2014年9月15日月曜日

反射制御用の革張り 完了。


紙で反射を和らげるつもりで、工作した箇所です。

下から障子紙・和紙4種類と表面には柔らかいクッキング・ペーパーの5層にしましたが、これだけでは透過して石の反射が出てしまうのでしたが、仔牛の革と比べて若干透過が多いくらいなものです。

この紙を撤去して革を張ってもやはり、石の音は出てしまいますので、この紙の上に更に革を張ることで、やっと反射を和らげることが出来ました。

完成形です。152cm×39cmを2か所出来ました。

写真では解りにくいですが、下のほうは継はぎだらけです。

今回の仔牛革一頭分で良い部分を使って貼れるのは、90cm×40cmを2個程です。
紙も入れると原価は2万円くらい、これでも効果対費用は抜群でした。


余り仔牛革。

インシュレーターとか何かに使えそうですね。

2014年9月13日土曜日

仔牛の革で壁の反射を和らげる。



 フロントの反射を和らげるために北海皮革というお店で。柔らかい仔牛の革を一頭分直に出向いて仕入れてきました。

ネットでも売っていますが、反射・吸音系のぶつは実際に見て触って叩いたり摩るたり声で音の感触を確認しなければ買えないですもんね。

仕入れ値は1万と数百円なので高いのか安いのか、さっぱり分りませんが、オーディオ用途としては高くはないと思います(笑)

取敢えず、カッターで半分にカットして両面テープで壁に貼り付けようかと思っています。







貼る場所はフロント・センターの両サイド。当初パネルで処理しましたが、背景の白色には目立ち過ぎるので、白くペイントしたものの、反射が増えすぎて逆効果になり、現在は紙を貼っています。

それでもこの箇所は反射が強く透過率の大きい紙では和らげることは敵いません。

パネルを撤去しその個所に和紙を何重にも貼りましたが、それでもダメ!かと言って如何にも吸音系素材の布系は更に悪い結果になることは経験済。
そんなこなんで、パネルを戻した状態にしてましたが、閃きました(笑)
バッフル面の大きいエリプサに革が貼っているではありませんか?

もう6年も使っているのになんで、気付かないんでしょう。(馬鹿ですね)

柔らかい革は飾りじゃなかったんでした。

バッフル面の広いSPは音が張り付きますね~。
それを和らげ抑える為に使っていたんです。ウンウン!









まずは、適当に設置して音を聴く。

抜群に効果あり!!










半分にカットして、張り付けてみました。

いつもの・・・未知の世界に挑戦というとかっこ良すぎますが、結構、難しい(´・ω・`)

見かけはどうでも効果は同じなんですが・・・何とかならないの~
しばらく続きますね。


2014年9月11日木曜日

LS50からの派生 ブロックに紙

昨夜は、物凄い雷と雨が深夜から朝まで続きましたが、今日は嘘のような晴れ天気です。

さて、得意のブロックに紙を貼る作業の開始です。

どうやって障子紙をブロックのザラザラした表面に張り付けようかと・・・普通の接着剤では浸み込んでダメですし・・・小麦粉を水で溶いて鍋に入れ火を通して固めの自作のりで解決!

糊の固さは、柔らかいご飯粒をつぶしたよりも少し柔らかいくらいがベスト。
この固い糊でブロックの細かい穴をつぶし、中高域の吸音を防ぎつつ、紙を張り付け紙の柔らかい反射をプラスします。




ブロック上の三個の穴は共鳴して吸音しますのでここも紙で塞ぎ、若干小ボンゴ(太鼓)状になってますが、大した影響はないでしょう。

低音が足りないくらいのSPですから、アクセントになっていいかも?
地のままのブロックと比べたところ。

メインとの共存をはかった結果、ミニSPの位置はここに決定!

ケーブルはm124円ものが、相性会います。

BGM的に軽く聴きたい時や、深夜に小音量で聴くとき最適です。

2014年9月10日水曜日

LS50からの派生ネタ ホームセンターのケーブル編

メーター124円の赤黒SPケーブルの音質を上げる実験です(笑)

材料は百均で買った木片とビニール・テープで、材料費は370円+消費税。

で!何をするのか?

くっ付いているプラスとマイナスのケーブルを離すだけ!!
こんな風です。

プラスマイナスがくっ付くと、電気的に良くないのは誰でも解りますが、二本が近接して一本に見えても一応絶縁になっているのに、意味あるかな~って、試してみました。

結果!明らかに変わります!! ま、何をしても音が変わるのがオーディオなんですが、問題は良く変化したかどうかですね。

中低域はそれほど変わりませんが、高域方向の濁りや団子状態音が解れ解像度が上がり、今まで聴こえなかった4khz以上の細やかな音が聴こえます。 かと言って、高域が強く耳障りな事もなく、かなり良い方向の変化かなと思いますよ。

コストパーフォンマンスは、3m2セットのケーブルで1132円(バナナプラグは抜き)ですから、絶大ですね!

良くなった理由というよりは、プラスマイナスの近接がこんなにも再生に悪い影響を与えてた。それを少なくしただけ。


しかし、プラスマイナスをどのくらい離せばいいんでしょうね?

そこで、ホームセンターに走り、買ってきましたよ(笑)

3芯のFケーブル。 m234円×4mで936円。
テープと木片無いだけ、こちらのほうが安!

どれくらいプラスマイナスが離れてるかと言えば、線1本分です。

こちらは単線で、先のはより線ですから、この違いも聴ける。

真ん中の白線は使いませんので、カットします。

高域の音数というか、情報量は整理された音ですが、やはりプラスマイナスが離れたお蔭か、混濁感もなくキレの良い高域。

それよりも中低域が良い! ボーカルはよりはっきり前に出てきて、低域にパンチあり!!

ジャズ、ポップス向きですね。

試しにメインSPに使ってみました。
ミニSPより、遥かに良さがグローズアップされます。
ちなみに、メインで使っているケーブルは15万程です。 比べるとさすがにメインのほうがクオリティが高いのは当たり前なんですが、15万対千円とはとても思えないクオリティのFケーブルでした。

普段聴きはこのFケーブルにして、ここぞという時にメインのケーブルで聴く! というのが経済的精神的に健全かつ楽しみが広がります。


このケーブルも、メインSPに繋げましたが、高域の情報量・音数は、いいですね~(笑)

2014年9月5日金曜日

ミニ・スピーカー聴き比べ!

ツィーターの高さが低いので、耳の高さ90cmに合わし特意のブロックでかさ上げしました。
スピーカの位置は、フロントから3m・サイド壁から1m・スピーカー間は2.7m・耳までの距離は2mといったポジションが良さそうです。

スピーカは、鼻先にポイントが来るようにしてますからかなり内振りです。スピーカーの面を基準にすると、サイドは4m、後ろは1.5m位になりますね。要するにフリー・スタンディングって奴ですね。
スタンドのピンはブロックに載せないで面で載せたほうが、振動が床に伝わり低域感が良さそう。

しかも安定しやすい。
さて、聴き比べのミニ・スピーカーです。

まずは、10年ほど前に入れたJBLのA-640。今はテレビ用に使っていますが
、当時の価格で確か1台8万くらい10年前ってことも勘案するとLS-50よりは少し高い!13cm位のユニットとツィターの2wayなので、同軸は別にして同じようなユニット構成です。
同じ位置のスタンドに乗せ換えシステム構成はすべて同じで、音出し。

LS-50は能率85dBと低めなんですが、A-640はそれよりも少し能率が高いようで、ボリューム位置が同じだと音量が高く良く聴こえてしまいます。

ので、同じくらいの音量に耳で適当に合わしてます。
左上が、JBLのA-640のF特です。
下が、LS-50。
略似たような特性ですね。

LS-50のほうが、低域が40hzまで出てるのに対して、A-640は50hzまでなんですが、聴いた感じはA-640の方が量感を感じます。

全体にA-640の方が聴きやすいかな~。

これはLS-50がまだエージング未了だからでしょう。現時点では実力はまだ出てないですから、細かいことは抜きして大差はない!

お次が、これ!
これも10年前に買った5.1CHサラウンド・システムのスピーカー。
プレーヤー・アンプ・スピーカー5本セットで5万円台ですから、スピーカーの値段は2~3千円くらいのもんでしょうね。

6~7cm位のユニットが2個とツィーターのバーチカルツインスタイル??


単体では、低域が・・・120hzから下が全く無いので、キンキンとうるさい。
でも、サブ・ウーファーのクロスを120hzにセッティングすると、この通り!!

まだ120hzはディップが残るものの、ほぼフラットな特性ですね?
長く聴き続けるには苦しいものもあるのですが、スピード感は一番でメリハリある楽しい音。

無責任風素人的チョイ聴きには一番面白いかも(笑)

なんたって音は殆ど、部屋で決まっちゃいますもんね~。

どれも大した違いはないですね。
といっても、買っちゃったもんで私はLS-50聴きますが(笑)



コスト・パーフォンマンス抜群のDENON SC-7000。売ってないですからね~(笑)

端子もこんなもんで、細いケーブルでも差し込むが大変!


やはりこのクラスは、自作がいいですね!!

8cmフルレンジなんていいかも。

2014年9月3日水曜日

点音源ミニ・スピーカーLS50は面白い!

KEFのミニ・スピーカーまあオモチャみたいなもんですが、これが結構侮れないくらいクリーンで正確な音でるんですよね~!

そこでセッティングをもっと詰めてみようと、ケーブルを3mに長くしてランクもm120円に上げて、スピーカー置き位置をいろいろ試してみました。
普通、こんなに位置も悪くはないんですが、リスポジから離れた位置よりミニスピーカーですから近いほうが音圧も下げてユニットの動きも小さくして歪を下げられますし、直接音の比率を多くして部屋の癖も小さく出来る。

マンションやアパート住まいの方にも最適なセッティングを探してみましょう(笑)
まずは、逆オルソン式。

こうゆう最先端の点音源スピーカーには向かないですね。
パス!


間隔を広げたり狭めたり内ぶり角度を変えながら、リスポジ直前まで来ましたよ。

軸上1.2m程。
同じ軸上1.2mでさらに近づけ
サイド方向へセッティング。
大体、この辺がいいかも??
試しに対角線上にセッティングして、その間で聴くと超高級フルオープン型ヘッドフォンの様(笑)

これでも、前方定位しますから、ヘッドフォンよりはよろしい!
そのまま逆向き???
ま、壁の反射音ですが、それほど違和感なく聴けるから不思議ですね。ハハ!
降ろしたてのケーブルも6時間ほど経過して、やっと音がこなれてきまして、本日の最上位置はここかな??
スピーカーが消え、音が空間にポッと浮かび点音源スピーカーの面目躍如といったところです。





数値流体力学などの先端技術で作られた、バッフルの曲面。

スタンドの台がバッフルから出ているのがお分かりでしょうか?

台が出なくなるまでスピーカーを前に置いたほうが、音がスムーズになります。






更に間隔を広げ、少し手前に置き直し本日の最終形です。

明日からも変わる予定です・・・ね(笑)