ちょっと見にくい漫画図と解り難いアースの話しで申し訳ありませんが、まずは当方のアースの落とし方の図を載せました。
この図は大地への接地アースで、100V商用電源には中性線がありこれも一応アースになりますがオーディオ的には無視レベルにさせていただきます。尚、200V電源は中性線は繋がっていませんアースを落とそうとするなら電源ケーブルは導通のあるものを使わなければなりません。。
またインターコネクト・ケーブルもアースの導通が無いものもあり、機器の3Pコネクタ電源もアース導通が無いものもありますから、テスターで導通テストをして確かめる必要がありますが機器は回路を見て分かる方以外はメーカーに問い合わせ確認しないと分からないので少々厄介です。
で、本題の電流伝送になります。
AITの終端用300Ωケーブルは角田さんに確認したところアース部分を切ってありまして、図のBの状態になっていました。これだとアースが浮いてパワーアンプ以外は全く接地の効果が無くなっていますので、上流機器はシャーシ電位も数ボルト上がります。(現状のAの落とし方はほぼゼロV正確には0.01V)
これがアースの切れた終端用ケーブルを使った電流伝送と使わない電圧伝送との差異が感じられない理由かと思っていましたところ・・・
角田さんより連絡あり、
【電流伝送で音質が変化しないのは、電圧伝送時の特性(十分な接地による妨害排除能力)が高いためでは無いかと考えます。
つまりで電圧伝送でも電流伝送と遜色のない特性となっていると考える納得できます。】
とのご感想でした。
納得!!!少々悩みましたが思わぬところでアースの実力を確認することが出来ました。ハハ!
0 件のコメント:
コメントを投稿