2013年9月11日水曜日

AITLABO プリ内蔵フォノイコ編

前回今一・二・三だったPHNOEQ・・・初期設定100Ωの終端抵抗値(負荷容量)が高いせいかと思い低い40Ωに変更を願い、ついでに現象再現が難しいリモコンの誤動作干渉の解除設定までやっていただいたプリが戻ってきました。

リモコンについては3機種もあり私も面倒だからやらなくていいですと伝えたのですが、興味あるから一緒に送ってくれとの強い要望(う~ん、職人気質!)・・・案の定これだけで休日返上した模様でした。<(_ _)>

御蔭さまで半日通電状態でしたので、今回は接続後すぐからでもコンデンサ抜けは感じられない通常の音質。

1時間ほどCD再生して暖め、終端抵抗39Ωにてアナログ再生開始。
うお~! これこれ、この音ですよ(^^ てな変貌!!!
 やっぱり抵抗値のせい?

ところが理由が違うのでした。
理由説明の前に私からのお願い。(と、言い訳)
私は回路音痴、AIT角田さんはプロの回路エンジニア。日本語で直接会話はできるものの、回路や設定の話になると、角田さんには極普通に簡単な内容でも私には判ったような判らないような意味不明な内容・・・共通言語にして~() 説明書もシンプルですし~ほんとに誰か説明書作りお手伝いしてあげてください。

AITプリは、電流伝送・電圧伝送・PHNOEQの電流増幅・電圧増幅の他、リモコンや各入力の抵抗値(HighZLowZ)等々、普通一般メーカーの機器では考えられないほど多くの機能が回路基盤上の小さなDIPSWや小さなソケット差込替えで細やかに選択できます。機械好きにはたまらんだろうなぁとは思いますが、頭にはボケががかかり・細かい作業は手が震え・老眼が進んで小さなものが見えにくい私のような素人には簡単ではありません。
と以上がお願いと言い訳(^^

アナログ再生不都合の理由はDIPSWは電圧増幅なのに入力ソケットが電流増幅の位置になっていたこと。要するに私のミスでした。これで電流伝送の設定に続き二度目の接続ミスで・・・全くもってお恥ずかしいかぎり。(このド素人!と自分で叱咤)
AITLABOさんには何のミスも不都合も(説明書以外は)無いわけでありました。
こんな私の頓珍漢質問にも親身・真摯に対応してくれたAIT角田さん、キット販売だから保証が無いと巷でささやかれていますが、そんなことはあるわけがありません。
(一般に保障が付いていても、蓋をあけ何かを弄ったら保障など無効になるのが普通)

もう一つ・・・抵抗値を変更できるようにと、22Ωと82Ωの抵抗を同封していただきまして、この音の感想を・・・
22Ω:音量12dbほど下がる。音は軽く爽やかな印象。
82Ω:音量6dbほど上がる。音は力強くアナログチック。
中間の39Ωが一番良いかと思うが、そうではないところが面白いところで、私としては「どっちかハッキリせい!どっちつかず!」という感じで、好みとしては82Ωを選択しました。
これも真剣に聞き比べ強いて言うならくらいのもので、4倍程度の抵抗値の差でやっと判る程度です。倍程度抵抗が変わっても大雑把に言うなら大した差異はないとも言えますから、ソケット入れ違いが無ければ初期設定100Ωでも文句の無い音だったでしょう。ハハ。


他機器との比較は比べられた機器や使っている方が傷つくのでしませんが、とにかくAITLABOプリアンプのPHNOEQは、作者の角田さん自身がおまけと言いますが最短距離の内臓型ということもあり決しておまけレベルではありませんことをお伝えします。2万円という価格が信じられないほどの価値ある非常に良いPHNOEQと思います!!!

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