2008年12月17日水曜日

吸音?の結論

ブロック穴の吸音の続きです。
ブロック穴3箇所あるうちの重なって下まで通っている(115cm長)になっている1番上のブロック穴をフェルトで塞いで聞いてみたところなんとなく中低域が出てきたような感じがしたもので(例の思い込みですね)、村田氏に教えてもらった方法で左サイドの部分だけ(左右で音の判断がしやすい)残りの2箇所の穴も塞いで聞いてみましたが中低音域以上に高域が吸われて、輝きが失われ面白くない音になってしまいました。

コンクリまたはモルタルで埋めればまだましかな?とも思いましたがそうなると全てのブロックに詰めなければなりませんし、その作業も大変です。壁全面が穴だらけと言うわけでもありませんのでその比率も許容範囲にあると思います。またコンクリまたはモルタル充填作業が対時間・労働・費用効果も?ですね。

このブロックは当初壁に入れる予定のものでしたが、私の予算の都合でこのような設置になりました(将来は壁に入るかもしれません)。音を聞きながら、結局全てのフェルトは取り去りこちらのほうがはるかに良いことが判断出来ましたし、重低音反射という意味での効果は大なので、若干の吸音の影響は極僅かなものとして現状を好しと致します。

ご指摘の103 岡山さん問題提起ありがとう御座いました。お蔭様で勉強になりました。

2008年12月16日火曜日

吸音?

重低音反射用のブロックの穴がレゾネーターの役割をして、吸音されているというご指摘を受けまして、いろいろネットで調べたところ、管の共鳴とヘルムホルツの共鳴の二つの計算式を探し当てました。

1) 管内の一次共鳴周波数は周波数 = 音の速さ ÷ (4 * L)(Lは管の長さ)なので長さ1mのパイプの共鳴周波数は 340 ÷ 4 = 85[Hz]になる。管の長さと共鳴周波数の関係は開放端補正を考えずに計算すると
      管の長さ[m]         共鳴周波数[Hz]
          0.5            170   
           1             85


この計算でいきますと、ブロック筒の長さは19cmなので、447.3Hz

以下のスピーカーのバスレフダクト用の計算式をimemoというフリーソフトで、10cmから下をスピーカーボックスに見立て計算すると、430.58Hz と大体同じくらいの周波数になりますが、多孔質のブロックにこれが当てはまるかどうかは定かでありませんけど、まあこのくらいの周波数が共鳴して吸われているということでしょうか?

以下の式は難しそうですが、imemoというソフトに数字を入れるだけですから私でもできました。

2)ヘルツホルム共鳴周波数(ほぼバスレフダクトの共鳴周波数);http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/helmholtz.htm
BoxW=10 ;input スピーカボックスの幅 cm
BoxH=7 ;input スピーカボックスの高さ cm
BoxD=9 ;input スピーカボックスの奥行 cm
r=4.25 ;input ダクトの半径 cm
l=10 ;input ダクトの長さ cm
v=34029 ;音速 cm
Vo=BoxW*BoxH*BoxD ;スピーカボックスの容積 cm^3
S=r^2*pi ;ダクトの断面積 cm^2
fH=(v/(2*pi))*((S/(Vo(l+r)))^(1/2)) ;ダクトの共鳴周波数 Hz

ブロック6段重なったところは115cmになります、この箇所の、共鳴周波数は、それぞれの計算式では
1)が73.9Hz
2)が154.6Hz と大きく差が出ますがいずれにしても、中低域が共鳴して吸われていることは確かでしょうね。
でも、ミッドバス近辺だけなら吸音されてもいいのですがねぇ・・・その下と上の帯域は吸われたくないですし、果たしてこの計算通りの周波数に当てはまっているのか解らないところです。

とりあえず、フェルトを詰めてしばらく様子を見ていますが、評価は駄耳なものでしばらく試行錯誤しながら時間は、かかるでしょう。(今のところいい感じとおもっていますが。)

2008年12月9日火曜日

低音欠如原因解明!2

ちょっとしたことなのですが、壁に密着していたブロックを隙間を空けて積みなおしました。こんなことでも音がスッキリ・クッキリ・ハッキリしました。











こんなことから、後壁のパネルを考えていくと、ビスで強固に壁とパネル同士も留めた為に、一枚の壁になって、パネル自体の長所が失われているように思うのです。製品自体として完成されているパネルは自由に振動できるようにしたほうが、良いというのが、これまでの経験ですので、ステンレスの板を入れる作業の前に壁から離して倒れない程度の留めかたで、自立させようと思います。

2008年11月17日月曜日

ジャシンタ?とジャシンサ?


ジャシンタ?シャシンサ?のアルバム4枚。
左上は私が昨年タワーレコードで探して買い求めたもの、その他はEVAさんお勧めのアルバムです。左上のジャシンタ?はポルトガルで活躍だそうで、鼻かぜを引いてだるそうな歌い方で今一。
他のアルバムのジャシンサ?は、中国人の母とインド人の父から生まれシンガポールで活躍と全くの別人(紛らわしい名前ですねぇ)、上品で優しい歌い方、音量を上げるとマイクが近いのか、喉チンコが見える感じがします。じっくり聞けるアルバムですね。

2008年11月12日水曜日

完成!

完成です。響きがい~い、音量を下げてもバランスは変わらなく、上げてもうるさくならない。張りと艶のある音。立体感と奥行きのある引き込まれる音。高域だけでなく中域・低域全てが良くなりました。と言うよりそんなことは気にしないで素晴らしい音楽が鳴っています。

耳障りな不快感の無い自然な響きはイコライザーでは作れないでしょうし、全面塗装(天井は吸音の為未塗装)することで同一壁面に吸音系が入っていると不快な音が出るということも確認でき、クリアできました。これは逆に壁面に反射物を面一に設置などすると同じような結果になるのではと思います。部屋全体の振動数を合わせないと共鳴が好くないということで、訳もわからず中途半端に反射物や吸音物を入れるくらいなら、どちらかに統一したほうがよくなるのでしょう。でも反射は壁振動やフラッターがある部屋だと難しいので、一般にはデッドな方向のほうが音造りしやすいのでしょう。

多くのオーディオマニアの方が長年の時間をかけられてもたどり着けないところまで、僅か2年で(ひがみは無しで願います。)来れたことは、サーロジック村田氏の先見の明に拠るところが多大です。氏の「機器はそこそこであれば何でも良いですよ。」と言う言葉の集大成がこの部屋ですので、悩まれている方々に是非とも確認に来られることをお勧めいたします。
断言させていただき恐縮ですが、機器やアクセサリーにいくら情熱とお金を賭けてもルームチューニングが出来ていない部屋は良い音にはならないです。(脳イコライザーをフルに活用できる方は別ですが、疲れますねぇ。)
良い機器をお持ちの方は、良い器に入ることが出来ましたら、私の音など足元にも及ばないものになるでしょうし、この件について村田氏は何か計画中だそうですので、ご興味のある方は直接お問い合わせを。

先述のイコライザーで、追記ですが、部屋の音が悪いので又は土地や予算等諸般の事情によりそのような部屋が手に入らないので、やむなくイコライザーを使うと言うのは理解できますが、ビックリしたのは○○式オーディオルームで有名な某氏と有名評論家たちが、某ステレオ誌イコライザー特集の中でイコライザーを賛辞賞賛していましたが、何ですかあれは?
いまさらですよね?散々高い機器を進められて買った方や更に高額なオーディオルームまで作った方々を馬鹿にしてるのではありませんか?某有名メーカーがイコライザーの新型を出したからのマージン稼ぎと疑うのは私だけでしょうか?
ましてや、響きのよい部屋をお持ちの御仁は極一握りでしょうからなどと、のたまう始末の影響力の大きい某氏。皆さん高額な機器で散財する前に、響きの良い部屋を持つ一握りの御仁になりましょう。、

2008年11月10日月曜日

ニス塗り完了

日曜日の休み丸一日かけて、残りの上部1/3を塗ってニス塗装完了!
ニス14リットル・刷毛・桶・養生用紙とテープでかかった経費は3万円ほど、プロに頼むと十数万円ですから安上がりです。

音の感想は、しばらく乾燥させてからアップさせていただきます。
続く・・・























































































2008年11月7日金曜日

更に目指してニス塗り 続きの続き

前回、高さ120cmの範囲のパネルと内壁をニス塗装完了し、結果はグッドでしたので更に120cmプラスして高さ240cm全周を塗りました。
結果は、益々グッド、ベリーグッドです。
でも、途中経過(半分程塗った状態)の音は、本当にこのまま進めても良いのか!!と心配になるくらい酷かったですね。
この建物の建設途中でも経験したことですが、反射面に吸音系が隣接すると、とても不快な音になるのです。 
どうしてなのかと思いまして、色々ネットを使って調べましたら、どうやら振動モード(固有振動数)が違うものは共鳴しないんですね。たとえば鉄と木とかガラスを同じ面に置いて共鳴しないようにかな?壁の木にニスを塗ることによって振動数が変わるようなのです。たしかに塗ると、こんこんという音からコツコツと変わるのがこれなのだと思いますが、何やら理解に苦しむ内容になってしまい自分でもよく解りません。

良い子のクラスに不良が入ったみたいな(たとえが悪いですね)
ガラスのコップにたとえますと、空の状態で叩くと響きます。それに水を注いで叩いても周波数は高くなりますがそれでも響きます。でも中にテープなどを張ったりすると響きが鈍くなりますけど、そのような感じで音楽的な楽しさや迫ってくるような躍動感などの感動が感じられなくなります。

部屋はスピーカーから出る音の響きを、増幅する大きな楽器(ギターやバイオンの胴)みたいものではないでしょうか?
同じ機器とスピーカーを使い続けていますが、オーディオルームを作る前の母屋の部屋で出ていた音と現在の音は、月とスッポン・天と地ほども違うことが、何よりの証明だと思うのです。
一番に部屋、2番にサーロジック音響パネル、3番に電源、4が無くて5にスピーカー、その他の機器はどうでも良しと言ったら、その筋の方に怒られるでしょうか?(最低音域は無いですけどラジカセでも良いですよ)
このように感じる今日この頃です。

2008年11月4日火曜日

更に目指してニス塗り 続き

翌日、パネル塗装に気を良くしていよいよ壁です。壁! やり直しが聞かないので怖いですが、自分では大丈夫!よくなるはずとの目算があるのですが・・・

まずは、後の左右バーチ1枚づつをニスが落ちて汚れないように、養生です。






これは、左側。

後2枚分を塗り終わり、大丈夫そうなので、次にもう2枚分フロント側を塗ることに決定。










片側壁2枚分ニス塗装完了。
指でノックするとコンコンがコツコツと変わりましたが、パネルの拡散反射と違い平面反射なので
思ったほど強い反射が無いのです。

この調子だと左右壁全面を塗っても良いとの感触ですし、残響時間も延びると思います。







リスナー後ろ側の高域反射パネルの下側中心から2枚を外し左4枚と右ドアからを塗装。

パネルの近くで声を出しながら音を聞くと、塗っていないものは、声が柔らかく吸音され、塗装済のものは声に張りが出て反射してきます。






センターパネルを塗装済のLV600に差し替えて聞いてみると、昨日は中心に集まりうるさく広がり感が無かったのですが、広がり感を保って中心に力強さと、言った感じにバランスが変わりましたが、まだセンターは初期設定のものでしばらく聞き続けることにしてみます。






更に目指してニス塗り


何故にニスなのか?は、目指すは石の音。いきなり石は高価で危険性大、そのための実験として安いニスを塗り音の調子を聞ながらどのような変化をするのか試していると言うところです。将来は多分石を貼っているでしょう。当方の部屋には一般で言う吸音材的なものは一切ありません。強いて言うならば、固めのレザーを貼った椅子とリスニングポイント後のテーブル?に敷いている紙製のクロスそれと聞く人間くらいなもので、その他は木と鉄なのですが、その木(壁のバーチ合板等)自体がニスを塗ることで、あらゆる帯域を吸音していることが解ります。もちろん全ての面を塗る気はありませんが、どの範囲まで硬くして良いのかバランスの取れるところを探す作業ですね。
吸音材といえば、使っている方が多いですが、ただでさえ吸音されている部屋がほとんどなのに、なぜ高い金額をはたいてさらに吸音が必要なのでしょうか?教えてくださる方がいらしたら。教えて欲しいものです。
私の部屋に吸音するものは、一切ないと言っても良いくらいですが、それでも残響時間は4・5khzからだら下がりです。8khzまでは上げたいので、皆様方とは逆のチューニングをしています。
今回は、ワシンの水性ニス艶あり4ℓ入り8500円を買ってきて、フロントサイドのパネルの下を塗ってみます。なにせ、塗ってしまったら剥がせないもので、パネルの上半分からおっかなびっくりもので、一か八かの感じでチャレンジです。


左、上半分だけ塗ったSPとサイドパネル4枚。
これから下の部分を塗り始めます。



塗装中です。
音を出しながらの作業で、音の変化が解ります。
サイドのパネル全てを塗り終わった感想は、グッドです。高域だけでなく低域も締まりました。
この時点で、センターパネルを塗り終わった60cmのLVパネル4枚で交換して聞くと、音の広がりがセンターに集まり、音楽が弾まなくなりました。
フロントセンターに反射の強いものは難しいのかな?
続く・・・


2008年10月27日月曜日

リセット後の凄さ 続き

先々日のチマチマした面白くない音の時は、出てこない雰囲気を出そうとして知らず知らずの内に、少しづつ音量が上がって(もちろん自分で上げているのですが)いて深夜にもかかわらず大音量になっていました。今はその時のメモリの1/3程になっていますが、音楽の躍動感・楽しさや感動が伝わってきています。もちろん音量を上げても、さらに良いことは言うまでもありませんが、小音量でも十分以上です。

音楽の楽しさ等に満たされないと、大音量になることが理解できました。(嫌味ではありません)


昔30年程前にオーディオをしていた時は、どちらかと言うと原音再生を目指していたように思います。

大砲や雷・SLの轟音とか鳥や鈴虫の鳴き声とか川のせせらぎ・雨音等々が本物のように聞こえることが最高のオーディオシステムなのかなと・・・でもこのような自然界の音は、スピーカーから出すことは無理でしょうし、本物の音にはかなわないでしょうね。


オーディオで再生する音楽も本物にはかなわないと言われていますが、どうなんでしょう?実際コンサートや生演奏を聞いても、あまり感動する音楽に出会ったことがないですし、あったとしても極まれです。素晴らしい力量と気合の入った演奏家がいて、音の良いコンサートホールそしてさらに、特等席等々が揃うなんてことは、至難の業と思います。


私のシステムはハイエンドとは程遠いものですが、条件の整った演奏場と特等席を手に入れることが叶いました。(しかも、いつでも好きな時に)残りは気合の入った演奏家の演奏と、それをいかにうまく録音したCDを手に入れるかですが、数少ない手持ちのCDの中にも、以前は飛ばして聞いていた曲なのに、こんなに気合を入れて素晴らしい演奏だったんだ。と、気がつくCDも結構ありました。(中にはどう聞いても良くないものも出て来ましたが) 今日は、1300円で買った美空ひばりの「りんご追分」聞きましたが、歌のうまさに聞き惚れました。良かったなぁ。これって演歌のジャンルなんでしょうかね。



今現在の音は、よくスピーカーが消えると言われますが、まさにスピーカーの存在は感じません。

左右スピーカー近辺から後にステージが展開して、そこで演奏される楽器やボーカルの位置がはっきりとわかります。奥まった音にはなっていません。奥行きがあってその中で立体的に演奏されてます。トライアングルなどの高域は左右からも聞こえ、声の帯域の中域は艶があり低域は最低域(40hz以下)まで延びてタイトです。解りやすく言うと目の前で音楽が鳴っていて引き込まれます。JBLのS143MkⅡという1本30万程のスピーカから出ている音とは信じられないかも知れません。ここまで書くとほんとうかなぁ~と、思われる方々。是非聞きにいらしてください。お待ちして居ります。

2008年10月26日日曜日

リセット後の凄さ

今回写真は無いですが、分電盤工事後、耳(脳?)をリセットして新たな発見をと、3日間オーディオから離れ聞き直した感想です。
??????が無限に続くかと思えるほど、何か変!ひとつひとつの音は悪くは無いのですが、何か伝わってこないのです。分電盤工事のエージングが逆行したのか?まさか そんなことは聞いたことも無いですし、耳(脳?)をリセットしたから、これが本来の音なんだと自分が認識したのか?? はたまた自分の耳がおかしくなったのか??? こんなチマチマした音が本来の音だとしたら今までの苦労(予算も)が水の泡? そんなぁ~(泣) ど・ど・どうしょ~う(冷汗) と、血迷って分電盤にお詳しいEVAさんに深夜にも関わらず、迷惑な電話をする体たらく。 チェックしていただけるオーディオ仲間がいないもので、すいませ~ん(頭下げ)
とにかく、面白くない音なのです。
今朝も音だししても同じ、チマチマとした面白くない音。
パネルを移動したり、接続が緩んでいたり外れていないかとチェックしたり、サブウーファーの調整したりと、出来るところはと、やっていたところ分電盤工事完了の時はウーファーがまだ到着していなかったことに気ずきました。
というのは、プリアウト端子が一つしか無くこの端子をパワーアンプに繋ぎバイアンプ駆動しているのですが、今回サブウーファーをこの端子にパラレルで接続していたのです。
これを、プレーヤーに繋ぎ変えたところ、音が戻りました。お帰りなさ~いと、言うぐらい嬉しかったです。(笑)
しかし驚くのはチューニング完了以前にもこの接続はしていたことがあり、その時にはこんなにも大きな変化は感じなかったことです。この部屋は良いことも悪いことにも敏感・如実に反応する凄さをまた体験できました。

2008年10月22日水曜日

分電盤工事感想

前日は、工事完了後2hほどで変化さらに6h後また変化そしてトータル24h以上鳴らし続けましたが大体、安定してきましたので、これからも少しづつ良く変わるでしょうがこれにて感想です。
まず、
1.音量が大きくなったように感じる。
2.弦楽器の減衰時の音程の変化など細かいニュアンスが出てきた。
3.ボーカルの色気(艶)やドスがより出てきた。
4.左右上下にプラス前後感が出てきたのでより立体的に感じる。(奥行きは同じ)
5.音の立ち上がり、立下りが早くなった。 
 その他諸々OK
と、分電盤導体を個別配線にすることは、いいこと尽くめの結果でした。
パネルへのニス塗りも高域の一次反射が増えこちらも結果は上々。
さらに、Dcube2HXも帰ってきて、現時点ではこれ以上することが無いほどの完成度と思います。(欲求は無限ですが)
このブログを立ち上げた最初に書いてある音のイメージは、全て完璧に達成できました。
伊豆から帰って10日間ほど夜も寝ないで聞き続けていましたので、今日からしばらく聞かないで頭をリセットしようと思います。(知らないうちに、ずれて来ますので)

2008年10月21日火曜日

分電盤工事

今回の電気工事概要はオーディオルームに入っているエアコン、換気、照明、その他コンセントを別回路に分け、オーディオルーム分電盤の導体を外し各子ブレーカーへ個別配線で分ける事です。未だオーディオルーム分電盤はオーディオ専用分電盤にはなっていませんが、予算上の問題と専用にするまでの必要があるかの実験も兼ねています。結果がよければ今後のお楽しみとして残しておくつもりです。(儲かったら!)


左が引込み線からメーター下の主ブレーカで左がオーディオ用で右が母屋用、この母屋用から、今回のオーディオ以外のエアコン等の配線をつなぎ直します。










工事は2人で4時間ほどで完了し、電圧を測定してもらいました。アースも測りたかったのですが、測定器が無く次回です。


小さい照明だけ付け、まずは107.62v。




エアコン暖房全快、全照明最大照度、換気扇大にて、鼓膜が破けそうな音量で演奏中。

107.36v。

電圧降下は0.26vでした。
だから何?と言われれば・・・何ともですが。

このオーディオルーム専属電気工事士?の方で、出来上がった当初聞いてもらっていますが、そのときは今一な表情でしたが、今回はどうでしょうか。


この日の為に、ご自分の好きなCD持参です。ミスター・チルドレンのギターの曲でした。(私は初めての曲) 全身鳥肌だそうでした。

手前の方、電気工事会社社長の偉い方。(友人ですけど)
クラシックがお好きで、シベリウスのバイオリン協奏曲を試聴中。


あちらの方は、眠そうです。




私のポップス演奏中の表情。(酔いしれていますね?仕事中なのに)
まあ、もともとが良いので当然でしょうが、私としては、今回の工事の音の変化は???です。(この時点では)





1時間半ほど、聞きほれていましたが、残りの仕事再開。









直結インレット線の取り出し口とオーディオ予備コンセント口の蓋をつけています。これから寒い冬ですから、風がぴゅうぴゅうでは困ります。


夏は虫が入ってきますので、戸締りです。


完成!すっきりしました。








帰りがけに、外して戻らなくなってしまったアース線を見てもらいました。
やはり、こんなつなぎ方ではキチンとアースが取れないそうでした。(素人はダメですね)




こうやって、ギリギリと音が出るくらい締め込むんですよ と、実地で教習。






これで、一安心です。







これが、工事終了のオーディオルーム分電盤。

導体を撤去して黄色の8スケア線で分けました。

先ほどの試聴は???でしたが、2時間ほど経過して聞きなおしてみたところ、

変化が聞き取れるようになりました。

いつもと同じ音量なのに大きくなったようで、細かなニュアンスが出てきました。

ギターは弦が減衰していく微妙な音程が聞こえ、ボーカルは艶とかドスがなどが感じ取れますよ~ これは、いいかもしれないです!!!しばらく電源入れっぱなしで、やはりエージングですね?どのくらい必要なのでしょうかね?(焦る必要はないですけど)

また、後日更なる感想をアップいたします。

追:明日はDcubHXも帰って来ます。



















2008年10月16日木曜日

試聴者第一号

さあ今日は、完成して間もない我オーディオルームへの初の試聴者の来訪です。当方まで車で1時間ほどの距離の当別町から来られるブログ名テイクオトさんことT氏にどんな風にお聞かせしたらいいかなぁ。
と、我機器も大したものではないので、いっそのことラジカセから聞いていただくことにしました。
このラジカセ、接触不良か音は歪んでたまにCDを読めなくて音飛びするような骨董品です。






センターに椅子を置いてその上に載せているラジカセ。












少しアップで。











ラジカセは1曲を聴いていただき同じCDで通常システムで、リスニングポイントを移動しながら聞いていただきました。


センター(部屋のど真ん中)で聞いているところ。
ステージ前のかぶりつきで聞いている雰囲気を感じられます。






通常のリスニングポイント。
全ての音が平均に聞こえるポイントで、オーディオ的に分析的に聞ける。
次に後のサイド奥。
スピーカーの直接音が無いのでリラックスして聞くには最適。
そして、通常リスニングポイント後ソファーの左右。
ここが私は最も音に引き込まれ感動出来るお勧めポイントです。
その他、パネルを動かしながらの音の変化等を体験いただきましたが、どのように感じられたでしょうか。

2008年10月5日日曜日

高域対策3


水性ニス塗装後のSPパネルを定位置に戻し聞いてみますと、これはかなりいいです。ほぼ感動です。
この調子だと壁までの塗装は必要ないでしょう。
奥にあるSPパネルですから、奥ゆかしい高域と言うか、全体には回ってこないので、手前かセンターのパネルを塗装したら、もっと前に出てくるのかな?
ただ、あまりやりすぎても良くないでしょうから、残りのパネルを、どこまで塗装するのか、思案所です。
とにかくあと少し高域が出てくれば、感涙が出ると思います。

2008年10月4日土曜日

高域対策2



油性でスプレーは、室内壁を塗るには、くさいわ飛び散るわで、却下しました。乾けば同じと考え、水性ニスをはけで塗ることをテスト。
においもきつくないですし、塗った感じもなかなか。


と、スピーカーサイドの60cmパネルに塗り設置すると、SPパネルがないので広がり感が減って中心に寄っているにも関わらず、なかなかいいですよ。どんな風にといわれても説明しにくいのですが、高域にはりが出て、低域にもという感じ。
聞いてもらえればなぁ・・・


写真では解らないですね。
表面が樹脂で覆われ硬いです。
ただ、塗りすぎたのか木の肌が無くなってチョッと残念。
もう少し修行しなくては。
(パネルさんごめんなさい)


2008年10月3日金曜日

高域対策

先月の日曜日、中島公園を家族で散策中コンサートホールキタラでブラスバンドのコンクールが行われていた。アマチュアで、しかもブラスバンドは趣味じゃないのですが、入場料2000円で一般開放されている、う~ん オーディオ的興味がもたげ、どんな音がするのかなぁ~と、家族を待たせ一人で経験することに・・・中に入ると結構ガラガラで、好きなシートに座って聞ける、これ幸いと中段の中央や上段の端、最終は前列5番目の中央といったように席を移動しながら2時間ほど音チェック(一流演奏家でなくてよかった!)演奏はともかく、さすがに、調音された広い空間は、いい音です。とくに高域がものすごく綺麗に響きます。当方の部屋の伝送特性は高域が2kからだら下がりなので、これは完璧に負け(勝ち負けじゃないけど)ている。

当然に壁は、チェックします。壁材はかばの木とのこと、バーチ系ですが、表面が樹脂系の塗料を厚めに塗っていて、木の目はあって硬くなっています。やはり木の肌を残し硬くして、高域反射なんですねぇ。

当方もラトビアバーチなんですが、表面はやわらかい産毛がありソフトなのです。おそらくこれで高域を若干吸収されているのではと思います。なので表面を硬いもので覆うすなわち塗装かな?と考えまして、しかしいきなり壁に塗るのも怖いので、リスニングポイント横のパネルに手軽なスプレー缶の油脂系ニスで実験・・・うん 悪くないですが、はっきりしないので、次に180cmのスピーカーパネルの上から60cmくらいまでとスピーカー手前サイドにある60cmパネルも現在塗装中なのです。薄く何度もスプレーしないと、だれて来ますので結構、1日かかりです。


室内で、スプレーできないので、玄関のドアを開け換気しながらの塗装。
クリアなので見た目はわからないですが、触ると硬いのが解ります。




60cmパネルも塗りました。
日曜には設置して、音チェックしますがどうなるのでしょう?




2008年9月10日水曜日

オーディオルーム分電盤?


この分電盤を見ていただいたオーディオの先輩からアドバイスを頂きました。
電気関係は全くわからない私には、ありがたいことです。ブレーカー単位で分けているから良しと思っていたのですが、一番上の75Aブレーカーから出ている導帯を通って各ブレーカーに電気が流れている訳でして、道路にたとえると、広い道路を沢山の車が走ってる状態で目指す出口(ブレーカー)にたどり着くには、人でしたら周りを注意しながらスピードを調整したり先読みしながら走るのでしょうが、電流はそういうことはしないでしょうから、当然ぶつかったり、邪魔したりしながらなので、スムーズに流れていないのでしょうね。それではその上の元をたどれば同じことじゃないかと思いますが、スピーカーからアンプ間もバイワイヤーやバイアンプで繋ぐと音がすっきりくっきり力強くする効果がありますから、個別にケーブルで繋ぐと多分それと同じような効果があると思います。


この辺になるとこの工事担当の強電関係の電気屋さんも解らないようで、弱電の方だと理論的に説明できるのでしょうね?(素人には専門用語が入ると益々よく分かりませんが) 


それに+エアコン・換気・照明・一般コンセントが仲良く一緒に入っているので今は、オーディオルーム分電盤なのです。

部屋も一緒に作っているので、分電盤や電気関係だけの単純比較は出来ないのですが、以前の母屋よりはよくなっているので、特に不都合は感じていませんが、今の分電盤のまま壁コンセントから普通の延長コード+電源タップ+電源ケーブルの悪条件でテストしたとき、特に感じたのは低域の音階が不明瞭になったこと、駄耳の私には低域が一塊になるので量感が出て、これはこれでいいんじゃないという感想で、ルームチューニングの不備で全く聞きたくなくなるような音と比べたらまだ、ましなレベルですが、少しでも感動できる音に近づきたい私としては、貴重なアドバイスでした。 
オーディオ専用分電盤に近づけるべく、ただいま検討中です。


 

2008年9月1日月曜日

セッテング(小細工)

LP後ろパネル:倒れると危ないので上部を壁に斜めに立てかけてあったものを、垂直に並べ替えると、なにか素直な音になりました。逆V型(パネル後照明スイッチ前と上部ダンボール全部)は音の焦点が出来るのでよくは無いのですが、水平拡散のほうが勝っています。

後ろのソファーも背の低い固めのものに変更。このソファー位置で聞くとオーディオ的ではなくとも、より低音が効いて音楽を楽しめます。現状で7人が聞けます。折りたたみ椅子だったらあと4脚は入るので、11人くらいは入れるでしょう。もっとも今はまだ魂が入っていないので、人様に聞かせられる音ではありません。いつもは私一人です。

この部屋は、施工中から感じていることですが、反射面に吸音系が少しでも混ざっていると、私の駄耳でもホントに極端に音が悪くなったことが、解ります。
と言うことは、音の振る舞いを理解できたらチューニングもしやすいということになりますか。(私にはまだまだです)



この部屋は床・天井・特に壁の強度優先でコストの関係から遮音は一切していません。施工時の経験からグラスウール自体に遮音性は全く感じられませんし、振動をダンプさせる目的でしたが、その効果も大したものではありませんでした。断熱防寒くらいの効果ですから普通の住宅のように適当に入っていれば良いのでと思います。遮音は当初12.5mmのダイガーボードを2枚貼る予定でしたが、それすら壁の振動モードを変えるため1枚はコンパネにしてますので結果1枚使用ですが、深夜に大音量を出さない限り問題は全く無いです。(隣の民家まで1.5m)

2008年8月7日木曜日

8月7日 完成間近

6日程細々と進んでいたのですが、色々あったり、棟梁の父上の不幸やらでブログの更新が空いてしまいました。 
重量ブロックを計133個、重さにして1.53トンを前面と左右2m高さ120cm積んで、音が数段(天と地ほど)ガラッと変わりました。低音がしまり、今まで聞こえなかった音と音の間の音も聞こえます。このシステムでこの音は感激!! 少し前までスピーカーかアンプを変えたかった気持ちもあったのですが、必要なくなりました。

玄関の上がりも出来、風除のフードを付けて完了。


車庫も戻し。


LVパネルと同じ構造に作った内ドアと



厚さ8mmのガラスを入れた内窓を付けて、残りはエアコンの取り付けで全ての工事は完了です。
最後は9日・10日の村田氏による調音で仕上げとなります。