2010年7月4日日曜日

オーディオフェア クテマ

昨日当地札幌のキャビン大阪屋さんが毎年開催しているオーディオフェアに行ってまいりました。 目玉は日本では本邦初公開、解説の三浦孝仁評論家も少ししか聴いていないと言うほどのイタリアから到着ほやほや5日目のスピーカーです。
ソナスファベールを立ち上げたフランコ・ゼルブリン氏が2006年にソナスを退いてから4年、新たに立ち上げた工房スタジオ・フランコ・ゼルブリンから第一号となるクテマという変わった名前のスピーカーなのです。ユニットはスキャンスピークスの4ウエィ・5スピーカーで前面からみると上部に20cmミッドレンジが2個・28mmシルクドームツイーター1個シンプルな見かけ、後部に20cmメタルコーンのウファーが2個入っていますが外見からはスリットが入っているだけで見えません。   高さも111cmと小ぶりな印象ですから、傍目からはとても400万円オーバーには見えないのですが、さすがに近くで見ると仕上げは高級感がありますね。
駆動アンプは超弩級のソウリューション。昨年もストラリバリやDD66000等で聴いていますのでアンプの音は差し引いてスピーカーだけの音を聴いても、いや~これは驚きももの木サンショウの木ってくらい引き込まれました。感じはソナスに似ているものの楽器や声の実態感が恐ろしく本物っぽく生っぽい。特に低域がコンサートホールのようにフワっと軽い。スピーカーという感じがしないです。私の好みとしてはこれまで聴いてきたシステムの中では最高トップランクで、痺れました。 と言っても手に入れることは叶わない夢なので、こんな音に近づけたらなぁと独り言。     
                               

16 件のコメント:

  1. otoさん今晩は!
    すごいSPを聞かれたんですね!エリプサさんでも十分良いと思うのですが、上には上があるがあるんですね?
    どんなサウンドなのでしょうか?
    少しだけ興味があります(^^;

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  2. takeotさん、こんにちは。
    このSPの情報は9月の雑誌からだそうです。
    スピーカーというより環境は良くないにもかかわらず実際の演奏会場で生で聴いている感じでしたよ。参りました。

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  3. otoさん今晩は!
    先ほどメールもしましたが念のためこちらにも書き込み致します!
    木曜日は大丈夫ですのでお待ちしております!
    とはいえ1万円の中古PCと1万円ちょっとのUSBDACの組み合わせですので(あと270円のOPAMP!)
    期待しないで遊びに来てください(^^;
    お待ちしております

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  4. takeotさん、こんにちは。
    2万円ちょっとのプレーヤーみたいなものですね。経済的に健全な音を楽しみにお邪魔させていただきます。

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  5. 明日お待ちしております!
    尚、午前中小用が出来ましてもしかすると電話が繋がらないかもしれませんが午後は大丈夫ですのでお待ちしております!
    ハンクジョーンズのラストレコーディングを本日仕入れましたので明日聞き比べ出来ればと思います!

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  6. takeotさん、こんにちは。

    ハンク・ジョーンズ楽しみです。
    では、午後に。

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  7. otoさん今晩は!
    本日はありがとうございました
    我が家のサウンドもいろいろ教えて頂いているので少しずつではありますが、前進しているのかなと実感した1日でした
    でもPCオーディオは駄目でしたね(^^;

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  8. takeotさん、おはようございます。

    昨日は久方ぶりにお邪魔しました。PCオーディオの音は思い入れだけが先行してやはり2万円相当のレベルかと・・・。
    しかしCDの音は何か変えましたか?というくらい艶が出たのは、以前変えたSPケーブルのせいだったとは・・・ケーブルの接続変更は忘れてましたが、効果は明らかに良い方向へ前進していましたね。

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  9. otoさん こんにちは。
     初めてコメント致します、ペンネーム=芳賀 瞬(はが しゅん)と申します。
     私もチサンホテルでクテマの音を聴きました。一曲目のガベッタのチェロで、もう私はイッてしまいました。凄かったですよね!!
     で、今日はotoさんに知っていたら教えていただきたいことがあるのです。クテマの試聴会で三浦先生が鳴らされた音楽ソフトなのですが、1曲目はソル・ガベッタのエルガーのチェロ協奏曲でした。で3曲目か4曲目か?もう記憶が定かではないのですが、女性ヴォーカルの唄もので日本語、伴奏楽器は殆どなく(前奏でウッドベースがちょっと鳴ってたかな?)言葉の発音が異様に明瞭だったことを覚えているのですが、このソフトが何なのか、このヴォーカルは誰だったのか、御存じありませんか?大阪屋さんに訊いても誰も判らず、クラシック以外の知識はほとんどない私には調べるすべを知りません。何とか、あのソフトを突き止めて手に入れたいと思っているのですが。以上、勝手なお願いですが、宜しくお願い致します。 

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  10. 芳賀 瞬さん、はじめまして。

    クテマ良かったですね。
    お尋ねのCDは、ann Sally のHellelujah というアルバムの6曲目の星影の小径という曲ですね。同じ曲が入った別のCDもありますが、これはライブ版でBVCR14011とタイトルに書いてあります。
    ちなみに、歌っている方は中国人女性でドクターでもあります。

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  11. otoさん こんにちは。
     誠に勝手で唐突なお願いにたいして、早速の御返答、ありがとうございました。otoさんのお陰で、やっと胸のつかえが下りました。とても感謝いたします。
     私はCREMONAをつかっていますが、最も大切なクラシックはさておき、ジャズは正直のところ諦めざるを得ないというのが、本音です。打楽器やウッドベース・サックス等の『ガツン』とくる音を私のCREMONAは『ガツン』とはきてくれないのですね(悲笑)。
     一日も早くヴィオラが快調になって、戻ってくると良いですね。私の場合、機器の不調はそのまま心労となって襲ってくるので、落ち着かないことこの上ない…。長いこと、この趣味をやっていると必ず経験することとは言え、心が疲れますからね。心に描いた音が、スピーカーから出たときの、あの喜びを忘れられず…。それにしてもotoさんの頑張りは、凄いものがありますね。連載ドラマを見ているような気持になって、ブログを読ませて頂きたいと思います。

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  12. 芳賀 瞬さん、今晩は。
    あれは何という曲なんだろうと言うことは私も良くありますね。胸のつかえがとれお役に立てて光栄です。

    クレモナもエリプサと同じ4Ωなので、結構電気喰らいなんでしょうね。なかなかガツンとした低音が出ないのは、こちらも同じでして・・・それだけがもう少しと孤軍奮闘の毎日です。

    私のは拙いブログでして、お恥ずかしい限りです。
    芳賀さんのブログも少しだけ拝見させていただきました。なかなかセンスよくインテリジェンスのあるブログですね。こちらこそ、これからじっくりと読ませていただきたいと思います。

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  13. otoさん こんにちは。
     早速Ann Sallyのライヴ盤をネットで発注しました。数日内に届く予定です。なんという喜び!いい歳をしたオヤジであっても、新しい音楽との出会いはワクワク・ドキドキしつつ期待一杯で、愉しいものです。あらためてotoさんに感謝です。
     otoさんの仰ること、よく解りますね。Sonus faberにたいして『大飯食らい』という表現は(例えばステレオサウンド誌上の記事等で)あまり見かけません。しかし、『パワーが入る』という表現よりは『大飯食らい』という言葉の方が合っていると思います。私もアンプは、プリ・パワーともに2年と我慢できずに、一度取り替えています。私の場合、パワーアンプのメーターの指し示す値が正しければ、一枚のCDを聴き終えるまでに、数回300Wを超え400W近くまでいくことが珍しくありません。今のアンプに替えて、やっとCREMONAが生き生きと唄いはじめという実感があります。石井伸一郎氏による測定(ステレオサウンド №155)によるとCREMONAは、300Hz以下で大きく4オームを切っており、感度も公称値90㏈に対して実測値は84㏈です。これでは『大飯食らい』で有名なATCと変わらない値ですものね。

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  14. 芳賀 瞬さん、こんにちは。
    クレモナで聴くアン・サリーはいいと思いますよ。どんな感想が出るかこちらも楽しみです。(笑)

    それにしても、
    一枚のCDを聴き終えるまでに、数回300Wを超え400W近くまでいくとは、ダイナミックレンジの広いクラシックとは言え相当大音量派ですね?8畳間とのことブログで拝見しましたが、その空間で音漏れや飽和を考えると凄いですね。私の場合、出しても150W~200W程です。

    クレモナの能率とインピーダンスデータを聞くと、なるほどと思えます。鳴らし切るには熟練が必要なスピーカーかもしれません。
    私として、成功するか判りませんが、エリプサから斬れと弾みを伴った低音を出す残された方法として、引込開閉器以下の電力線を全て変えます。その詳細と理由はこれからブログにて公開いたします。

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  15. otoさん こんにちは。
     おかげさまで、アン・サリーのライブ盤が届きました。喜んで、聴いてみたのですが、今ひとつ音が???
     実は、考えるところあってステレオの部屋には、エアコンを入れていない。=7・8月はオーディオは原則お休み。=しばらくぶりの通電。=したがって音が???=試しにまる一日、電源入れっぱなしで、翌日聴いてみるものの、相変わらず???=部屋の湿度が80%もある。(ベストコンディションは50-60%位です。)=他のCDも何枚か聴いてみたところ、どうにもスピーカーが、いつものような軽やかな響きで唄ってくれない。やっぱり湿度だろうなあ。=クテマで聴いたアン・サリーの、強烈な美音との酷な比較。=やっぱり音が???
     ここ数日、気温は下がっているものの、湿度は高い。ということで、9月になったら、また再チャレンジします。

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  16. 芳賀 瞬さん、こんばんは。

    今日のブログにも書きましたが、なるべく早く通電してリピート再生し、なるべく長時間鳴らしたほうが良いと思います。私の場合でも1週間かかりました。

    機器をお大事に。

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