皆様、年末の大掃除もすでにお済のことと思います。
私のほうは大掃除よりも大事な、オーデイオの接点掃除となり、定番清掃アイテムのエタノール・綿棒・ワイピングクロスにオーディオ雑誌おまけのクリーニングスティックと端子クリンの出番と相成ります。
普段は週に一度の間隔でパワーアンプ出力端子からスピーカー入力端子間とケーブル端子を清掃してますが、半年に一度は上流側機器から全てやります。
年末は触れる限界点の電源最上流側、すなわち引き込み開閉器2次側からネジの増し締めをしていきます。
左が外にある引き込み開閉器で、右が玄関風除室内のオーディオ専用分電盤。
引き込み開閉器内のメインブレーカーとオーディオ以外の電灯その他用のブレーカーのスイッチを切り、メインブレーカー2次側から増し締めしていきます。間違っても1次側は触れませんよ!電源来てますから。
メインのスイッチを切ってあれば2次側以降に通電はありませんので、ネジを外し接点も清掃できます。
危険なのでお勧めはしませんが、1年以上経過すると確実にネジは緩み接点は汚れていますので、設備当初の性能を維持する為には必要と思います。
オーディオ専用メインブレーカーも同じく必要であれば接点清掃ですが、すでに半年前に外して清掃してますので、今回は増し締めのみ。
以前、鬼のように締めすぎて根岸さんにたしなめられましたので、ほどほどにギュっと締めます。
サーキットブレーカーも同じくカバーを外して1次2次側とも増し締めします。
必要であれば1cm程むいて新しい導体を出し接続すると更に良いですね。
全ての機器を一編に外すと、接続が大変なので上流機器のCDPから順番に一づつ外して接点清掃です。
良い清掃アイテムが無い電源ケーブルインレットのメス側は、おまけのクリーニングスティックで・・・。
写りが悪くて解りにくいですが、真っ黒け!
これ!結構いいですわ!!
でも、すぐ毛羽立つのはチョッといけませんねぇ。
一箇所に一本しか使えませんが半年に一度くらいなら許せる範囲でしょう。
清掃後の残骸。
作業時間はたっぷり3時間掛かりました。
音はスッキリ・クッキリ・爽やかで、倍音が天女の羽衣の風情で気持ちいい~。
高域吸音系は耳より前方にあると違和感あるので、残響時間可変用のカーテンをリスポジサイド後方に設置しました。
全開にすると、1khzから4khzを平均で0.25秒ほど短くすることが出来ます。
中高域成分の音数が多いソースのときに全開から半開、クラシック・ヴォーカル等のソースは閉じて使います。
なかなか効果あって使い勝手がいいです(笑)
ストーブも増設して、今冬はエアコンとダブルで寒さは解決しました。
環境も落ち着いてきましたので、ゆ~っくりと音楽に浸ることができます。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さいませ。