2009年12月18日金曜日

手直し編その7



今回手直し最後のフラッター対策用後壁パネルを乗せる棚造りです。
後パネルの設置はこれで5回目。
これで最後にしたいところですが、どうなりますやら・・・・。







棚を支える為のアングル。
既製品の木製を2本重ねてあります。
本来ならばもっと強固な鉄製を使いたいとなんですが、これだけ大きいもので使える既製品はないと言うこと。 特注になれば時間がかかる上経費も増大します。しかも設置してみなければ分からないので、とりあえずこの物で試す意味合いもあります。







中心部分のパネルがエアコンにぶつかる為、上下15mmづつカットしているところ。








丁度ピッタリおさまりました。

楢の棚板を載せ叩いてみるとやはり、一番高い後壁に共振が出ていることが分かります。
と言うことで、棚を載せるアングルはどんなに強度があっても意味がないと言うことですし、

パネル自体ではなく柱の強度が足りない為におきている壁の共振と言うことがやっと一年間と5回の設置で明白になりました。無駄なようですがやってみないと分からないものです。








パネル設置途中。










完成です。もうやりたくありませんね。








これで、床の強度が上がった為180cm以上の目立っていたフラッターは無くなりましたが、

床が出来て良くなっているはずなのにバランスが崩れ、音楽が伝わってきません。
う~~ん。どうしましょ。壁の柱の強度を上げる為には、どんなに考えても大工事ですしねぇ~。ここまでやっても・・・と、ちょっと心が折れかかります。 
でも、あきらめません! 納得できるまでは!!
 

4 件のコメント:

  1. otoさん こんばんは、
    ご苦労様です。
    僕の単純な考えでは、壁中央の楢の棚の上から複数の錘を端に向かって載せ、壁の固有振動の変化を楽しみながら調整していきます。
    石パネルを錘の変わりに壁のセンターに設置するのも面白そうと勝手な想像をして楽しんでいます。

    村田さんのマジックの公開を首を長くして
    楽しみにしています。

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  2. kenbeさん、こんにちは。

    ちょっと意味が今一よく分かりませんが、重さで振動数を短くすると言うことでしょうか?20数本の柱と間柱4面の壁全部にはつけられませんねぇ。

    次回の村田マジックをお楽しみに。

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  3. otoさん
    こんばんは、
    お返事をありがとうございます。
    簡単に出来る事が前提となっていると思いますので、幾ら考えても思い浮かびません。
    流石は村田さんですね。

    錘はハーモニカの原理からきています。
    振動板が重くなれば低い周波数の音になるので波長は伸びると思います。
    素人考えで各面の壁を一枚の板と考えていました。(汗)

    村田さんのマジックが益々楽しみなりました。

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  4. kenbeさん、こんにちは。
    >幾ら考えても思い浮かびません。
    いえいえ、あそこまでご自分の部屋を調音されたkenbeさんですから、大したものですよ。
    でも当方の物置は40hz以下の残響時間が長すぎるのです。クラシックの交響曲等はいいのですが、まれに中低域の多く入ってるポップス等で問題ありでして、今後の課題です。

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