2018年5月28日月曜日

音響盤ファイナル ノイズとアースのお話

ノイズ源は980円の安いAMトランジスター・ラジオを鳴らしながらオーディオ機器やその他の電気機器に近づけると容易に判りますよ。

特にオーディオ機器のノイズの余りの多さには驚くを通り越してショックでした!
これら耳に聴こえない高周波ノイズがオーディオ特にアナログに多大な影響を及ぼしているしていることは周知の事実ですが、ではどのくらい音質に悪影響あるか実際に試してみました。


デジタル機器の電源は音響盤サーキーットブレーカーで全て落とし、エアコン・冷蔵庫・照明その他の電源も全て落とます。

それでも、アナログ機器にもかかわらずノイズ減のスイッチング電源のフォノイコ・リンのユーフォリックがあり、テクダスのプレーヤーにもモーターの速度調整電子回路がある為これもノイズを出していますが、現状はこれらがないと音がでないというのも本当につらいところ。
これでも音出し・・・明らかに違いますね~。情報量とか立体感も桁違いとにかく、柔らかく暖かい。デジタルの電源を入れて聴くと固くて・とげとげしたきつい感じに変わってしまう。

ネットワーク・オーディオはパソコンやLANケーブル内を流れる信号自体がノイズみたいなもんで、NASやDAC内電源はスイッチング電源や基板には高周波エネルギーが最も強いクロックを始めノイズのカオス状態でして、もうどうしようも出来ません!
でもこれはこれで各メーカは自身の機器には影響を及ばないように対策はしてるので音は良い??

問題はアナログに影響を与えないように聴くこと。
それで私はアナログを再生するときは、全てのデジタル機器の電源を落として聴くことにしました。

アースは10年もやってますが・・・これも大変に難解で。。。正直私にも解らん!!
オーディオでいうアースは大きく分けるとパワーアース・フレームアース・シグナルアースがありまして、読んで字のごとく大ざっぱに理解は出来るでしょう。
パワーとフレームアースは普通電源ケーブルのシールドアースと一緒になっていて、シグナルアースは各メーカー機器ごとに落としたり落とさなかったりと様々。
電源ケーブルでアースを落とし導通のあるラインケーブルを繋げるとループになるというのは間違い。
機器の漏れ電流。電圧を低くするのが正しいアースの落とし方と言うのも間違い。
ここまでかなり複雑難解でしょ?

よく言われるアースは1点で落とすは、間違った解釈が多く大地にアースへ1点で落とすということで、機器からのアースを1点で落とすということではありません。
またまた難解でしょ?

ノイズをアースに流す? ノイズは常時発振してるのでアースでノイズは無くなりませんのでこれも間違い。

此れじゃアースなんて意味ないと思われる方へ、そうなんですオーディオの音がアースで良くなるというのは、大間違いです!!

かく言う私も接地アースは0.8Ω以下で自身を持ってました(~_~;)が、試しに設置アースを外し何度も確認してみましたところ、何も変わらん!!ハハ。

ただ、一つだけ意味があります。
それは安全保安上漏電の心配はないです。ただ接地アースが低いだけに雷等が傍に落ちたら機器はイチコロですが・・・(怖)

したがってせっかくのトップクラス接地・アースでしたが、今は外しました。

こんな状況でしかもエージング20時間の試聴でも根岸さん評価は殿堂入りをいただきました。
ま、お世辞でもうれしいですね(^_-)-☆

根岸さんはこれにて帰路(23日昼)につきました。
3か月前から音響盤の制作に入り、奥様からは目つきが変わったと言われトイレも1時間ごとに行く様な極度の緊張の連続だったそうで、終わったとたんトイレも正常に戻って緊張が解けた様子でした。
魂の籠った素晴らしい作品である音響盤を制作して頂き、誠にありがとうございました。


0 件のコメント:

コメントを投稿