視みたい(ー_ー)!!
OEM契約を申し込まれることも度々だそうですが、価格を抑えて供給したいことからチャンスを振っているそうです。我々としては嬉しい事ですが・・・今のうちかもしれませんね。

最近は各地の超オーディオマニアからの分電盤および電源工事の依頼も多く、さらに多忙なようで、工事後オーナーからお安く工事していただきありがとうと感謝されるたびに、膝がガクッみたいです。

だから貧乏から抜け出せないと言いつつ、電源の素晴らしさを感じて頂ければそれだけで由だそうです。(拍手!)

前置きはこの辺で、




 




思ったより早くケーブルが到着。 
上がサブ・ウーファー用ZAC1fs2・2m、32000円。
中がアナログ・プレーヤ用ZAC1fs2・2m、25000円
下がサブ・ウファー用のシールド加工延長ケーブルZAC3
・3m、18000円。
 
アナログ用は横L型インレット差額で7000円安くなってます。










 


 
早速!アナログ・プレーヤに接続します。


右が、リンの付属ケーブルですね。

見るからにひ弱!!


どう変わるか予想はついていますが、楽しみ。  
                                       縦型のインレット・プラグもあるのですが、アースの位置が逆になっていますので、リンのプレーヤの電源部に接続できません。横L型だとピッタリ接続できます。
 
このようにピッタリと確実に気持ちよく接続できました。 




ケーブルが重いので接続部にストレスがかからないように、プレーヤ台の脚部にロック・タイで固定してます。
音の傾向は一言で、峻烈かつまろやか!!
 
力強くスピーとキレがあるので、混濁感曖昧さがなくなる。
 
当方の空間は反射が強いにもかかわらず、音量上げても煩くなるどころか・・・ますます情報量が引き出されてくる。参ります!!
 
電力の使わないCDプレーヤもそうですが、アナログもモーター回しているだけの部分に電力を供給しているケーブルで、な~んで!こんなに変わちゃうんでしょう??
 
リーズナブルな電源ケーブルを、ただ付け替えるだけですから・・・ルーム・チューンはやればやるほど、ド壺にハマってゴールドハンターのように金を掘っているのか?自分の墓穴をを掘っているのか? ほとんど後者のほうが多いのに比べ(私は墓でも本望です)
、N2ケーブルは接続するだけの簡潔に完結品です。
 

2014年4月9日水曜日

N2電源ケーブル追加。

 

サブ・ウーファーの位置をフロントから後ろに移動しました。付属の電源ケーブルで接続したものの、やはり力不足。(2~3万円の某有名ケーブルよりはいいですが)
そこで電力はあまり使わないCDプレーヤーのケーブルは付属電源ケーブルでもいいかなと、サブ・ウーファーにN2電源ケーブルをチェンジしたのです。
 
サブ・ウーファーは良くなったものの、音楽全体は・・・全く腑抜け!!
リズム・メロディは変わらない音楽は出てますがスピード感のない、ふやけたキレのない音になってしまい音楽に引き込まれなく楽しめない??。
 
そこで当然サブ・ウーファーのN2ケーブルはそのままに、AITlaboのプリに使っているN2ケーブルをCDプレーヤに戻すと、これなんだよね~ともとに戻りホッとする。
 
当方はトランスからは60スケアで引き込み、建屋側から分電盤そして各機器にはコンセントを介さず直結シールドタイプのN2ケーブルで徹底的に施設しています。(アースも!)
 
それでも、末端の電源ケーブルだけでこの落ちようですから、N2根岸通信の電源工事から数年経過して解っているにも関わらずいかに末端効果が大きいことを、また確認させられました。
 
そんなんで、アナログプレーヤーにもN2電源ケーブルを奢ってやることにしました()


リンのプレーヤ電源部はスペースがないため、太いN2ケーブルのインレットでは接続出来なので、右の横Lタイプのインレットにしました。
 
見積もりは以下
1)ZAC1fs2 ケーブル標準 1.0m....\22000
・ケーブル延長     1.0m....\10000
 
2)
ZAC1fs2 ケーブル標準  1.0m....\22000
・ケーブル延長     1.0m....\10000
特注事項
・インレット変更差額    ....-\7000▲(ボトムまたは横L
 
3)ZAC3  ケーブル標準 1.0m.... \5000
・ケーブル延長     2.0m.... \6000
特注事項
・シールド施工接続技術料  .... \1000(不要の場合はお知らせください)
・シールド部材費    3.0m.... \6000
---------------------------------------
            小計....\75000
           消費税....小計5万円以上はサービス
   コレクトサービス手数料....  \600
送料 東京北海道 80サイズ....小計3万円以上はサービス
---------------------------------------
  商品受取時のお支払い合計....\75600
 
効果対費用は超リーズナブルです!!!

それにつけても小保方さん、叩かれ過ぎ!!ほんと可哀想でした。

2014年4月2日水曜日

紙一重!

フロント上部へのペイントで反射が強くなり、五月蠅くなって来たので、前回はチャンネルセパレーションを是正しました。ま、これは良かったです。

それでも高域の残響が少々長いような?

それでまた性懲りもなく、後ろ壁上部にカーテンを設置してみました。 さすがに5m以上の高さは脚立では届かなく、梯子での作業で時間はかかるわ(カーテンつけるだけで4時間半)、梯子がずれて危うく落ちそうになるわで、いくら改造癖人でも、もういいです(笑)。
 で、取り付け全開状態の写真が上です。同じ条件として比べる目安としての残響時間は、0.46秒と当初の0.6秒代から見ると大幅に短縮できてます。

しかし・・・解像度的にはいいんでしょうが、色気も生気も艶もなく弾みや躍動感・覇気のない音楽になってしまう。 

これなら、オーディオなんて。。。
意味が無い!ってくらいショーックな音!!

残響時間だけのことで・・・本当にバランスは紙一重ですね。
でも!落ち込んでられませ~ん。
開いたり閉じたり撤去できるように、なっているカーテンですので調整開始。

下部のカーテンを開いて 、輝きが戻ってきました。

残響時間は0.48秒と、僅か0.02秒。

 上部をフロント高さ3.2mに合わしている、パネル後ろに隠したらどうかと試します。

残響時間は変わらないが、音的には良し。

単純に残響時間だけではないですね?
向き合う反射面の相性とか、反射の方向などパラメータはたくさんありますよね。


7年間も毎日毎日やっているんですが、いまだに空間に於ける音の振る舞いは解った!と思っても、まだまだこれからってくらい未知の世界。

音が抜けない空間なので反射と吸音で何とかしたいものですが、これでだめなら音を抜く工事をしなければなぁと、頭をよぎる。
7年前には無かった消音や吸音の情報も、結構ネット上でも見かけます。
今回の最終形はこれ!

下部のカーテンを開いているにも?
残響時間は 0.5秒??

測り方でも変わりますし。。。

それしても訳わからん。
こんな事あんまり考えすぎても、しょうがない。

たしかに聴感では響きも増えてるし耳にも触らなく楽しい音楽になっている。

これで良しとして、今回も完了(笑)

追:一日前のことで忘れてたが、椅子の後ろにラムスキンを敷いていたものと、フェルトの巻いたものを撤去していたので、時間がのびたのでした。
ちなみに、F特。

見た感じあまりよろしくないですが、聴感はこれぐらいが良くなっています。(個人的感想!)