2013年4月11日木曜日

低音強化作戦


まだまだ目標とする石作り建築の低音は出ていない我物置ですので、雪も解けてきた頃合で、費用対効果のとてもというよりも、“とんでもなく良い”ブロックをフロント壁の外側に積み、低域の反射を強化する作戦です。
え!外に?と思われるでしょうが、音は外にも漏れているんです。
特に耳に聞こえない沈み込んだ低い低域はコンクリート作りの建物であろうが、漏れています。木造では中域以下から漏れてますからなおさらのこと!

低域の不都合は定在波という考え方もあり数値理論的にはなんとなく理解できるようには感じるものの、現実的に低音の不都合を定在波で解決の糸口しようと思っても何がなにやら良く判らんと言うのが本音です。

素人の私が思うに・・・波長が短くエネルギーの弱い中高域は処理が意外と簡単といっては御幣がありますが経験では音波の反射の方向を音同士がぶつからないようにすることで位相干渉は回避できますし(だから鏡像方でシンメトリーにあわせちゃうのはダメ、レーザーセッターも)、当方物置では吸音する帯域は主に23khzで4khz以上は幾らあっても良いくらいってのもありますが、23khzの帯域はカーペットやほんの少しの布・23枚くらいの座布団でも出来るくらい簡単。
低域も反射の方向を変えるには同じですが、波長が長いだけに距離のある広い空間容量が欲しくなりますし、エネルギーがあるだけになかなか消えてくれなく音がぶつかり合った影響は中高域まで狂わせます。どんなにチープなスピーカーでも出ている7080hzも環境のせいで足りなく感じる低域を機械のせいにして、さらに力のある電源やアンプ・低域の出るスピーカーなんか使った日には・・・盛大に構造物や設置物の共振を起こしてしまうブーミングで目も(耳も)あてられなくなるのは散々経験していることです。

低域の吸音も色々な方法で言われてますが果たして効果は疑問?なものが大勢(低在波吸音パネルが楽しみ)しかも作りの良い密閉された狭い空間では非常に難しい。
だから・・・適度な反射物がある外が良いというのが自論です。でもね~外にオーディオなんて置けないわけで・・・難しい挑戦と言われようがそれに近い空間に成ることが理想と思っています。

そろそろ自分でも何を書いているのか分からなくなってきましたが・・・音は波のようなものと捉え、早いタイミングに強い波同士がぶつからないようにし、音が自由に遊べるように動かしてやり、そして次に出てくる音を邪魔しないくらいのタイミングでなるべく速く消えてくれることが基本という考え。
速く消すといっても、僅かに遅れて到達する残響音といわれる遅延音も必要でこれがないと、響きがない寂しい音となりますね。
今はそんな方は少ないと思いますが、訳判らず反射を無くせば良しとし。部屋中徹底的にデッドニングしてモニター的な解像度は出たが音楽にならないというのは昔よくありましたね。

またちょっとずれてきましたので、低域に戻しまして・・・上も下も横も後も戻してしまうと音がぶつかりますので外に漏れている低音をフロント側だけ戻すのです。あとはその他の壁から外に逃がし、若干の吸音で調整します。低域の吸音はパネルの裏側と屋内のブロックの振動による動きとブロック穴・ブロックと壁との間の気中共鳴です。(足りなかったら壁でもぶち抜くか!)
音はいっぱい反射させていっぱい逃がすまたは吸音するのが良いと思っていまして。ある帯域の音が多いからと反射させないよりも、より多く反射させ逃がすまたは吸音するほうがより際立った音になりますね。

何を書いていうるのか訳が判らなくなってきましたので、
次回は実行編です。

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