2015年4月30日木曜日

柱増設は無しで・・・超変体壁で行こう。

 今現在、後ろ壁は無い状態で聴くにつけ・・・これままでもいいんじゃない? ってくらいなので、
経済的・物理的・時間的・現実的に高額で大変な柱補強の増設は止めにして、壁だけを貼りなおすことにしました。

ただ・・・普通に平面的に貼る壁は何の苦労もなしに出来ますが、12mm厚ラワン合板単体だけの壁作りですので、強度を保ちながら壁を振動させない!更にフラッター解消の6度以上の角度を付けるとなると、誰もやったことのない変わった作りの超変体壁になります。

考え方と方法の概略は

① 強度を保ちながら壁を振動させないについて
    壁裏にも表面と同じ音を入れる隙間を取り入れる。しかも高域は入れない作り。

② フラッター対策について
    壁に6度以上の角度をつける。

                       の、二点!!

①は比較的に作りやすいですが、②の角度を付けた壁を柱にどうやって取り付けるか?が、難しい。。。

壁解体の後遺症と疲れがまだ残っている体で、これを日夜ズ~~~っと考え続けていまして、ただでさえ回らない頭・・・爆発しそう。。。

今夜は、たまの息抜きで玉置のフルオーケストラ・コンサートへ出かけてきます。


2015年4月26日日曜日

柱と壁の樹種構造の妄想・・・

現時点では壁が無いので、弱くて響く4寸のスプルスでも全くと言ってもいいくらい振動してません。

◎壁に音圧を受けさせなければ柱自体は揺れないということ!

たとえば透過損失の大きい薄く安いスカスカの壁。

しかし薄い壁は強度が無い分、振動音を出しやすい・・・自作スピーカーの雄ケンベさんはそれなら小さい面積に壁を作れば、強度が上がると言う。
羽目板をイメージすれば確かに薄くても強度が上がり一つ一つの板の振動エネルギーも小さくなるので不快な共振音も少ないメリットがある。それでも全体に一つ壁に作ってしまっては同じこと。一つ一つの羽目板が独立して隙間があれば音も抜け音圧の影響も少ない。

前だけから音圧を受けるから動くのであって、後ろにも同じ音圧を通せば前と後ろは拮抗するので揺れないという村田式発想。

だが単純に隙間から音を抜くには、そうすれば良いか???

以前、私も壁にスリットをいれ音抜けを改善しようとやってはみたが大した効果は無かった!!

村田氏がNHKでの音響実験の結果を知っていて、お教え願ったところ・・・1~2cm程度のスリットでは低域は抜けなく、その幅で抜くとするなら15cm間隔くらいで大量のスリットが必要とのこと、また高域は吸われやすくその対処も必要とのこと。



そんなこんなで、あちらを立てればこちらが立たず的な妄想的(´・ω・`)柱と壁の構想です(笑)

柱には、床下の土台に使ったカラマツ合板140mm角を、間柱に同じ素材の140mm×90mm。
壁材には、9mmか12mmのラワンの針葉樹合板。

壁材のラワン合板は、60cm×40cm程のサイズで、柱と間柱の間にフラッター対策として斜めに角度をつけ音が入る隙間を設ける。
高域吸音防止をする。
斜めの隙間は吸音材を詰め低域の吸音を増やす。

以下は妄想のイメージ漫画図です(笑)



2015年4月25日土曜日

壁解体の集計

 グラスウールの飛散と吸音を防ぐための防湿シート張りも残すところこの20cm位の隙間になったところ。

この狭い露出!いつも何か改造するたびに感じることですが、村田さんも言われる反射の断層っていう状態のザラザラしたような音がうっとおしいですな!!
広い面積ではそんな音は出ないのに不思議な現象ですね?
 片づけと掃除の都合から足場はひとまず撤去し、再組建てが一人では面倒な為、梯子作業にしたので落ちないように慎重に、二日間8時間かけてやっと貼り終わりました。

材料の50mシートがちょうど足り、良かった。

タッカーも強めに打てるものを使い、1300か所程打ち右手の指が腫れました(笑)

素人解体一人作業の経費は、
①足場 50000円
②ごみ処理代 30000円
③エアコンの取り外し及び取り付け 17000円
④防湿シート 5000円
⑤その他道具 5000円
の、合計107000円となりました!
作業日数は10日間と転落の危機・筋肉痛及びあちこちの打撲が合ったものの、難しいオーディオ空間の建物構造や強度及び素材の響きを理解するために、自分で携わることに意義があります。

ちなみに、プロに頼んだ場合人件費その他で上記金額に10万円くらいの上乗せで、作業日数は二日程で終わるでしょうが、肝心なところの理解は不可能です。




左写真は高さ4m程の所から撮影してみました。

最高部はこれより1mほど高いのです。
床は固いし落ちたらただではすみません。
ハハ!






 


 そういえば、昨年の横使いは5日で元に戻し、響きがしっくりくる縦使いにしてます。

横使いは中低域は良いものの高域の倍音というか残響というか響きが無くなりますね。

現状の音は後ろが壁なしの防湿シート張りだけの状態で、良い訳があるはずなんですが後壁からの不要な振動音がないので、これでも以前より格段にいいですよ。

如何に弱い柱に強い壁が悪さをしてたか、ですね!!!

しばらくは(1か月くらいかな~)この状態で楽しみながら、今後の柱と壁に構想を膨らませます(^_-)-☆

 

2015年4月23日木曜日

壁はがし完了後・・・

 壁はがし終わりまして、1日は休養そしてCDでの音出し。。。

リスポジ後ろが、断熱材だけの音はどんなかな~??? 想像してみてください!
当方の環境は前方はほぼ石ですから超ライブ! そして後ろは超デッド!

体験して初めて分かるレベルって言うんでしょうか、確かに高域は無いですが、前方がライブなんで、これはこれで良くはないけど不要な共振がないだけそんなに悪くないかな~って感じ。 当然デッドなんで音量は上げないと伝わて来ないです。それにガラス繊維の雨あられですからこれはよろしい訳がありませんね。


 翌日は、前回宣言の通り紙を貼りました。
紙と言っても、建築物に使う湿気は通さないが空気は通すという紙。

 よって純粋な紙ではありませんが、特性上高域は反射する。おまけにチクチクは抑えられる。ハハ






そんな紙を後ろ壁に3時間かけて今日は貼りました(笑)
まだサイドの壁は残っているのですが、音出し。

高域吸音の断熱材丸出しとは、まるっきり変わり期待が膨らみますね。

ま、何をやっても変わるオーディオですから不思議でもなんでないのは当然のことですし、これまで8年間いつもこれですからね(笑)。

 いつも何か改造するたびにその部分は確かに微妙に良くはなっていて間違いはないハズと思っているものの、トータルでは及ばない!! これの繰り返し。。。(´・ω・`)

改造は今回で終わりにしたい。自分の思う音に少しでも近づけたい・・・ただ、それだけ。

まだまだ続きますよ。

2015年4月18日土曜日

壁はがし 8日目で終わりそう・・・

午前中は後一週間かかるかな?と予想でしたが、慣れてきたのと今日は7時間作業できたことで明日で終わりそう。

だがやはり慣れたころが危ない!の通り、最高部の壁はがしで勢い余って片足が足場板から外れ頭から転落しそうになりました。

何とか体が動き転落は免れましたが、脛と頭・肘を打撲。
幸い軽傷で病院へ行くほどの事はないものの、後一瞬反応が遅かったらと思うと・・・クワバラ・クワバラ。。。

高いところの作業はほんと怖いですな!!

そういうことで、後はプロの真下棟梁に頼みこみました。
と言っても、忙しいのですぐには来れ無いので、いつになるやら。

まあ、壁がなければ弱い柱の振動も高が知れてますので、高域の吸音を妨げる紙など貼って、しばらく遊ぶことにします。







壁はがし 1週間。


 半分程達成して1週間ですから、4月25日くらいまでには、壁はがしは終わるでしょう。
 サイド壁の柱は1本ものになっていました。
長さは左が4m30?右が4m50くらいかな?

長さはそんなに変わらないのに、右の柱は振動が倍ほども長い!
 左の柱は少しの補強で解決しそうな感じ。

右は強固に補強が必要です。
 後ろ壁の柱は、3m程の高さに横梁が設けてあって、上下に2本の柱構造。

サイド壁に比べ短い柱にも関わらず、サイド壁右柱と同じくらいの振動長さで、これも強固に補強が必要です。
床を直したときに使った、140mm柱を考えてますが、壁厚が増えるので取り外したエアコンの取り付けが出来なくなる。

エアコンの箇所だけ既存のままの柱に残すのもなんだかなぁ。

2015年4月16日木曜日

壁はがし 6日目 キ・ツ・イ



昨日2段目の足場来ました。高さは約3mで登って立ち上がると頭がぶつかる・・・ちょっと高かったか。。。

まあ、それでも最後部は高さ4m90cmですから、これで作業ができるのはありがたい。

高いところに上がったり下がったりするだけで時間がかかりますし、高所は不安定なんで急ぐと危ない!

そんなんで、6日目でも40%ほどの壁はがし量。

始めから解っていたことですが、高さ5m近くでは4寸柱があまりにも弱すぎなのが、8年経過しても改めて確認できました。拳で軽く叩いてもブ~ン・ブ~ン唸ってますもんね~。
弱い柱に強固な壁は最悪ですね。

これまで床の改修は満足できるレベルでしたが壁は高さもあることで、なかなか手を付けずらくリスポジから前方は、簡易的に柱の補強と間の壁はブロックで臭いものには蓋的に処理して来たものの、残ってた後方の後ろ壁からの中域の音の濁りが我慢ならず、壁はがしというタイトルでやっているところです。

当初は天井も剥がす予定でしたが、あちらこちら叩いて試したところ変な音も出ず太い梁のお蔭で許容範囲な模様は、ホットしているところ。

柱の補強が必要ですが、どんな素材でどのくらいの太さにでどの位置になるかはこれからのこと。
壁材もしかりです。

それにして・・・膝腰肩が抜けそう(´・ω・`) キ・ツ・イ!


2015年4月14日火曜日

壁はがし 4日目。

 足場がきました。 キャスター付きなんで、コンパクトでしかも移動出来るのが便利ですね。 

高さは写真で180cmですが、後日2段目高さ3m20cmが来ます。

この足場、前回壁を切ったときは一週間業者さんに借りて確か20万円くらいかかった記憶。

買うと、高さ3m20cmになると約100万円近くしますもんね~。
結構馬鹿にならない金額ですが、今回は知り合いの方に期限はなしでお借りしたものです。

とはいっても運んだり組立てたりと労力を使わせていますもので、お礼として5万円お渡ししました。




作業時間は、仕事を終わらせた後になりますので1日にどんなに頑張っても4時間程なので、二枚目の写真の進捗状況。

天井部分もありますので、剥がすだけでも2~3週間はかかるでしょうね。

産業廃棄物の処理も、知り合いの方の伝手で極々近隣の場所で終わるまで捨て放題で3万円ということで紹介いただき助かりました。個人で捨てに行くとこの2~3倍はかかります。

解体作業経費は8万円で済みました(^_-)-☆

2015年4月13日月曜日

壁はがし 3日目。

 壁はがしに使う道具のメインはバールと丸鋸、
丸鋸を深さ36mmにし、縦横に切れ目を入れバールを、えい!や!とその切れ目に差し込み剥がすだけという超原始的簡単作業です。

しかしそこは普通住宅とは全く違う作り方のオーディオ用なので、接着剤とビスで強固に接続されていて、剥がすのはかなりしんどいですな~(笑) 今日は右手の平を痛めました(ーー;)。

取敢えず足場組み出来るように、下部分だけは剥がし終えることが出来ました。
 霞かかっているように見えるのは、タイガーボードの粉じん。
剥がそうとしている壁全体の六分の一で、この廃材です。

明日は廃棄物処理場まで運ばなくては!

2015年4月12日日曜日

始動開始。

ある事情で約3ヶ月半の間ブログは休止状態でしたが、私自身は週3の筋トレも半年経過し元気モリモリです。

北海道札幌も今月末には桜が咲く季節になります。元旦の計もそろそろ始めなくては、寒くなる前に終わらないということで、壁はがし開始しましたよ(笑)。

1枚目の写真は初日。3時間かけてこんなもの(ーー;) 強固な壁だから、筋トレで力はついたものの、かなりハードな作業ですな。



2枚目は二日目、パネルを載せていた棚等を外し下部分の表面の12mmラトビアバーチを剥がしました。これでやっと後ろ壁全体の1/6程壁を撤去。

この部屋を建てた真下棟梁も独立し、時期的にかなり忙しいこともありほとんど私一人での作業になりそう。ゾ~~。 

でも、難しいところは暇を見て手伝ってくれるそうかな???。

二日後くらいに足場が来る予定なので、それまでに手の届く範囲までは剥がしたい。