2018年5月14日月曜日

音響盤その2 ケーブルは4N銅!

今回の根岸通信作音響盤の全てのケーブルは4N銅です。

色々高級なケーブルを取り混ぜて使い、喜んでいる方も居られますが、素人がいくら勉強し電源ケーブルやラインケーブル線種等の聴き比べやテストを繰り返したところで分かったつもりになっただけで、バランスるのは偶然か神業もしくは思い込みくらいなもので土台無理!!

オーディオ電源全体の内容を理解して確実に工事が出来るオーディオ経験豊かな業者さんが居て始めてトータルバランスがとれるのではないでしょうか

なので当方はスピーカーケーブルやデジタル機器のUSB・HDMI・LAN以外のケーブルは、開閉器2次側から幹線そして音響盤内から電源ケーブルで直結機器また機器直出しケーブルはコンセントになりますがそれまでも全てのケーブルは根岸通信N2の4N銅仕様KIVで統一しています。


根岸さん曰く・・・インターコネクト・ケーブルは機器と機器を繋ぎマイナス調整的役割を果たすもので、決してプラス的に働かせるものではないとの事。
したがってケーブルを変えて音が良くなるのは、以前のケーブルの機器との相性や使い方が悪いと言うことですね。(うん!納得) ※2011628電源再構築編 3より

高級ケーブルは無酸素銅といって銅の中に不純物(酸素)がない材質のものを使っている物が多いですが、オーディオ(アナログ)で使う周波数帯域はごく普通の銅線(4N以下)も十分なはずです。(オカルト的ケーブルが最近は多すぎ)
逆に、6Nや7N(最近では8N等ありますが)では音質が硬質になり中低域から下が出にくい傾向が多いようです。また高域も綺麗に伸びず詰まった感じにさえなることも(表現によっては中高域が出すぎるともいえます)。そのような楽しくもない音を解像度が良くなったとか音がハッキリして良いなどと表現する評論家もたくさんいるようです。

ケーブルの性能が向上して中高音域がクリヤーになったために中音域や低音域が相対的に音量不足と感じているのかな?。いずれにせよ、音の鮮度が上がったことで相対的に音の「線が細くなった」ように聞こえているのでしょう。
また、ケーブルで音の「線を太くする」のは結構大変だそう。
ケーブルは普通「銅 」線ですがある程度の値段までは、値段をあげる程「銅」の純度が高くなり伝導率が良くなるので、いわゆるHi-Fi調になります。
聴感上では、音の濁りがとれてキレイになる一方相対的にはその音を華奢に感じることもある筈ですね。

また、6N銅や抵抗値については、

6N銅は電源に向いていないと思います。
これも数値化はできず経験値のみですし「好み」という微妙な判定要因
も絡んでくるので高純度銅好きの方からは反発されますが、私個人とし
て電源で色々やってみた結果として、電源ケーブルは4N銅(いわゆる無
酸素銅)が最も向いていると判断して使っています。
「99.99%が銅で残りの0.01%が不純物」・・・と「不純物」として一括り
にしてしまう言葉が悪いイメージをユーザーに持たせてしまいますが、
それこそが「味」を作っている素材と思えば決して悪者扱いする要素で
ないと思えませんか?
塩化ナトリウムより「石垣の塩」の方が焼肉が旨いと感じるように。(笑)

何100mも引き回すような場合は別として、通常のオーディオシステムで
使う限り、抵抗値も測定で問題になるような差は出ませんが、私の経験
では「4N」と「5.5sq」が決め手のキーワードです。


0 件のコメント:

コメントを投稿