フェルトをあちらこちらと移動しながらの耳で判断した最終の残響時間測定グラフです。
青が弄る前、赤が最終形です。
グラフにするとほとんど変わらないように見えますね。 1年前の平均残響時間は0.7秒、今回は0.8秒と1/10秒増えていまして、以前より低域がなだらかに上昇、高域は3・4・5khzが少々持ち上がり8khz近辺も伸びています。
ヴォーカル等の静かな曲では感じないが込み入ったパルスの多い曲等では目が重くなってくる違和感や音抜けの悪い感じは、100hz近辺ではなく3・4・5khz近辺の高域と40~50hzと読めます。
特定領域帯域の吸音は難しそうですが、高域は布の厚さと面積と設置場所を試行錯誤しながら何とか調整は可能です。 40~50hzは重いもの・・・やはりブロック等ですか・・・もしくは壁はぶち抜けないので、圧力を下げる為にスリットに切るかドリルで穴あけ・・・はあまり宜しくありませんね。
しかしながら、1/100秒単位でも耳で聴くとハッキリした差を感じられます。恐らく万分の一秒以上レベルで耳の方が良いでしょう(誰でも)したがっていくら測定してもデータの読み方難しく参考程度にしかなりませんが、全体から悪いところを特定するには捉えやすく役に立つものですね。
追:「LP12使い趣味のオーディオ」は本日を持ちまして閉鎖となりましたので、リンクも削除いたしました。