2011年6月1日水曜日

スピーカーの位置

少し戻りまして、SPの位置について。
SPと部屋の床・壁・天井の距離と反射率で、周波数帯域の位置が動きピークとディップが大きくなったり小さくなったりします。位相干渉というものですね。
①床に目盛を書き音を聴きながらとか、②位相干渉シュミレーションソフトを使いその位置に置いてと色々やってみました。
①の方法は時間もかかり神経が擦り切れて訳が判らなくなります。
②の方法も①よりは試しやすいですが、ハッキリ言って音は多少変わりますがSPの素性が変わるほどの激変はありません。むしろ好みの問題かな?と感じます。

一番変化を感じるのは、フロント奥に置くとSPからの直接音が減り奥行き感が減少し平面的になり。
手前に出すとSPからの音圧が増え奥行き感が増し、立体的になります。
左右方向に広げるとスケールと拡がりが増し、狭めると密度は増しますがスケールと拡がりが減少と、ごく当然な話で面白くなくて、すみません。

ところが、SPの内振り角度で印象が大きく変わるんですね~。
使っているSPはソナスのエリプサというバッフル面が大きく面で押してくるタイプでSPキャビネットも盛大に振動しています。
空気が音に変化するようなバッフルの小さい現代的SPでしたらミリ単位で音が変わるということもありましょうが、エリプサでは少し外振りで私好みの音楽的な表現になりました。

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