2009年7月10日金曜日

パンチある低音を求めて 1


ブログを振り返ってみると 昨年の今日は壁補強の為の胴差補強をやっていたんですねぇ。このオーディオルーム建物自体の完成から後1ヶ月で1年になりますが、まだまだ出来ていないのです。
それは、リスニングポイント後ろの壁。
フラッター解消の目的で当初の予定は中央にせり出すV形で6度の角度の付いた壁構造でしたが、イメージの大本営村田氏・イメージの出来ていない棟梁・私との遠隔コミュニケーションからか、なぜかコンセンサスが取れなく普通の平行壁に成ってしまったことは、唯一悔やまれる事柄です。
これで2回目の手直しの経験と約1年経過した今でこそ、この後ろ壁の形と構造をどのように造作したらよいのかイメージ出来ますが、ことほど左様に簡単なことではありません。

なぜ、後ろのパネルがタイトルの「パンチある低音を求めて」につながるのかを自身で整理してみますと、



.目的:後ろ壁と前壁の平行をフラッター解消の意味でのLVパネル設置

.建物完成時:パネルを壁に密着させパネル同士も強固に密着するが、パネルが1枚壁になり、結果壁とパネル間の隙間で27hz程の気柱共鳴・さすがのサーロジックパネルと申しましても一番低価格のLVパネルなので、建物の壁と比べるとこの面積を一枚壁様になってしまったパネル壁では強度不足になりパネル壁全体で動いてしまう。
(低域が薄い音全体に厚みがない)

.今年1月:自身の考えから2の1枚壁様を解決、振幅減少目的でパネルを単体に分割自立と気柱共鳴対策で壁から離す。
(80hz位の低音がさらに薄くなり躍動感欠如)

となりまして、要するに村田さん式ルームチューニングで言うとなんと最悪の壁振動と同じことに成っていたのです。自分でもその壁振動の解消目的で大枚はたいてこのオーディオルーム作ったのに・・・・・・トホホ アホです!




ということで村田氏からアドバイス頂き、真下棟梁も早速仕事の都合をつけ来ていただき手直し工事の開始と相成りました。

壁からの離しは同じですが振動を逃がす為、壁とパネルを木で強固にビスで留めます。特に下側のパネルは強固に留めます。
このパネル中心で振動制御しているそうで、パネル周りの縁はビスやのりで固定しても差し障りはないとのこと。




木の切り込みに上のパネルを乗せますがフエルトなどの緩衝は不要。またパネル同士は接続しません。





パネルを床にビス止めは不要ですが、村田氏よりアドバイスでサイド中心も木で壁とビスで留め振動を逃がす。






上と中心間を叩くと振動が長びくので、悩ましいところですが私の判断でもう2カ所木で固定する。1枚のパネルへ都合8カ所固定しています。



これは、まだ3カ所しか留めていないところ。
叩くと長く振動しています。



本日はここまで、続く・・・・。








2 件のコメント:

  1. otoさん今晩は!さくらんぼ美味しかったです!
    さて、早速改造されたんですね?それもかなりの規模のようですね?明日?の続きも楽しみにしております

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  2. takeotさん、今晩は。
    先日は30分かからずに帰宅できました。以外と近いですね。ブログ更新、明日頑張ってみます。

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