2013年3月31日日曜日

シンメトリ-崩して音を混ぜる


月に1回ぐらいは更新していないと忘れられてしまうので、3月末に久方ぶりの更新です。

こちらもやっと雪が溶け始めそろそろ春の香りがしてきました。

冬の間、週一の遠ざかっていたオーディオも再開の兆し。
遠ざかっていたと言っても、何もしていないわけではありません。
そこは生きている内は永遠に未完成物置ですのでいつも何かかしら、ああでもない・こうでもないとやっております(笑)

でこの冬、主にやっていたのは感単・簡便に音を混ぜること。
大げさに普通に言うと、定在波とか位相干渉を回避させると申しましょうか・・・
ま!要するに前後左右上下の面が全て同じ面積で角度だとこれは全ての波長が一定距離でぶつかり合い中心部では打ち消しあったり壁際では増幅したりと場所によって極端に変ることはどなたもご存知のことです。

低域の不都合は定在波・高域はフラッターエコーですね。
これを解消する手段として皆様経験済の片側だけ吸音とか物を設置して、音波のぶつかり合いを小さくしたり、壁天井に角度をつけるとかやっています。

当方の物置も一応壁天井は斜めに角度をつけていますが、左右壁は同じようなシンメトリーだと結局は同じことなんだと気づきまして・・・ああでもない・こうでもないとやっておりました。

一般住宅でやられている方は左右同じシンメトリーと言う形は少ないと思いますが、完全にオーディオルーム専用に作られた方は結構左右はシンメトリーな作りで、設置物も左右同じするかと思われます。これまで私も徹底してミリ単位で左右同じように設置しておりました(汗!)

それで便利なサーロジック・パネルでこれをやってみました。
【右サイド】


写真の写りが良くないもので、判りにくいかな?













【左サイド】

左右のパネルの角度と位置はバラバラです。














【右サイド】

分かりににくいので、後方から














【左サイド】
















【右フロントサイド】


もう少し詳しく。
角度・位置とも左右前後はバラバラ。












【左フロントサイド】
















【右リスポジサイド】

も一つおまけに。














【左リスポジサイド】

右とは逆の形ですが、角度は同じにならないように設置してます。













以上のような簡便な方法ですが、効果は大きいです。
音の見通しが良くなりきれいに広がり、気持ちいい~。

さらに低域はどこの場所でもピークやディップを感じなくなり同じ様に聴けますよ。

このパネル!色々使えて便利!!!