2009年5月15日金曜日

ジャズ喫茶

先々日はtakeotさんが色々と持って来てくれました。お土産レコード2枚・案山子さんお勧めレコード2枚とディープパープルのレコードその他スタビライザーと鹿皮のターンテーブルシートと盛り沢山な内容。その他にEVAさんからのレコードも聴くと言う2時間程度は少々ハードかなと思いましたが、全てクリアでした。まずは、フォックのスタビライザー。今使っている545gのものと比べると非常に軽い!使ってみると程良い制動と躍動感が出てリンのプレーヤにはこちらの方が合っている感じ。



次に鹿皮製のシート、ぺらぺらフニャフ
ニャの薄いゴムみたいな感じがする。

リンが選んだフェルトも頼りない感じですが、これは明らかにリンのフェルトのほうが音に広がり・躍動感が出ている。さすがにリンが選んだシートと言うのがわかりました。

takeotさん帰りに、あまっているパネルを試しにお持ち帰り。 どんな反応があるでしょうかね。(ルームチューン仲間がふえるかな?)  
takeotさんお帰りになった後、伊豆の方もいらしたジャマイカというジャズ喫茶へ行く。写真(携帯)でとってきた写真2枚ディークエリントンのライブとディブ・ブルーベック。 超初心者向きのテイク・ジ・Aトレインをリクエストして掛けていただいたのがこのデューク・エリントンのライブというCD。掛かったかかな・・と思ったら、「今のがテイクジAトレインだよ。」と一言マスタ一。 たった40秒でした。ええ何!サギみたいなCDですねとの私の言葉に、笑うマスターでした。(私しゃ、音を聴きに着来てるんじゃなくて、音楽なんですけど・・) まあ、意地悪ではないと思いますけど・・・。
エリントンって初心者向きなんでしょうかとの質問には、「いやいや神様みたいな人だよ。これは70年前の録音だ。当時でこんな録音しているんだから日本は戦争に勝てるわけ無いわな。」とのことでした。 そしてどこかに出かけていきました。(五月蝿い客だと思われたかな?)

不満そうな様子を察してくれたアルバイトのお姉さんが、掛けてくれたブルーベックのテイクファイブ。

これくらいなら知ってますての!

ソフトな温かみのある音楽を奏でるジャズ喫茶でした。 次回は黙って聴こうっと。

2009年5月10日日曜日

レコード到着(EVAさんより)

                                     
EVAさんに頼んでいたお任せレコードが着きました。 数ヵ月後に送りますとの意味は、アナログプレーヤのMAJIK LP12の馴染と調整具合がそのぐらいかかるとの洞察でしょう。
御蔭さまで、ほぼCDと変わらないくらいの音が出るようになった頃合で、グッドタイミングです。

送っていただいたのが上写真の7枚です。 非常にお安く譲っていただき、ありがとう御座います。
クラシックが1枚で後は、ジャズですね。
ジャズ系は、初めて聴くものばかりで一度聴いたくらいでは、良く解りません。
クラシックなんかでも、映画やCMでかかっていて聞き覚えのあるものでしたら良いんですが、聴いたことも無いクラシックは曲の時間も長いですし、苦痛ですよね?
そういうことで、玄人好みの良く聞き込みの出来るレコードばかりで、う~ん!これは理解するまで時間が掛かります。EVAさん、素直な意味でありがとう御座います。


丁度、EVAさんのお友達である山田野案山子さんのブログで、上の邦楽の尺八とジャズのコラボレ-ションした珍しいレコードを紹介していましたので、まずはこのレコードを重点的に3度ほど聴いてみました。
レコーディングデータは、1970年10月ビクタースタジオにて、
メンバーは、尺八:山本邦山・ピアノ:菊池雅章・ベース:ゲリー ピーコック・ドラム:村上寛。
ライナーノーツによりますと、この山本邦山氏は先代の山本邦山、つまり現在の邦山氏の父から厳しい指導から修行中虚無僧姿で各地を巡り、「行く雲、行く水を心の糧として、大自然の中で尺八を吹く。風の音、水の音、木の葉の音、そういった自然の音と対話をかわそうと、それは懸命に吹いたものでした。」と、ご本人が話したそうです。 いや~ ストイックですね。今時こんな修行僧みたいなことやる人は凄い凄い(拍手)。
もっとも1958年に大学卒業ということは、51プラス卒業が22歳としても、当年73歳くらいの方です。

EVAさんからは尺八の音色はどのように聞こえるかな?とのことですのですので、駄耳のつたない感想ですが、上から下まで延びきった響きと感情のこもったきれいに澄み切った尺八の音色で、ある曲は何かもの悲しく人間の苦悩を、ある曲では軽快ではないが力強くと表情が沢山あるので、私には全ての曲をとおして何度も聴く時間が必要かなと思います。ジャズなんですけどクラシックの組曲的な感じもありますね?