2012年10月30日火曜日

アナログ用ヒーター

物置の室温は暖房を入れない状態で最近は14℃以下。
室温が低いとカートリッジのゴムダンパーの硬さが影響して、中高域が歪む。
そこで、ダイソンの羽根のない温風ファンを仕入れた。
首の角度が調整できるのでカートに向けて1m程離れた場所から
暖める。 なんか良さそう。

2012年10月23日火曜日

伊豆組 最終日

最終日は寒いものの雨は大したことなく時折晴れ間もさす天気で、屋外型で行く。
まずは、滝野のストーンヘンジ見学へ。

花崗岩石に囲まれた空間の音だがkenbeさんはあっさりとスルー、以外やサンテクさん声を出したりハンドラップで音を確認と一人で熱心。
横の大仏像から鐘の音が立て続けに2回!
行ってみると、kenbeさんとアンプマニアさんのお二人が係りの人に何やら言われ大人しい。
何でも続けざまに鐘を突いたらダメと怒られたらしい(笑)
モアイ像と一緒に記念撮影。
場所を変えて、芸術の森の屋外ステージへ。
この辺の紅葉はきれい。
有島竹朗記念館を見学して、アジャンダでスープカレーの昼食。
私の行きつけ中古レコード店へ。
キャビン大阪屋さんで、最新JBL9700を聴く。
デッドな空間でも情報量と押し出しはピカイチですね。
その他サンテクさんのお好きな家具調SPを聴いてここを後にする。
最後はリクエストで昨年も行ったオーディオショップへ行くも、店長は変り見るも無残な店内だったそう。
ここが今回のスケジュール最終でありました。
空港まで送り、皆様お疲れ様でした。
また会う日まで。

伊豆組 2日目

二日目はY氏同行しての北大散策から。

雨のポプラ並木。











博物館見学。














クラーク像など。








お客さんが来なければ、地元の私共でもなかなか行かない所を見物後Y氏邸へ。


超フル装備ヤマハのGT2000プレーヤー
最近導入された、アキュのチャンネルデバイダー。
何を言い出すか?危険人物(笑)
大人しく聴かれる伊豆衆。
私の感想で恐縮ですが、以前より落ち着いた音。
オーナは何もしていないし、人が入ったので吸音されてんでしょうとの達観されたご意見でしたが、本人が知らぬ間にちょっこっと調整されているのでは? 意外とそんなもんでしょう?
kenbeさんとは、同じ長岡派ということで、この後も最後までお二人で盛り上がったご様子。
DCアンプマニアさんは音なしの構え。
チョコさんは・・・真面目過ぎという評価だったかな(皆、同じような評価だなぁ)
1時間半の試聴後、Y氏の案内で小樽へ。




Y氏、馴染みのおすし屋さん。
いきなり襖が開いたのには、驚いた!!!
なんと、お座敷カウンターって言うのかな?テレビで見たことあるだけだねぇ~。

鮮度抜群美味しくて珍しいお寿司を食し一同、大感激!!!

食事後、これまたY氏行きつけのジャズ喫茶への道中の川に鮭がのっぼっている。
めずらしや~~~。


小樽運河も見て。

ジャズ喫茶到着。
1時間少しコーヒーをお供に音楽鑑賞後(kenbeさんと私は居眠り状態、辛かった~)札幌へ戻り、昨年行ったお気に入りの居酒屋さんへ向かう。 帰りの高速道路、Y氏の速いこと、あっという間に見失う。

しかし、目的のお店は満員御礼で入れずチョコさんがあの店良さそうだよと選んだ店に入る。
これがまた!大当たり!! びっくりするほど美味しくて良いお店。 やっぱりチョコさんは感覚人間かな? 居酒屋の選定は大当たり!!!

この後も本日3回目のパラゴンのあるジャズ喫茶へ、私には古い音はかなり辛く食傷気味でありました。

明日は最終日の模様。













2012年10月14日日曜日

直接音と反射音


今月の19日、伊豆からの刺客の方々が襲撃に来ることになったので、ここしばらくは必死にルームチューン三昧、なのでこのタイトル。

直接音と反射音? そんなもの解ってるわい!と、思っていた私ですが良~く考えると眠れなくなるくらいに、これって難しく以外と解っていない!! 理屈はなんとなく解っているつもりでも実際に部屋のチューニングにどの様に反映対処して良いものか?が解らないですよね~。

この直接音と反射音についてサーロジック村田氏のブログ中アナログvsデジタルの項目で興味深く解りやすく書かれた記事が載っています。(ちょっと難しいかも)

思うに・・・音は必要な時間だけ出たら次の音の邪魔にならない程度に即座に消えて欲しいものですが、響きも欲しいと相反する贅沢な悩み。。。

肝心なのは一次反射の扱いの様ですが、中高域では
反射音=残響と考えてしまうと・・・次々と出てくる音に前の残響が重なり音を濁す・・・だから残響時間を短く・・・したがってデッドな空間が良いとなる。
このやり方は確かに音の解像度は上がるが、生気の吸われた躍動感のない面白くない音になってしまいますね。

平行壁が多いと残響が繰り返すフラッターエコー、残響時間が長いともう風呂場の風情でもう大変。煩くて聴けたものではなくなる。

中低域では
床・壁・天井の強度が中途半端に強いとブーミング、これも残響の一部になり特にエネルギーの強い低い帯域は深刻な影響。中高域は空気との摩擦で消滅が早いが低域は環境により数秒以上残ることも・・・この帯域は抜くか吸音しなければならないけど密閉空間では至難の業。
と、日々調整するも永遠の課題に思えてくる。。。


以下もネットからの参考
残響は、音源からの音波が壁などに反射しながらエネルギー減衰し、様々な方向から遅れて到達する複雑な組合せの反射音です。
室内で音源から発音すると受音点には最初に直接音が到達します。 直接音は音源から出てどこにも反射せずに受音点に直接到達した音です。 直接音に続いて壁、天井、床などに反射した音(反射音)が受音点に到達します。


残響 : 直接音、反射音の様子
上の図は、直接音と壁に一度だけ反射して到達する音の様子を模式的に表したものです。 実際は、壁に複数回反射して到達する音がありますので、時間の経過と共にあらゆる方向から反射音が到達し複雑な反響になります。

直接音、反射音、残響音の様子
到達時間の早い特徴的な反射音を初期反射音(アーリーリフレクション:Early Refrection それに続く複雑な反射音群を残響音(リバーブ)と呼びます。 残響音は後部残響音とも呼ばれます。
このように室内の反射音の構造は次の音波から構成されていると考えられます。
直接音
音源から直接到達する音
初期反射音
直接音から短い時間に到達する反射音
後部残響音
初期反射音より遅れて到達する反射音
直接音に対する初期反射音の到達時間は、音の明瞭さに関係しており、建築音響設計では重要な設計指標となります。
音の明瞭度を表す物理指標としてD(Deutlichkeit)C(Clarity) が提案され、建物音響分野の評価に利用されています。




明瞭度の物理指標 D値、C値の定義式
D値は音の全体のエネルギーに対する初期50msec以内)のエネルギーの割合を示し、 C値は80msec1以降のエネルギーに対する80msec以内のエネルギーの割合を示しています。
C値とD値の値は、大きいほど明瞭度が良いことになります。 また、初期反射音は、直接音とは異なる方向から到達しますが、 直接音との時間差が短い場合、直接音の方向感を損なうことなく、聴感上、直接音を補強します(ハース効果※2
このように、初期反射音は、残響としてだけでなく、音質に影響を与える音響上の重要なファクターでもあります。

    参考:株式会社エー・アール・アイ
Corporate Information - Amenity Research Institute

1  msec
読み方:ミリびょう
別名:ミリセカンド
【英】milli secondmsmsec
ミリ秒とは、時間の単位のひとつで、1,000分の1秒のことである。msmsecと表記される。
 2 ハース効果 [Haas effect
同じ音が複数方向から同音量で聞こえた場合、最も早く到達した音の音源方向定位が偏って聞こえ現象
左右2
個のスピーカーで全く同じ音を同じ強さ再生すると、その中間位置音像知覚される。この状態で左の音にすこし遅延加え時間遅らせ再生すると、音像中間位置より右側定位しているように聞こえる。