我物置の壁と天井のスリット工事も終わり5週間、セッティングやルームチューニングもほぼ完了(ほぼと言うのは、私に限って完璧はありえませんから)して、また見(聴こ)えてくるものが出てきました。
ソナスのスピーカーエリプサ、展示品で求め今年で2年目になります。
製造からは4年は経過しているでしょう。結構爆音で鳴らすことも多いですしユニットのネジも緩んでくる頃・・・。音のつながりも悪い感じもする。
そこで、スピーカーを止めているネジの増締めをしてみようかなっと思い立ちまして、でも締めすぎて壊す恐れもあるので、ここ2週間ほどネット等で調べていました。
たかがネジ締めと侮るなかれ・・・これが、結構!!!難しいんですね~。
カタカナで言うとねじ締め管理は「トルクマネジメント」とかで、始めは訳が分からん状態。 でもしばらく調べて少しは見えてきました。
メーカーに直接、設定トルクを聞くのが一番なんですが、イタリア語は出来ませんので輸入元のノアに問い合わせてみたところ、メーカーも教えてくれないそう・・・なんで? でも教えてくれないものはしょうがないなぁと、言うことで自分で調べるしかないですね。
まず、必要なものは
① ノギス。
② ビットの形状とサイズ。
③ トルクドライバー。
④ 消せる白マーキングペン。
⑤ トルク値設定ソフト。
その他ヘッドライトと老眼鏡・虫眼鏡等。
① のノギスと④の白マーキングペンは、ホームセンターで買えますが、その他は売ってませんねぇ・・・②の2mmと2.5mmのヘキサゴンビット③のトルクドライバーはネットで探し注文しました。
問題は⑤の設定ソフト・・・シンプソンと言うメーカにあるのですが、経営者が交通事故で入院加療中とかで今は販売していません。出張設定はやっているようですが、これも1回では決まらなく何度も測定と設定を繰り返しなくてはならないようですし、それに
30万ほどかかるのでこれはチョッとね。これもしょうがないので、ネット等で調べなんちゃってソフトを自作しましたよ。
シュミレーションテストして比べいい線のトルク設定値がでましたし、自作スピーカー界のカリスマkenbe氏にもお聞きしても緩めてチョッと締める感じとのこと。
要は閉めすぎて壊さない、そのような設定値が出るように計算値を入れました。
工具類が揃うのは3月2日以降になりまして、実際行動に移すのもこれ以降になります。
そんなことで、面白くも何ともないですが私なりに調べた測定方のさわりなどを。
最適な締め付けトルクの値は、
おねじ・めねじ・被締結部材のそれぞれの条件
(強度)によって、大きく異なる。
現状では、
1.ねじの材質と大きさによる大まかな設定
2.被締結体の大きな種類の区分けで締め付けトルクの目標値を決定している。
同じねじの締め付けでも、被締結体の違いによって
限界トルク値は、大きく違ってくる。
条件ごとにその最適なトルク値は異なる
1つだけの要素が変わっても、最適トルクは異なる。
● 締められたねじのトルクを測る方法として以下がある。
① 戻しトルク法
締め付けたねじをトルクドライバ・レンチでゆるめ、
ねじが回り始める時のトルク値を測定。
•比較的簡単に測定できる
•ねじをもう一度締めなおす必要がある
•戻しトルクの値は、摩擦やその他の環境の影響を大きく受
けるので、その精度はあまり高くない。
② 増し締めトルク法
締め付けたねじを、さらにトルクドライバ・レンチで締め付け
ねじが再び回り出す時のトルク値を測定する。
• 大きなねじ・ボルトの場合は、再び回り始めるのが
わかりやすいので正確に測定ができる
• 検査後も締めなおす必要がない
• 小さなねじでは、回り始めを感じることが困難
• 被締結体や座面の状況によっては、回り始めのすべり現象が起きない場合もある
③ マーク法
締め付けたねじにマークをつけてから一度ゆるめ、
再びマークの位置まで締め付けた時のトルク値を測定。
• 作業後は同じ締め付け状態にできる
• 非常に手間がかかる
• 小さなねじでは、マークが困難な上に再度締め付
ける場合も同じところまで締め付ける作業が困難。
締められたねじのトルク測定の問題点
• いずれの方法も、締め付けられたトルク値の推定はで
きるが、精度の面では確かな値とはいえない
締められたねじのトルク測定の問題点
特に小さなねじ(一般にM6未満)のねじやボルト
に関しては、精度の高い測定は非常に困難。
ここまで来ると全ての測定方法がダメみたいなので、上記3つの方法全て取り入れたやり方でいくことにします。
3月以降に続く・・・
otoさん今晩は!
返信削除ねじ締めって奥が深いですね!
私なんぞは、ときどきドライバーでえい!やあ!とただ締めているだけです(^^;
匿名さん、今晩は。
返信削除>ねじ締めって奥が深いですね!
いや~!本当に奥が深くて訳がわかりません。 でも、えい!やあ!で昔ボルトを馬鹿にしたことがあるものですから、その危機回避のため調べているものの、半分しか解らないものですね。 後の半分はやはり、えい!やあ!でやることとなるでしょうね(笑)
おはようございます!
返信削除takeotです!昨夜のコメントは私です!
名前を入れ忘れました(^^;
すみませんでした