掟とは、自分自身で作った掟なんですが・・・耳より前の吸音物は音楽の生気が吸われるという経験からの掟です。
幅のない薄い半分ほどは無垢の杉板で囲まれた音響空間。。。やったことも無い方は針葉樹は高域反射が弱いなどと、のたまっている方も居るようですが、、、そんなことはありません。
リスポジの耳より前に吸音物は何もなしの空間は、f普通の何もない部屋以上にライブなもんです。500hzを測っているアナライザーでの残響時間は0.5秒でも高域は0.7秒以上あるのは明らかに判りますね!(以前は1秒以上ありました)
ドンシャリのワイドレンジもいいのだが弊害は、あちらを立てればこちらが立たずで中域が薄くなりますね。
特に好きな女性ヴォーカルが情報量多く明るく楽しく鳴るのは良いのだが、ドライな表現になります。
陰影・情感・唇の濡れた感触などは影を潜め薄くなりますね。
そこで、例のごとく色々やりました。
様々な大きさのカーペットやラグを耳の前のあちらこちらに敷いたり外したり。(これが掟破り)
なかなか良いポイントが見つかりません。
でしたが・・・
バッソの置いてあるスピーカー手前の場所にタイルカーペットを置くと、無いと浮き上がってしまうバスドラムもバッソと同じに落ちますし、
その上に1800円の中国産ラグを乗せるとヴォーカルの中高域バランスとれ、陰影・情感・唇の濡れた感触も出ましたね(^_-)-☆
これで最後まで残っていた10年以上使っていたバッソも無くなってしまいました。
以前ブログで述べた音の動きでは、硬いものから柔らかい方向に音の反射は進む。
の通りで、最も一時反射が強いスピーカー手前の音は床が硬く天井が柔らかいと上に上がってしまい、特に低域を発するウーファーの低音も上がってしまうのでした。
反射や吸音はポイントを押さえ、少ない面積で目立たないようにメリハリをつけることが肝要ですね。チャン・チャン。
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