2009年12月28日月曜日

今年最後のお遊び!

私の物置の手直しもそこそこ納得できる段階まで来まして、改造癖はしばらくは抑えていくことにしました。(笑)

音はほぼ完璧なので、ピュアオーディオの前にやっていたヴィジュアルをお遊びで取り入れました。
センターSPとリアSP・AVアンプを設置して5.1chの音だしと設定で1日。


Y氏より1万円で譲っていただいたプロジェクターの配線と設定で1日。







中古スクリーン90インチって言うけど、映画用ではなくプレゼンス用かな?5000円の設置に1日。

と結構、設置や設定が面倒くさいこと。
AVアンプはデジタルアンプなので、音はよくありませんが、映像にマスクされるので問題なし。というより映画館で見るより音もいいし、特等席気分で、こりゃ最高!!
かかった経費は1万5千円でいうことなし!!! Y氏ありがとうございました。



もうひとつおまけに。
騙されて買わされた(笑)iポッド・クラシックとオンキョー製ドッグ。
3007曲入りだから、まあいっか!というところ。

良く分かりませんが無圧縮録音ということで音はまあまあかな?
でも音楽は伝わってこないですねぇ!やはりCDのコピーみたいなものだから、いくら無圧縮といっても情報の欠落があるんでしょうね。
ショップでは1週間ほどエージングが必要と言ってましたが、こんなものにエージング? って、本当?
まあ時代はこのようなデジタル音源に変わっていくでしょうから、価格もお手ごろなのでお遊び勉強がてら悪くはないと思います。

2009年12月18日金曜日

手直し編その7



今回手直し最後のフラッター対策用後壁パネルを乗せる棚造りです。
後パネルの設置はこれで5回目。
これで最後にしたいところですが、どうなりますやら・・・・。







棚を支える為のアングル。
既製品の木製を2本重ねてあります。
本来ならばもっと強固な鉄製を使いたいとなんですが、これだけ大きいもので使える既製品はないと言うこと。 特注になれば時間がかかる上経費も増大します。しかも設置してみなければ分からないので、とりあえずこの物で試す意味合いもあります。







中心部分のパネルがエアコンにぶつかる為、上下15mmづつカットしているところ。








丁度ピッタリおさまりました。

楢の棚板を載せ叩いてみるとやはり、一番高い後壁に共振が出ていることが分かります。
と言うことで、棚を載せるアングルはどんなに強度があっても意味がないと言うことですし、

パネル自体ではなく柱の強度が足りない為におきている壁の共振と言うことがやっと一年間と5回の設置で明白になりました。無駄なようですがやってみないと分からないものです。








パネル設置途中。










完成です。もうやりたくありませんね。








これで、床の強度が上がった為180cm以上の目立っていたフラッターは無くなりましたが、

床が出来て良くなっているはずなのにバランスが崩れ、音楽が伝わってきません。
う~~ん。どうしましょ。壁の柱の強度を上げる為には、どんなに考えても大工事ですしねぇ~。ここまでやっても・・・と、ちょっと心が折れかかります。 
でも、あきらめません! 納得できるまでは!!
 

2009年12月7日月曜日

手直し編その6




次の日の日曜日。
壁のつっかえ棒用集成材105mm柱の接続部分が痩せて隙間が開いていますので、これも補強。1箇所に付き4つの金具で計12個使用。
これだけでも前後の壁の振動が短くなりました。





これは、自作の排気口。
止めればよいのですが、タバコを吸うので1年4ヶ月経つとヤニだらけ。








フィルター交換できるものが残っていたので付け替えました。










電源ケーブル用の穴造り。








出し入れしやすいようにフェルトで巻き。









枠をつけて。









断熱材を入れ。










はい!完成。

この上に椅子が来ますので見えません。






機器がないと見た目スッキリ。
音もスッキリです。
床は、素足で歩くと痛いくらい硬くなりました。気配もしっかり伝わってきます。
音は客観的に言うと、まず、サブウファーのタイムアライメントが10cm狂っているのか解りました。たとえると手振れがなく撮れた写真・古典的から写実的になった絵・乗用車からスポーツカーになったくらいハッキリクッキリ素直になりましたが、ブロックを積み替え180cm以下では感じなかったフラッターを感じるように敏感になりました。
棟梁と会話していると自分の声が甲高くなったように聴こえます。(風呂場の風情です)



後パネルは中心部分をビスで補強したので、ミッドバスがより多く感じます。
ビスを一本一本緩めながら聴いて調整するより他ありません。(全21枚分!)

次回はフラッター解消の上パネルを乗せる棚を作ります。
壁に直付け固定はやめて倒れないようにその棚に乗せるだけの予定。下パネルも同じく。
これで5回目になりますので、壁との共振や気柱共鳴はおさらばバイバイで決まって欲しいところ。
今月14日・15日の2日間村田氏に来て頂き、第3者の鋭敏な耳を拝借させていただき聴感でのチェックと測定をしていただきます。

年末で仕事も圧しており次回は20日以降にアップの予定です。続く・・・・・。

2009年12月6日日曜日

手直し編その5



5日(土)9時、さて、いよいよ床補強本番の始まりです。まずはチェックの為自ら入り体験することに。
仰向けに入るので第一印象はまるで棺おけの様。
始めは仰向けのまま逆ほふく後退で、横に抜ける通路?でうつ伏せになりやっと前に進むほふく前進となります。






先週略補強した束。
次の日、床が緩んでいる感じがしましたが、やはり束自体の上下もビスでしっかり留めなければ、このようにずれてしまいます。
オーディオルームに緩みと言う文字は許されませんね。








ただでさえ狭い床下通路?の真ん中に束が立っていますので、一度固定しますと半分の空間になります。こうなると私などは進むことが出来ませんし、進んだとしたら戻れなくなりますので、本当にそのまま棺おけになってしまいそう。






Xファイルに登場する怪人みたいな方ですな!
(真下棟梁)









上をビス留めしたところ。








全く体重の支えが出来ない作業なので、腕・首・背筋に負担がかかります。

おまけに細かい粉塵で埃っぽく呼吸も大変。

カメラレンズをズームするとじゃりじゃり音がするほど。






布基礎コンクリと土台を固定する金具。









少し離れて撮ったところ。







ことはついでに、フロント機器をリスポジ後へ移動する為、電源ケーブルも後ろ側へ移動。

電気屋さんに頼むとビックリするほど高いんです。









途中休憩。
へろへろになりながらもにこやかな真下棟梁。
半端な根性では出来ない辛さです。







私は下へ入れないので、その間ドアの補強をしてこのとおり。
このドアもかなり振動していたのですが、かなり止まりました。












フロント機器を撤去した風景。








いつもながら、スピーカーケーブルは音質と経済を考えて最短、電源ケーブルも思いのほか長くない。
よってラックの位置決めが微妙。






点検口入ったところの最終風景です。午後10時になり、正味実働12時間以上潜り続けた棟梁、本当に半端でなくお疲れ様でした。

こんなキツイ仕事は初めてだったとのこと。
オーディオは楽じゃないですよ!!!
電気・音響・物理などの他に、あらゆるものが重い狭い高いですから体も酷使ですね。
知らない人はオーディオなんて楽だと思っているんでしょうね?


続く・・・・。

2009年11月29日日曜日

手直し編その3

さて、床が太鼓の様に振動している原因究明の続きです。
原因として考えられるものとして
①パネルの共振によるもの
②床の構造自体
③土台の痩せによるボルトの緩み
④布基礎と土台の方向違いに依る問題
⑤私の気のせい?


等がありますが、前回パネルを撤去した感じでは、①のパネルの共振に依るものではないことが分かりましたので、床の点検口を開け床下に潜りチェックすることになりました。

まずは丸鋸で深さ6cm程床に切れ目を入れます。
床の構造は下から、土台・コンパネ・根太と高密度グラスウール。コンパネ2重・フローリングとなっていて、それぞれがビスと接着剤で強固に接続してあります。



一般住宅では30分くらいで穴あけは出来るそうですが、当方の床はオーディオ用村田式特別仕様の為、そうは問屋が卸しません。






三層をはずし根太が見えてきました。






ここまで来ると丸鋸も入りません。
ドリルと手鋸で少しつづ切って行くので時間がかかります。







丸鋸を使うと非常に細かい粉塵が飛びますので、オーディオ機器は一応養生です。






床下・土台横の防寒用グラスウールにたどり着き。







やっと貫通。


プロがやって作業時間1時間半ほどかかりました。
素人の私には無理な作業ですね。









床構造を土台横に足した柱から見たところ。
土台から上の床は95mmです。以外と薄く感じられるかもしれませんね。人の気配が伝わってくるように考えられた村田式です。

この時点では使うかどうか分からないですが、あらゆる状況を予想して取りあえず求めた柱の固定金具。
1個420円。






同じく、プラ束ではなくスチール製の束。

本540円。





床下高さはスタイロファームと砂がひいてありますので、35cm程しかありません。
午後から、棟梁に潜って頂き、私は上で床を踏み鳴らしながら土台柱のチェック開始です。(入った瞬間から顔が真っ赤な真下棟梁)

方向間違いで布基礎に真っ直ぐ乗せてしまった土台を止めているボルトの緩みがないか見てみますが、これではない模様、③も消えました。
次に、土台横に足した柱を見てみるとやはり痩せによる緩みがあることが判明しました。試しにこの柱を土台にビスで止めて床を踏むと明らかに振動が変わります。
スチール束でこの柱の中心部分を下から押し上げると床振動が止まりました。さらに先述の固定金具を布基礎のコンクリートと柱を固定しますと振動数が短くなります。床は歩いただけで堅くなったのが分かりますし、がちがちのコンクリート床とは違い人の気配が伝わってくる床です。
従って原因は②の床構造も消え、⑤の私の気のせい?も消えたので④の布基礎に方向違いで乗せた土台の修正の為足したドン付けの柱の接続緩みと、言うことが判明!!!。
建物当初の単純なミスとは言えオーディオルームとしては重大な欠陥を見つけることが出来本当に良かった~、ホッとしました。
今回はとりあえず略6カ所の修正でしたが、残るは29カ所の補強だけで床は完璧になることと思います。部品の調達後、棟梁の時間の都合になりますが、床の完成はまた後ほどブログにてアップ致します。
1年間ほど悩んでいた低域の問題が解消出来そうで、いまからゾクゾクしています。続く・・・・。

2009年11月24日火曜日

手直し編その2



右側のパネル(ドアの上は残し)も外し、パネルを全て外に出して床を踏んでも盛大に床鳴りする。








パネルを壁に接続しないで立たせている状態。
180cm×10枚の80hzが出ているときと同じように設置。
床に重しがある分床鳴りは少々おさまる。
これで、パネルの反響による床鳴りではないことが判明した。






フロントのブロックの積み方を変更。
中心下から前にせり出すように積み上げた。
このことにより、後ろ側パネル全撤去しても上部分のフラッターエコーは感じるが、試聴位置は感じない。




結果、ブロックはこの積み方のほうがよさそう。





今週土曜日、パネルの設置をしてから床点検口をつける予定だったが、問題は床構造と言うことが解ったので、床下点検がメインになります。









参考の為、天井の集成材を使ったつっかえ棒の合わせ目。
フロント側。






部屋の中心。










後ろ側。
写りが悪いので解りにくいですが、後ろ側に向かうほど乾燥して隙間が開いています。
床下の布基礎の方向を間違えて乗せてしまった土台横に足した集成材の柱はこのようになっている可能性があります。
ボルトも。
いずれにしても床下を見てからです。
来週に続く・・・・。