2009年3月25日水曜日

カートリッジ交換その他



MMのADIKTからMCのDL-305へカートリッジを変えました。 プロジェクト9ccのリード線は元からアームの中を通して一体になっているので切ってしまうと自分では治せないので気を使います。ADIKTの端子にはしっかりと付いていましたので、リード線を外すのも結構な力がかかって引っ張りすぎて、アームの中のリード線がまるでエスカルゴの腸のように出てきてしまい元に戻すのも切れはしないかとひやひやものでしたが何とか適当に戻りました。 またDL-305の端子は細く、しっかりとリード線側の受けにとまりません。 先の細いペンチでつぶして入れようとするとこれがまた、入らないのです。仕方なく端子にはめてからペンチで力任せに圧着。 結果端子はグラグラになりました。 次に外したときには、お釈迦になるでしょう。ので壊れるまでこのまま使います。


MCカートリッジなので昇圧トランスをかませます。
今度もハムノイズが盛大に出てきて原因を探るだけでも、アース線・接続ケーブル・機器と配線の接続や位置等々、1つは簡単・2つは難しい・3つになったらパニックだ! と言う感じ。




原因は下のケーブル。メーカーは言わないですけど、問題解決した上の黒いケーブルの4倍の値段のケーブルでした。
見てお分かりの通りゴムの皮膜が電気的にシールドされているのがきいたのかな?。




箱入りになったADIKT。

出番は何時になるのでしょう。取り付けたカートリッジが壊れたら、ですから意外と早いかもしれません。
そうそう音は、やはりMCは解像度良く高域が綺麗。しかしADIKTもなかなか捨てたものではありませんね。MMだからか低域が量感豊で楽しい音がしました。(過去形ですが)


トーンアーム後にある(当たり前か)インサイドフォースキャンセラーの錘糸をかける細い部品。 これが肉眼ではなかなか良く見えなくて、やっと解りました。3つの溝があることがです。 
てこの原理ですからアーム中心に近いところが引張りが弱く遠くになりにしたがって強くなるんですね。




アナログの必需品。
老眼鏡と頭に付けるライト。虫眼鏡もいるかも。






ウエイト左横の針金状のインサイドフォースキャンセラーの錘掛け。
アームに対して直角が最大引っ張りなので、これは最小の最小。
これでもレコードの溝を狙って針を落とすのは至難の業です。
うっかりするとスタートで針を落とすこともあります。インサイドフォースってこんなに強いもんなんでしょうか?




ルームチューンもやってますよ。
石パネルの位置を変更しました。以前はスピーカー横に縦に2枚重ねでしたが、スピーカー後方斜め上段に設置すると、上品な高域に。






結果、少しスピーカーサイド寄り高さ中段で程よい強さの高域が出ました。







2 件のコメント:

  1. カートリッジの交換ご苦労様でした
    MCのサウンドはまた違いがあってよかったのでは思います。私もフェーズテックのT-3使っております。なかなか良いですよね!今回オーディオテクニカのアース線を購入しまして使ってみました。雑誌にも効果があると書いてありましたが、音質アップに繋がると思いました。お勧めです。ヨドバシカメラで売ってます。

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  2. takeotさん、今晩は。
    MCにしてほとんどCDと音が変わらなくなりました。というか、CDよりいいですね。
    お勧めのアース線試してみます。

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