2012年1月29日日曜日

ipod対決 結果!


●結果判定



ipodアップルロスレス<ipodウェーブファイル<CD<アナログでした。


ワディア対オンキョーのドックでは音質の差は微妙で、ワディアはナローレンンジで低域の伸びが若干あり音楽的、オンキョーは明るくメリハリある楽しい音調かな?といった感じですが、これは機器の差というより光ケーブルと同軸ケーブルの音調の差とおもいます。


始めにipodからの試聴でしたが、アップル・ロスレスの圧縮ファイルでもこれだけ聴いていると充分に楽しめオーディオ的にも何ら不満のある音ではありません。 でも比べるとCDとは月とスッポンくらいかなりの差を感じます。

さらに、CDとアナログの差は大きく本物と偽物くらいの大きな差。レンジ・音場感・臨場感等の広がり高さ深み厚みはもちろんの事、力強さ・スピード・しなやかさ・艶・色気・・・ec

全く話にならない程の差を感じました。これも比べなければCDでも十分に楽しめます。


今回試聴のダイアナ・クラールのアルバムは2007年録音のものでマスター音源はデジタルでしょう。これも驚いたことに電源工事前に聴いたときはCDとほとんど同じように聴こえたものでした。今回しばらくぶりに対決ということであえて聴き比べたもので、自分自身も吃驚!しました。やはり部屋と電源この二つの基本は大切です。

2012年1月27日金曜日

Takeotさん襲撃、ipod対決 その1



もう3年半になりました当物置の改造や機器の変更あるごと必ず、いの一番に来られるtakeotさん。もう何回目なんでしょう。まあ3ヶ月と同じ環境はないから、14回目くらいの襲撃ですね。

今回は、壁スリットの効果確認がメインですが、takeotさんが今凝られているデジタル音源の軽薄短小代表ipodとワディアのドックを持参されましたので、それではと私のオンキョー製ドックとアップル・ロスレス対ウェーブファイル。IpodCD対アナログの比較試聴を改造後ホッカホッカの当物置を舞台にしての始まり~。


●環境

電源: 根岸分電盤から以前のVCT直出し、普通の電源タップ使用。

DAC: DNON SACDプレーヤー SA-1DAC

ドックからのケーブル: オンキョーは光ケーブル接続、ワディアは同軸ケーブルでの接続。

アナログ電源とケーブル:根岸分電盤200Vブレーカーから根岸ケーブル直出し根岸電源タップ使用、、プレーヤーへの電源ケーブルはMAJIK LP12 標準付属のもの使用。


SP:ソナスファーベル・エリプサ。

パワーアンプ:ヴィオラ・シンフォニー。

プリアンプ:DCアンプマニアさん作、金田式バッテリーDCプリ。

CDプレーヤー:DNON DCD SA-1

アナログプレーヤー:リン MAJIK LP-12.

サブ・ウーファーは未使用。


           ●使用曲と圧縮ファイル形式

リンダ・ロンシュタット For Sentimental Reasonsより 星に願いを:アップル・ロスレスでのアナログ対決。

ダイアナ・クラール ラブ・シーンズより11曲目 マイ・ラブ・イズ:アップル・ロスレス対ウェーブ・ファイル。IpodCD対アナログ。

続く・・・。



2012年1月23日月曜日

大胆かつ繊細な音

朝8時から、足場撤去し9時より真下棟梁が来て巾木の取り付けと養生撤去、そして雑巾掛けで約11時になり、その後機器その他の搬入システムの接続と火入れで気が付いたら午後1時半。あわただしく昼食後、セッティングもそこそこに音出し試聴です。                     この時点で吸音系のフェルトや和紙はゼロ、パネルは後方下の180cmが8枚とセンターパネル120cmはなし、サブウーファーもなしの状態でのCD試聴。 低域は以前よりまして力強く前に出て切れ良く弾む・・・そして軽い! 中高域も透明感増し強いように感じるが、ギラギラとか突き刺さる感じの嫌味はない。 これまで3年半色々と工事やるに付けそのたびに良くはなっていたのですが、やっと思い通りの繊細かつ大胆な音が出ました。ただ問題はさすがに寒いのと、天井の3cmスリットから吹き付けの断熱ウールが雪のようにパラパラ。(これは和紙とメシュ・テープで対策) 私の思い通りにならない音の最悪原因は床・壁・天井の低い帯域のブーミングと言うのが確定です。 自分で言うのもなんですが元々が良いもので、これも2~3時間聴いたくらいでは解らないレベルかも知れません。                  よく「何で!そこまでやるの?」と言われますが、私の場合時間があれば10時間程聴くのが日常、平均で一日6時間は聴いています。しかも体調不良や精神的にイライラしてるときは、癒しを求め更に聴くというくらい切実にオーディオ好きなもので、たまに気合入れて聴くぞ!とか聴いても1時間程度BGM的に聴くタイプではないので、ここまでこだわってやり続けた理由です。      サーロジック村田氏プロデュースの部屋などと言われて居ますが、誰もまだやったことない世界なので、机上の計算だけでは追いつかないものも多々ある複雑怪奇なオーディオルーム。 背中を押していただきオーディオルーム新築に進ませていただけ、なおかつ勉強させていただき誠に感謝いたしております。             それよりも作ることが仕事の大工さんに、手につかむことも出来なく見えない音の世界とは言え、作ったものを、ぶち壊しさらに難しく過酷な無理難題にお付き合い頂いた、真下棟梁には心よりお礼申し上げます。御蔭さまで良いもの出来ました。ありがとうございます。  
部屋については、予定の第一段階で先が見えましたので最終章と致します。この次は宝くじでも当たったら、これまでのノウハウを生かし新築したいと思いますが、可能性は低いでしょうね。
あとは、残る引き込み線・メーター内大元ブレーカー・分電盤筐体の工事でオーディオルーム新築記は完了予定です。

それでは、また。                      

2012年1月21日土曜日

工事4日目 最終

やっとリアルタイムな日にブログが追いつきました。
(丸のこで天井を切る)
(天井と壁の3cmスリット)

予定とおり工期は4日目の最終です。 大変な工事でした。 破損した道具は、丸のこの歯が9枚・24mmドリル歯1本・サンダー1個・手のこ歯3本。なんせ強い・硬い、壁と天井でした。 

入れたスリット本数は、壁15×2・フロント壁2・後壁13・天井3で合計45本。
その内30mmスリットが天井1・左右壁2×2となりました。

残響時間は測定器で測ったのではないですが、工事前2秒以上・工事後1.3秒くらいの感じ。 壁を手槌で叩いた音は、工事前低いドゥ~ン・工事後少し高いドスッ。天井は工事前ドスッ・工事後ドッに変化しまして、ほぼ狙い通りの結果と感じています。 会話も話しにくく、聞き取りにくいから話しやすく、聞き取りやすくなっています。

システムを戻しての音出しは、月曜午後からの予定です。

本当に疲れました。さすがに、もうやりたくないです。 これから仕事だし・・・。

音の感想はまた後程・・・。

工事3日目

丸のこでは端10cmくらいは切れないで残るので、そこは手のこで切ります。 これも壁厚が36mmもあるので、また一苦労。   真下棟梁だから引き受けてくれるようなもので、壊しているような大それたこんな仕事、普通は断られるでしょうね。  まして重労働の連続で、サンダー掛けだけの私も、もうへとへと。

(背中に疲れが見える?)

サンダー掛けでニスが全て取れたわけではありませんが、ニスのざらざらが取れ光沢がなくなり木肌が少し出てやさしい感じになりました。 

工事二日目



(切れていない柱横)
 一体、何ん為の工事なのかチンプンカンプンでしょうから、少々説明など。

当物置は壁強度が中途半端に強いため低い帯域(40hz近辺)共振があるのです。解りやすく言うとブーミングですね。 普通住宅では壁強度はそれほど強くないので、ブーミングといえば120hz~300hzぐらいの帯域ですが、当物置は天井梁は10.5×36cmあるのでまだ天井は良いものの、壁柱が4寸なので36mm厚の一枚もの様のなった壁では不要な共振すなわちブーミングを起こすのでした。 大きな壁の固有振動は低いのでその固有振動を小さくする為に、大きな壁を小さくして振動周波数帯域を上げエネルギーを小さくし時間も短くしようとの目論みです。以前にも重いもので吸音ということでブロック130個を入れてはいましたが、それでも絶対量が及ばないですね。面積・質量的に壁・天井のほうが圧倒的に大きいこともあります。 振動周波数帯域が上がれば普通のブーミングになってしまうという危惧は、ありすぎるほどの(50枚以上)のサーロジックパネルがその帯域は吸収し熱に変えて消してくれますので心配はありません。(しかし低い帯域は消してくれないんです) またスリットでの吸音と言う点では、高域は吸音させられますが、私としては高域は吸音させたくない、低域だけを長いスリット長吸音が出来ればいいなぁとの実験をかねていますが、出来て見なければ解らないところです。丸のこ歯の厚みで1.5mmのスリット巾になっていますが、巾があれば吸音率が上がりますが、この辺も慎重に聴きながら決めなければなりません。 下手に巾を広げると高域の潤いのない音になります。
(柱跡横を切っているところ)
写真は、以前撤去した壁を支えていた柱横の出っ張りが邪魔で切っていなかった部分。 切れていないと意味がない(横の壁の振動が伝わる)ので、大変でしょうが切っていただきます。

続く・・・。

2012年1月20日金曜日

工事開始 その2午後

午後丸のこで、始めの1本。
いきなり火花が散って丸のこが振られ、このように。

「なに、これ~」真下棟梁、出だしから心折れそうな悲痛な叫び!

コンパネ・ボード・バーチの三層構造壁の真ん中のボードを止めているビスが踊ってしまい、のこ歯に絡んでいるようです。

初日は240cm高さのスリット30本入れて、破損したのこ歯は6枚! 意外と大変な工事です。

私は、後上方壁と天井をサンダーでニス落としです。 粉塵が凄いのでマスク・ゴーグル・ほっかむりとつなぎのフル装備でしたが、マスクは曇って見えなくなり、ほっかむりはずれて邪魔になり、マスクだけのスタイルになりました。

寒いのですが汗だくになる程、過酷な作業ですね。手は振動でしびれる腕はだるくて力が入らなく、ゆらゆらの足場作業で足はへろへろ。
体中痛い!
でも、ニスを落とした壁の状態は、ニス塗装のキッカケとなった毛羽立ちもなく、自然の木肌が出てきまして、一部分だけでなく、全ての壁と天井をこのままサンダー掛けを続けることにしました。 明日から体のほうは大丈夫かいな?

続く・・・。

2012年1月19日木曜日

工事開始 その1

工事開始です。予定は18日から4日間。 まずは、スリット巾をどうすうるか、壁圧が36mmあるので丸のこ以外で切れるのはなさそう。 写真は小溝カッターという道具で付いている歯は3mmから30mmほどの巾に切れる自在歯。 下の角ばった歯は、5mm巾に切れる歯ですがどちらも20mmほどの深さしか切れない。 そこで始めは丸のこでスリットを入れその後、どちらかの歯でスリット巾を広げ残った16mmはサイド丸のこでカットする作戦にしました。  スリット本数も音を聴きながら決めていくという、物置工事はいつもぶっつけ本番、出たとこ勝負です。

足場組開始。













1時間半ほどで組み立て完了。










私はサンダーでニスを剥がす作業です。










ipodで音出ししながら作業します。 粉塵が凄いのでラジカセよりは良いでしょうが持つでしょうか。


続く・・・・。

2012年1月15日日曜日

工事前のお引越し

(LP後方)

(スッキリしたフロント)

昨日・今日と2日でオーディオ・システムを残し荷物は出し終わりまして、18日朝から真下棟梁のお力を借りて重量級アンプとSPを運び出しその後足場を組み壁全面と天井にスリットを入れる工事に入ります。               昨年3月の床工事の際も同じ荷物の運び出しをしましたが、今回は後壁上部のパネル12枚出したにも関わらず、前回の様に前後間のフラッター感は少ない。                        これは機器を良く駆動している電源の力の御蔭と思います。SPユニットの制動が良いからでしょうね。
しかし、オーディオ・システムだけだと、さすがに風呂場の風情。 残響時間は2秒以上あるでしょう。 アコースティックな曲なら何とか聴けますが、長時間は無理ですね(笑)

さて、自分自身への工事のおさらいですが、スリットを入れるのは一枚ものになっている壁と天井の不要な振動つまり共振エネルギーを減少させるのが第一目的で、音を抜くのはおまけ的にしか考えていません。ただスリット巾が1.5mmではおまけにもならないでしょうから、もう少し巾を広げるつもりですが、深さが36mmありますので真下棟梁が持ってくる道具次第となります。

2012年1月14日土曜日

Y氏、久方ぶりの襲撃!


 昨年9月の電源工事直後のまだアナログに目覚めていない頃に聴きに来られてから4ケ月ぶりにドクターY氏の来訪です。 今日はアナログ全開で行きますよ~。
いろいろなジャンルのレコードを持って来てくれましたよ。マイルスあり現代オーケストラあり古楽器あり山下達郎や由紀さおりまで、何でも聴きますね! でもさすがに、どれもこれもいい音のアルバムです。 由紀さおりもいいですね~と、言うとお土産にどうぞ!と置いていってくれました。ありがたくいただきました(笑)



(頂いた由紀さおりのCD)


(下したパネル)
壁と天井の工事が18日より始まりますので、一人では下せないパネル降しまで手伝って頂き助かりました。Y氏ありがとうございました。