2011年1月27日木曜日

ヴィオラ シンフォニー 到着。4

ケーブルをスリーブで圧着した後被せ絶縁用のキャップ。左の黄色いのが小さくてうまく被せられなかったので、右の大きめのものを使用して絶縁しました。 SP~パワーアンプ間は130cmの最短になりこれで一安心です。                          
EVAさんよりヒント頂きまして、オーディオラックの余っていた棚板の、その下にカーペットマットを敷いて、出費ゼロの簡単簡易的に床振動遮断用のボードです。                         


アンプの設置はこれで決定です。次はサブ・ウーファーのタイムアライメントの調整ですが、これがまた微妙になってきました。以前は2~3cm程の誤差は気にならなかったのが、mm単位になってきたようです。 このくらいになると一人で動いて調整、戻って聴くを繰り返していると分からなくなってきます。2月に村田氏が来る予定なので、手伝ってもらえれば鬼に金棒ですね(笑)。
ひとつ良くなると何かに問題が出てくるもので、CDプレーヤがSACDを読み取りにくく調子悪くなってきました。修理に出すとしばらくCDが聴けなくなりますが、DCアンプマニアさん作のバッテリーアンプはアナログメインに作られてますからレコードプレーヤの調整には時間がとれて丁度いいでしょう。

機器関係は壊れない限りこれで打ち止めにします。
部屋の問題点が明確になってきましたので、すぐということにはなりませんが、床をはがして大引きと土台を離す工事に取り掛かりたいと考えています。様子を見て壁を支えるために付けた上部柱も撤去後、天井のニス塗装をはがし、思い描いた音と音楽を奏でましたら、オーディオルームは完璧に完成となりますが、いかがなるでしょう。オーディオルーム新築記はまだまだ終わることができません。

2011年1月26日水曜日

ヴィオラ・シンフォニー 到着。3

お次は、SPケーブルを更に短くするための作業です。
AETはアンプ側・SP側各50センチ。中間のm3500円程のケーブルが30センチと逸品館お勧めの接続方法です。ご意見は様々でしょうが、私としては何回も試しての結果としてグットですのでこの方法でやっています。

AETのケーブル線が太くて合わせるのが大変ですが、スリーブをかぶせ圧着しました。

線が1本でもはみ出し接触すると大変!アンプもSPもあの世行きになりますので、絶縁のためのキャップを被せ完了ですが、これがなかなか入りずらい。 もう少し大きめのものでやり直すことにしますが、まずは完了です。

SP端子にYラグを接続と喜び勇んだものの、これがまたまたやりにく~い!! 端子側の接続口が下向きでしかも下の端子との隙間が狭いのでYラグを入れにくことこの上ない!!!。
やっと苦労して接続出来ましたが、これも違うYラグを探してつけなおしたほうがよいでしょう。


写真で分かりにくいでしょうか?こんな感じです。

ここまでで到着一日目、この後は買出しケーブル工作その他で3時間ロスしましたが午前2時過ぎまで聴いてしまいました。(10時間試聴)
寝るのが勿体無いくらい、何時までも聴き続けたい音です。

続く・・・。

ヴィオラ・シンフォニー 到着。2

取りあえずSPケーブルは裸線でつなぎましたが、電流の流れは一番よいものの劣化も一番早いので手持ちのバナナプラグでの接続を試みるもシンフォニー側のWBT製SP出力端子の穴が大きい! フルテック製バナナは先端を開いて締める構造になているにも止まらない。それではと同じWBT製のバナナでも全然スカスカ! こういうのって規格が決まってないんですね。 それではとYラグを買い出しに行き準備開始です。


手持ちのAET製SPケーブル(たしかm6万くらいだったかな)に取り付ける。+-それぞれ2本になっていて中心に芯がありますので線を開いて線を切らないようにしてカットします。
これを2本分寄り合わせYラグの穴に詰めてねじ式でとめるのです。太くてギチギチです。
ケーブルは太くて短いほうがいいと言われてますから、試しに60スケアとたしか18スケアのケーブルも余っていたから、そのうち試してみようと思う。でも太すぎで運ぶのも切るのも大変そうで・・・大体にして接続自体出来るんでしょうかねぇ・・・まあ、そのうちの遊びとして試してみます。

30分程で完成。

続く・・・。

2011年1月25日火曜日

ヴィオラ・シンフォニー 到着。

24日午後1時、予定通りシンフォニー到着しました。  











そのうち床の振動遮断用のボードが必要になるでしょうが、取りあえずケーブルが最短になる位置へ床へ直置きです。 









カタログでは入力はXLRまたはフィッシャーになっていましたが、現在は仕様が変わっていてXLRのみとなっています。 バッテリープリからの出力がアンバランスのRCAなので、変換アダプターで接続しています。距離は8mですがバッテリープリ側の送り出し能力が高いので情報量が落ちた感じはしません。 それよりもパワーアンプとSP間の距離が近いことのメリット方が大きいです。
試聴はいろんな使われ方をしたデモ機でしたが、さすがに新品は瑞々しく新鮮な音がします。 エージングが進んでいないのは明らかですが、特に堅さも感じません。

続く・・・・                                                                         

2011年1月23日日曜日

アキュフェーズ A-65 最後の感想。

昨年お盆過ぎたころ導入しいよいよ今日で最後になりました。現在お使いの方は納得されて聴かれているかも知れませんが、これから導入を検討されている方へ約5カ月間使ってみた個人的な最後の感想です。




作り:鋳物製?の放熱ヒートシンクがしっかりした作りを感じさせます。やったことはありません が目玉焼きは無理でも、温泉卵ぐらいは出来そうな発熱はあります。



操作性フロント部:SPへの正確な出力を表示するワットメーターは表示単位も切り替えられ、目ざわりの場合は非表示に出来ので、左右出力が正しいのか判断しやすい。ゲインは28dbからMAX、-3、-6、-12dbと4段階調整出来る、マルチで使われる方は高域のSN比改善には有効かも知れませんけど、単体ではゲインを下げるほどSNは良くなるが音が平面的になり面白くなくなってくる。バランスとアンバランス接続の切り替えスイッチあり、なんか間違いを極力なくす日本人的発想を感じる。外国製品でも付いているものあるかもしれませんが、こんなものいるかな~。(余計な製造コスト?)

  

操作性リア部:SP端子が大型でバナナ・Yラグはもちろんのこと、裸線接続でもがっちり・しっかり接続できる安心感あってよろしい。

  入力はアンバランス・バランス各一系統。

  ノーマル・デュアルモノ・ブリッジとモード切り替えスイッチありバイアンプやブリッジ接続時に安心感あります。



重量:43kg(結構な重さ)

と、しっかりした高級感と安心観を感じられる作りになっています。

中身部品もびっしり詰まっており高効率大型トロイダル・トランスと82,000μF×2の大容量フィルター・コンデンサーによる強力電源部を構成となっていますが、4Ωのエリプサを駆動する力は今一つ(8ΩSPでは試したことはありません。)で低域の解像度は高くない。

中高域もメーカ取り説で1w入力のグラフでの周波数特性はフラットですが、当方の物置で聴くと2~3khz位に何かクセや色付けを感じます。(普通は5w~10wくらいで聴いています。)



したがって一聴は広がりやメリハリを感じさせますが、長時間や長期間聴いていると低域の力が無い(低域ひと固まりの量感はあります)のに上が目立つ逆ピラミッドバランスという感じが強く、私にはイライラして頭が痛くなり吐き気をもよおすアンプでした。

2011年1月19日水曜日

アキュフェーズ A-65 さようなら。

安定性を求め、巷の評判からたいして音も聴かず求めてしまったA-65。


私とのお付き合いも残すところ4日。

散々悪口言ったみたいなので、最後の名誉挽回と思いSPケーブルを最短にして4時間

試聴する。

確かに9mよりは1.6mのほうが低域も締まりその上も少しはバランスがとれたのか一聴は聴きやすく感じるも、やはり基本的にダメなものはダメ! 私にとって音楽が伝わってこないのは如何ともしがたい。

プリからパワーまでトモカで求めた安い長距離8mのRCAケーブルで試してみてA-65でも少しは良くなることが確認できてたことは最後のご奉公でしょうか。

やはり最後の最後まで力不足のA-65でした。

24日に来るヴィオラはこの位置にセッテングしようと思う。

2011年1月18日火曜日

ヴィオラ シンフォニー 決定。

今年は全国的に雪が異常に多いですね。北海道も毎日、除雪中の事故で亡くなる方が昨年より多く報道されています。お気の毒で・・・ご冥福をお祈りいたします。

さて、昨年春よりマークレビンソン29L→チェロ→アキュA-65を経てマークレビンソン532H→ヴィオラシンフォニーの試聴の結果、ヴィオラ・シンフォニーの導入に至りました。 音に変な特徴やクセがないことと何といっても駆動力=電源の力が決定打となりました。駆動力といってももこれ見よがしな感じはなく極自然で好感がもてます。使いこなしまで時間がかかるでしょうがこれでパワーアンプで悩み事はなくなるでしょう。(多分?)

到着は24日の予定です。

2011年1月16日日曜日

ヴィオラ シンフォニー 2

                     2日目の感想です。
昨日より22時間鳴らしっぱなしにしても音のダレは無し。        
フロントの3セットあるパネルを1セットにしても問題なし。2セットはミッドバスの吸音に必要不可欠なので、とりあえずサイドに畳んで置いてあります。                                                                                                           ヴォーカル等のウエットさを出す為に設置した、フロント上部に垂らしてある生地を撤去してもおそらく問題ないと思います。 
チューニングのしがいがあるアンプと思います。
                     
100万円安いマークレビンソン532Hと比べると、明るくもないけど暗くもない・音の広がりがあるわけではないけど広がりがないわけでもない・華やかさはないが華はないわけでもない・一つ一つの音が明快と言うわけでもないけど明快さがないわけでもないと、何やら中途半端な音に聞こえるかもしれませんが、532Hでは同じ楽曲を掛けても全く違う音楽に聴こえてしまうところがヴィオラでは極普通に自然に楽曲を奏でてる・・・特に特徴やクセ等、奇や衒いなど微塵もない当たり前の音ですね。チョッと例えは古いですが食べ物にたとえると532Hはチキンライスとかメロンパンのような味の濃いもののように、たまには良いものの毎日は食べられないし飽きてくる音。 シンフォニーは、本当に美味しいお米やパンのようにおかずがなくても毎日食べられる飽きないような音。

2011年1月15日土曜日

ヴィオラ シンフォニー 

明日到着予定だったデモ機のヴィオラ・シンフォニーというパワーアンプが本日到着とのことで、自宅までキャビン大阪屋さんの高木さんに運んでいただく。忙しい中わざわざありがとうございました。
なにせ50kg以上なので、この雪の中一人で部屋に搬入して落としでもしたら大変ですからね。

見た感じやはりチェロのアンプに似ていますが少し高さが小ぶりかな。
接続は以前DCアンプマニアさんに作っていただいた、RCA→キャノンコネクターのケーブルです。

まずは音だし音だし・・・う~ん。。。特に特徴は無し。良いのは当たり前ですが第一印象は上品で静か・・というか、全くうるさいところ無し、低域もまだ暖まっていないからかそれほどでもない。

とりあえず今のチューニングはうるさいアキュ用にデッドニング設定ですから、後の吸音フェルトとSP前のマットを外し、SPを以前の位置の10cmほど奥に引っ込める。
パネルの位置と角度も以前のように調整しながら2時間ほど経過すると、全体に変ってきましたよ。
さすがに良いですね~。なにが?と聞かれますと、とにかくうるさいところが無いのでボリュームを上げられる。 A-65ももちろんでしたが、532Hでもここまでは上げられないでしたね~。 音量を上げても、うるさくないということは・・・はい!お解かりのように、そうですね。 音量を下げてもさすがにバランスは変ることも無いですし、何より音の引け際の余韻が凄い!!! これはやはり電源が、しかっり作られて入る証だと思います。
でも返した532Hと比べ100万円のアップの差って言うのはとても大きい!何がいいのか本当に所難しいですが、それが分からなければ、音としてはほんのチョッとした差です。でも2時間ほどで部屋のチューニングが元に戻せたということでもものすごい凄い差ではないかと思っています。
この差を納得できれば導入したいと思いますが、火曜日までの丸3日聞き込んで見ます。

2011年1月13日木曜日

パワーアンプ3

一週間貸し出しいただいたマークレビンソン№532H・・・私としては好みの音でしたので価格が折り合えばと思っていたものの残念ながら、下取りを入れてもこのクラスまたレベルでの想定以上の追い銭となりましたので後ろ髪惹かれる思いでしたが、お返しいたしました。




どこが好みというのは、あくまで当方の環境でのことで恐縮ながら感想を述べさせていただきますと。



A-65と比べあきらかに違うところは、低域の出方と高域2kh~3khあたりです。

電源関係をしっかり作ったと言われているA-65の低域は量感あるもののA級アンプのせいなのか力不足は如何ともし難く低音が一塊で音階が不明瞭。中高域もデッドな環境で聞けば良いのでしょうが癖なのか、はたまた音造りなのかよく分かりませんが、当方の部屋の特性が2kh~3khが高いことと残響時間0.7秒という響きもあるせいかもしれませんが、高域に癖を感じ耳障りでうるさく頭でっかちのバランスで楽しめなく全くイライラしてくる。



   532Hの低域は当初軽くスッキリ感じましたが、時間経過と共に力も出てきてピラミッドバランスで音階が聴き取れる弾んでくる楽しい低域。中高域はフラットで4kh以上の音の足も引っ張ることなく、一つ一つの音が明瞭広がりがより感じられました。

両者は日本での価格設定では同レベルですが、アメリカでは8000$で買える532Hと比べるとA-65は高いように感じるにも関わらす、買い替えでも下取りは以下としょぼいもので、音の差は確かにあるものの同レベルと考えると手は出ませんでした。



やはり返したチェロの音は良かったなぁ・・・という思いで・・・どうせならこの際確かめたくヴォオラのシンフォニーというアンプの貸し出し試聴を申し出てしまいました・・・あ・あ・ぁ。。。やばい!ですね?

3日後に到着しまた一週間貸していただけるそうです。

2011年1月9日日曜日

パワーアンプ2


タイトルのパワーアンプとは関係ないような部屋の写真と思われましょうが、これが関係あるのです。この写真はアキュのA-65使用時のものでそれまで感じたことの無い中高域のうるささで致し方なく、SPやパネル位置変更・当方としては掟破りのデッドニングまでしたものです。スパイスバーも一時は部屋中にあったものも左右壁のフロントに1本後方に6本の計14本。

勘違いしないで頂きたいのは、A-65が中高域が出過ぎるというのではありません。
低域のパワーが足りないのでユニット特にウーファーの動きを制御できなく・・・音が出た瞬間に動き、音が止まったときに止まるべきウーファーがまだ動いてるので、すなわち中高域の帯域まで影響を与えうるさく感じるのです。おそらく普通環境お部屋では感じることは出来ないでしょうが、良きつけ悪しきにつけ敏感な当方の部屋ですから。

左:リスポジ後の下側半分のパネル上にフェルトを貼り付けデッドニング。デッドエンドと言うやつですね。奥ゆき感は犠牲になるものの、音は前に少しは出てくかな・・・といった感じです。





フロント側:SPの位置を左右壁と後のスペースをより多くとる。これはSPと壁の反射を弱める為。 センタパネルをより後方に下げる。
SPパネルは同じですが、前にあるパネルの角度調整を開き気味から閉じ気味にする。これはサウンドステージの深みを出す為、開き気味にすると音が前に出ますがうるさ気味になります。
SPとバッソの間にマットを敷いてこれも上下反射を和らげています。




左右壁:パネル類の位置変更と調整。音を前に出し広がりと中高低域の調整をして包み込まれる感じを出しています。


このぐらいしてやっと我慢できるレベルになりましたが、それでもA-65のパワーの無さには適いません。
この時点、天井に塗ったニスを落とそうかと考えていました。

これで私がパワー・パワーと言っている意味が少しはお解かりになったと思いますが・・・いかがでしょう? やっぱり解らないでしょうね!

私はドッスーン・ドッカーンの低音を出したくてパワーが欲しいのではなく、音の干渉を無くすためにパワーが欲しいのでした。

あっ!!! 貸し出しのマークレビンソン532Hを聴かなくては、後3日しかありません。
それでは、また。


2011年1月6日木曜日

パワーアンプ

諸先輩からアドバイスいただいていた懸案のパワーアンプでしたが、やはり中古のパワーアンプは怖いですし、機械的な知識の乏しい私にはちょっと品選びも難しく無理と言うことで、キャビン大阪屋さんから、一週間の約束で展示品のパワーアンプ MARK LEVINSON No.532Hを借りてきました。


2時間ほど聴いた一聴の感想は

中高域、粒立ちが滑らか華やで強いところも感じられるが開放的、温情豊かで解像度が高く1つ1つの音が明快。

低音、押し出しがあって引きも良い、しかもスッキリとしていて全く重たい低域は出ずスッと伸びた低音。

全体域にスッキリと爽快な臨場感を基本にはっきりとした細かいニュアンスが出ている。

ウーファーの駆動力が無いA-65では、中高域が濁って五月蝿く聴こえていたものが、このアンプでは全く音がうるさくなりません。

今まで聴いたことのない表現はさすがマークレビンソン最新のパワーアンプか、全体にスピード感も早い。

1つ、気になる点は少しスッキリとしていて音が軽く鳴る感じがする所でしょうか。でもしばらく鳴らせば当方の環境にも馴染んでくるかとも思うので、様子を見ることにしました。



4Ωのパワー食いエリプサを鳴らすには、いいアンプであることは間違いないと思います。

真剣に・・・導入を悩んでいます。。。 問題は・・・ですね。。。