2011年12月14日水曜日

来年の壁改造について その2

原因として考えられることが正解として密閉空間・不要振動と輻射・平均残響時間3つをバランスよく一気に解決するのに一番は・・・はい! 恐ろしく無謀で極端ですが、壁と天井を撤去することです。

しかし、それは・・・さすがにすぐには出来ませんね。

これは最後の最後にとっておきます。

それと、吸音での処理は・・・どうしようもない鉄筋コンクリート構造とか地下室部屋であれば、それしか選択肢がないでしょう。 吸音はいらない帯域だけをバランスよく吸ってくれれば良いのですが、そういう吸音材があるとは思えませんし、吸音対処療法では当問題の本質的改善には繋がらないと思います。

Jirouさんからご親切にも最新吸音材のご紹介のコメント頂きまして、その製品のプレスリリースを下記に参考まで貼り付けさせていただきました。

AURAL SONIC 世界初/音響物理の常識を覆すことがおきました。

 空間音響の常識をくつがえす片岡教授による世界初の発見、開発により「オーラルソニック」が誕生しました。世界でまだ誰も経験したこのないものです。
「オーラルソニック」は、以下のような仕組み(プレゼンテーションで世界初公開します)で部屋の壁がないような状態、あるいは部屋が大きな容積になった状態をつくり出します。
(1)僅か1インチ以下の厚さでこれほどまでに吸音/遮音を可能にしました。(図1/会場でご覧ください)
既存のどのような吸音材料を使用しても、これほどまでに吸音/遮音を成功した事例はありません。
(2)低域について
とりわけ、低域に注目してみましょう。大きな空気層をつくることなく、ここまで低域を吸音/遮音できます。仕組みはテクニカル
(図2/会場でご覧ください)を参照。
(3)定在波
ご存知のように室内音響の多くの問題とは、「部屋のモード」と「定在波」です。その空間で再生できる最低周波数は「部屋のモード」に支配され、壁と壁の距離によりその部屋の最低再生可能周波数は限られていました。(図3参照)そして空間の形状により、特定の周波数が増幅されたり(櫛形フィルター効果により)共振をおこします。
私が信じられない(一番驚いた)ことが起きました。「オーラルソニック」は、革命的な構造と仕組みにより「定在波をとり去ってしまう」のです。(解説はプレゼンテーションにておこないます。)
(4)遅延音が付加される!
そんなことが可能なのでしょうか?ショッキングな体験の2番目は、「オーラルソニック」は、入ってきたダイレクト音を、無数のマルチレイヤーにタイムシフトして、初期反射、残響に変えて再放出してしまうのです!(この現象については別スケジュールにてアポイントメントいただければデモンストレーションさせていただきます。)


この文章のなかで特に気になるのは、定在波と遅延音の件。
定在波については、閉ざされた空間であれば必ず付き物で、上下・左右・前後の干渉ですが、音に対してはそれほど悪さはしていない。むしろフラッターエコーのほうが問題だと思いますし、遅延音とは残響のことなのか?それを減らしたい私にとっては無用の長物であり、大切なのは直接音と一次反射と思う。失礼ながらなんか胡散臭い感じ。

続く・・・。

1 件のコメント:

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