2011年12月21日水曜日

アナログ電源強化

レコードプレーヤの電源を強化して何になるんだろう? MAJIC LP12への電源供給先は、ターンテーブルを回すモーターに行っているだけ。カートリッジから送られる情報には何の関与もないはず。 だから音質が変わるなんて可笑しい、と、・・・以前は思っていましたが、9月の電源工事以降から信じられないほど極端にアナログが良くなってしまった。

導入から3年以上の間、普及版のMAJICだしカートリッジも103でカーボンとは言っても所詮プラスチック系のアームだからと、半ばあきらめてはいたのです。

それが、電源が変わっただけで、今までは何だったの~?と、言うくらいアナログの素晴らしさが伝わってくる、信じられない劇的変化です。



リンMAJIC LP12の電源ケーブルは付属のものを使用して分電盤から直出し電源タップへ接続しているだけ・・・もっと良くする方法は・・・そう言えばEVA邸は200Vで使っていたなぁと思いだし、早速電話してお聞きしたところ「出来るはずですよ」とのこと。

ターンテーブル下からモータ電源を覗いてみると見にくいのですが115V230V文字が切り替えれるようになっていまして、これもショップからメーカーのリンに訪ねていただいたところ、メーカーとしては声を大にして薦めているわけではないですが、電源スイッチを230Vに切り替えての200V使用は可能とのこと。 

これはやるきゃない!!!



と、翌日N2ケーブル根岸さんに200V化の確認して取りあえずの工事開始。

アナログ・プレヤー専用の小ブレカー一次側に赤黒を繋ぐだけといたって簡単、しかも経費は端子一個とケーブル結束のプラスチック製のバンド(製品名は何だっけ?)の50数円。

端子磨きは、ヤスリやサンドペーパーは傷がつき反って悪くするので、パフ研磨。これが一番時間がかかり1時間半ほどかけましたがそれでも、根岸さんのようには出来ませんねぇ。

それと、簡単といえど高電圧で危険なので免許を持っている方に工事をしていただかないと違反ですからくれぐれもご自身でなさらないようお気を付けください。私の場合、電気工事士の免許を持っている方が知り合いの方にいたので、これは無料でしたのでラッキー()



工事完了して念のため電圧測定しましたところ198V台の表示。 電気波形を揃えるために親ブレーカー2次側は片相だけを使っているからな?取りあえずのナンチャッテ200Vですから、まあいいでしょう。来年根岸さんにきっちりバッチリやってもらいます。



電源投入15分経過し音だし・・・ひぇ~~~と言うくらいの変貌ぶり。

力強いのは想像頂ける通り。 音の重心が下がり、音楽がゆったり。

メリハリも想像頂ける通り。 トランジェントすなわち音の立ち上がりと下がり

のスピード感が出て切れが良くなったので不要な音の重なりが無くなって煩くない。

以前は重なっていたハーモニーやデュエットの声やバックコーラスが分離して、それが脳内イコライザを駆使しなくても分かり見事にハモッている。

奥行き感の前後背景も見えるがごとし。



おまけにCDもアナログほどでは無いにしろ上記の傾向が出てよくなってしまったのは、気のせいかな? とも思えるが、2日目聴きなおしても明らかに良くなってます。たった一経路でもノイズを打ち消すバランス伝送がアースやその他のケーブル電源工事の相乗作用ではないかと思います。



う~ん電源200V化と普及版MAJICでもLP12恐るべし。

2 件のコメント:

  1. otoさんおはようございます!
    更にアナログが良くなったんですか!
    前回聞かせていただいた音でも凄かったですから恐ろしいことになりましたね(^^;
    来年がますます楽しみになってきました

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  2. takeotさん、おはようございます。

    そうなんですよ(笑)。恐ろしいくらいになりました。後は音抜けが出来れば言うことなしなんですね。

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