2018年4月27日金曜日

部屋の修正箇所

① ほんの少し想定よりも吸音が多くリア反射が少ない為、奥行き感が減少したリヤ斜め壁部分の5cm開いた吸音スリットを桐材で閉じます。(閉じる箇所は様子を聴きながら)




② センター定位やヴォーカル立体感や奥行の佇まいを際立たせる為、フロント反射壁中心2枚分の樺材を反射率が高い材質のものに変更。


③ 音を前に引き寄せ包み込まれ感を多くする為、同じくリスポジ近くのサイド壁の反射壁を3枚分手前に増設。


部屋の修正は上記3か所といたって簡便。

真下さんには他にケーブルを通す壁の貫通と音響盤を下から支えブッ太いケーブルを隠し綺麗に配線する為、ボックスの造作や壁内を通すケーブル等の作業があります。

2018年4月21日土曜日

掟破りの調整!

掟とは、自分自身で作った掟なんですが・・・耳より前の吸音物は音楽の生気が吸われるという経験からの掟です。

幅のない薄い半分ほどは無垢の杉板で囲まれた音響空間。。。やったことも無い方は針葉樹は高域反射が弱いなどと、のたまっている方も居るようですが、、、そんなことはありません。

リスポジの耳より前に吸音物は何もなしの空間は、f普通の何もない部屋以上にライブなもんです。500hzを測っているアナライザーでの残響時間は0.5秒でも高域は0.7秒以上あるのは明らかに判りますね!(以前は1秒以上ありました)

ドンシャリのワイドレンジもいいのだが弊害は、あちらを立てればこちらが立たずで中域が薄くなりますね。

特に好きな女性ヴォーカルが情報量多く明るく楽しく鳴るのは良いのだが、ドライな表現になります。

陰影・情感・唇の濡れた感触などは影を潜め薄くなりますね。

そこで、例のごとく色々やりました。

様々な大きさのカーペットやラグを耳の前のあちらこちらに敷いたり外したり。(これが掟破り)

なかなか良いポイントが見つかりません。 
でしたが・・・

バッソの置いてあるスピーカー手前の場所にタイルカーペットを置くと、無いと浮き上がってしまうバスドラムもバッソと同じに落ちますし、











その上に1800円の中国産ラグを乗せるとヴォーカルの中高域バランスとれ、陰影・情感・唇の濡れた感触も出ましたね(^_-)-☆

これで最後まで残っていた10年以上使っていたバッソも無くなってしまいました。






以前ブログで述べた音の動きでは、硬いものから柔らかい方向に音の反射は進む。
の通りで、最も一時反射が強いスピーカー手前の音は床が硬く天井が柔らかいと上に上がってしまい、特に低域を発するウーファーの低音も上がってしまうのでした。
反射や吸音はポイントを押さえ、少ない面積で目立たないようにメリハリをつけることが肝要ですね。チャン・チャン。

2018年4月18日水曜日

いよいよ総仕上げ!!

ブログは3か月半ぶりでもオーディオはいつもやってますよ~

石の上にも3年! 私の場合は、石の上にも10年ですが、
お陰様で、部屋は不要な共振のない中高域反射と抜けの良い中低域環境になりました。
お世話になった大量の音響パネルグッズは皆無になり、今は天使のように優しく時には悪魔のように驚かせてくる素晴らしい響きで、体調や精神不安定で聴きたくない時でも聴かせてくれ、嫌でも引き込まれる音楽を奏でています。

さて、いよいよ執念をもってやって来た念願であった最終仕上げに入りました!!
内容は足りなくなったブレーカーや接点の増えた電源関係と、部屋のフロント・サイド部分反射とリア壁吸音の微調整です。

工事担当の電源は3回目になる根岸通信の根岸さん・・・オーディオではない本業が朝も早く帰りも遅い上に休みも取れないハードで過酷な長年のストレスから心臓に負担がかかり手術を乗り越えての工事で、少なくとも我部屋では最後の電源仕上げ工事となります。
部屋は数えきれない工事回数で今や自分の部屋と思っているであろう真下棟梁の我オーディオ部屋には超ベテランお二方。

工事期間は5月20日から23日までの3.5日間を予定しております。

詳細は追々と( ^ω^)・・・