2012年3月17日土曜日

リスニングルーム改修は完了!!


(正面)

今年1月半ばの壁改修から、しばらく色々とやっていました。 スピーカーのトルク調整のほうはキャビネットが木製で、ねじは木ネジの作りなので、ハッキリ言ってとても締め付けトルクは幾らなんてことは決められるものではないでしょうね? 同じ樹種でも部分によって強度は違うでしょうし、一度締めた木ねじを緩めただけで、マーキングしようがトルクを測ろうが元に戻すことは神業レベル。 輸入元に問うあわせても教えてくれないというのは、納得!このエリプサを作っているメーカー(ソナスファベール)にエリプサの締め付けトルクは幾ら?なんて問い合わせても教えられないでしょうね。 適当とは申しませんが、おそらく製造ナンバーごとに音を合わせながら締め付けているのではと思います。左右SPの元締めトルクは左が1/3~1/2程でした。それを左右同じに締めたところ左の音圧が高くなりましたので、元の比率に戻して締めなおしましてバランスをとりまして以前よりは良くなったと思っていますが、 エリプサのネジ増し締めはちょっと厄介なので人様にはお勧めしません。(下手するとネジ穴を壊します!)

(フロント右)

壁の改修のほうは時間経過とともに落ち着いてきまして、当然のごとくモグラたたき状態。 
と、言うのは昨年の床改修の折は壁が共振していたので床を全て留められませんでした。 今だから分かりますが壁の共振を床を動かしていて低域を相殺していたんですねぇ。 ネジ一本で音がわるくなちゃったもんでした。



(フロント左)


現在、壁の共振は殆ど無い状態になっています。低域の激しい曲を流しながら触るとよく分かりますが、パネルのほうが盛大に振動しているくらい。 もっともこのサーロジック・パネルの凄いところは反射だけでなく、ミッドバス帯域を吸音するのが特徴で後の合板をダンプしながら動かし音を熱に変換して消すということをやっている。 ちょっと床の話からずれたようですが、これも後で関係してきます。


(LP左)


戻して・・・壁の共振がなくなったので、半分程しか留めてなかった床を全て留めましたところ、音が段々ピュアに・・・純粋と言うんでしょうか、音の厚みが足ないようで・・・なんか面白くない。
それでまたまた、アチラこちらとセッテイング調整繰り返していましたところ、閃きました。 パネルが吸音してたんですね。
LP後下の180cmパネルが8枚・CT120cmパネルが2セット・フロント左右の150cmパネル2枚と後方60cmパネル3枚を部屋から出し、これで完了と相成りました。 でもセンターが黒で存在感ありすぎ! 


(LP右)

いままで、何度も完成した!と思っていた物置でしたが、もう彼是4年程毎日毎日、改修工事のことばかり明け暮れていました。欲を長けても限が無いですし今までで、最も満足な音になりましたので部屋はもうこれで好しと致しま~す。 これからは聴いて楽しむオーディオに邁進いたします。






(LP後方左上)
あ!でも電源工事が残ってました。 最も上流部分の引き込線とブレーカー、おまけに分電盤筐体とアナログ用200V工事です。 根岸さんとはこれからの打ち合わせになりますので、この件はまた後ほど。
(LP後方右上)

(LP後方)


2 件のコメント:

  1. otoさん今晩は!
    パネルの数が大分減ったんですね?
    写真を見てそうなんだ!と思った次第です。
    さて、今月に入り、やっと降雪も落ち着きましたが、まだ積雪は1.4mほどあります!もう少しで落ち着きますので、また聞かせてくださいね!

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  2. takeotさん、こんにちは。

    センターは出たり入ったりしてますが、パネルは減りましたよ! takeotさんは楽しみでしょう(笑)。

    今年はパッと暖かくならないのでそちらは残雪が大変ですね。

    部屋のほうは床も壁も落ち着いて不快な音はなしになりました。やっと満足な環境になりましたので、遊びに来てください。

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