2011年7月24日日曜日

FM255とバッテリー・プリ

再生音の好みは人様々。機器についても一概に言えるものではありませんが組み合わせでオーディオは自分のお好みに音作り出来るのが醍醐味ですね。


部屋・電源・機器と単純に3つに分けてもひとつひとつは膨大な情報量で部屋ひとつとってもまず完璧な音は土台無理な話であります。

機器はそれぞれのマイナス要素を中和するようにうまく組み合わせバランスを取ることが出来れば最高とは言えなくとも、よりそれに近づける方法かと思います。



タイトルは比較試聴という感じがしますが、そんな大それたことではなく、あくまで個人的一介のオーディオファンとしての感想です。もともと両機ともお借りしているものであり、ただで長期間借りれるほうが良いからという姑息な計算はありません。
また、貴重なFM255とA-02を貸出頂いたキャビン大阪屋さんには聴き比べの機会を頂き、お礼申し上げます。



●SN

 使ったパワーアンプはエソテリックA-02このアンプ、ゲインが低いです。そのせいかノイズは全く聞こえません。

 ○FM255

  回路は半田や配線を全く使わないモジュール式で電源は一体型、電源ケーブルも接点を減らすためか一体になっております。インレットは前オーナーが改造したのか、ナショナル製のホスピタルグレードがついており、見たところアースも接続されています。

  アースは筺体に接続されているとのことですが、回路自体からは浮かせているよう。

  説明書では最高水準の完璧なノイズ対策を取られているとのこと。

  ツィターから「シー」と地味で、かすかなノイズあり。



  ○バッテリー・プリ

  全くノイズ無し。



 ●高域


  ○FM255

  8khzをイコライズしているかのような強力さ。だが不思議にうるさくないのはトランジェントが素晴らしい。
○バッテリー・プリ

 強調することなく自然。

●低域


  ○FM255

  力強いがどちらかと言うとタイト系。

○バッテリー・プリ

 力強く押し出し感あり。



●中域(声)


○FM255

  さ行に爽快感ありクールな印象。

○バッテリー・プリ

 肉感的暖かい



まとめますと、

FM255はハイエンドらしい怖いくらい圧倒的な情報量と解像度の先鋭的な音で逆ピラミッド型。

バッテリー・プリは透明感がある力強いピラミッド型。

使ったパワーも逆ピラミッド型の高域が強く出るタイプですので、FM255はそれをより強調した音調になったようですが、好みとしてはバッテリープリを選びます。



またプリとパワーどちらがより重要か?という件につきましては、包み込まれるように感じる音についてはパワー。

分析的に耳で聴く音にはプリでしょうかね。どちらも重要ですが要はバランスですね。

8月4日追記:部品交換直後のFM255でしたが、2週間経過し馴染んでくると、棘棘しさ取れ染みわたる高域と驚くような解像度の低域になってきました。やはり名実ともにハイエンドですね~。ヴィオラと組んだら超絶でしょう。買えませんけど。

2011年7月23日土曜日

バッテリー・プリ 帰りました。

ノイズ騒動で点検していただいたバッテリープリが帰ってきました。お帰りなさい(笑)。
以前から気になっていた、バッテリー交換時の上蓋開け・・・ひっくり返さないと蓋が開かないのと内部基盤に何か落としたり、触ったりして不調の原因ともなりかねない。

頼んだわけでもないのですが、DCアンプマニアさんが電源バッテリーを外付けまでしてくださいまして、そんな心配もなくなりました。
重ね重ねありがとうございます。
キャノンコネクタで取り外し可能
外付けバッテリーボックス

電源別になったバッテリーDCプリ















これから、FM255との聴き比べですよ。お楽しみに・・・。

FMアコースティック FM255 試聴感想

高いですね~。何がってお値段。 なんでこんなに高いの?って調べると、スイスの物価自体が世界一で人件費なんかも世界一。マックで働いて時給2000円、小学校教諭の初任給が30万円って日本の2倍から2.5倍です。


スイス製オーディオメーカーを上げるとスチュダー・トーレンス・ゴールドムンド・ダールジール・ナグラ・ソウリューションetc 名だたる高級オーディオメーカーですね。やはりどれも半端なくお高い!

FMアコースティックのこのプリアンプFM255も毎年価格が20~30万円上がって2007年当時で315万円、現在の製品はバージョンがマークⅡになって450万オーバーですから恐れ入ります。物価や人件費の指数を含めた為替の変動を見ても高すぎ! おまけに現在の製品は半田も配線も使わないモジュール式になっているので、時間は短縮できるが部品代が高い!最近は安くなってきているそうですが、貸出頂いたこのFM255もボリューム交換と左右アウトプット・モジュールの交換だけで30万円オーバーということ。


で、音はさすがにハイエンドってな音です。

同じような傾向のエソテリックA-02との組み合わせですが、

透明感よりも浸透力があって、強力な中高域。キン!・コン!・カン!・バシャッーン!・シャッキーン!と耳から血が出そうなくらい強力ですからシンバル好きにはたまらないでしょう。

ヴァーカルもさ行が強く、爽快感抜群な音でこれだけ強力な中高域にも関わらず、うるさくないというのも不思議。トランジェントが良い即ち音の立ち上がりと立下りが早いんですね。

プリ・パワー間が200m(現在のマークⅡは1000m)あっても影響を受けないというくらいメーカーがいうくらい送り出し能力も高いそうで、確かにACプリよりは強い。



シンフォニーと合わせたらいいかもしれませんが、高すぎて私には買えませんので聴かないほうが良いでしょう。

2011年7月22日金曜日

エソテリック A-02 試聴感想

代替機としてお借りしました、エソテリックA-02ですが、ヴィオラ・シンフォニーとの比較では相手になりませんので、あくまで個人的中立的な感想です。



【プロスタジオ・エンジニアとのコラボレーションの中から、よりオリジナルマスター再生に相応しいサウンドクオリティー、また音楽制作現場において必要とされるスピーカー駆動力をさらに高める工夫を取り入れ、ブラッシュアップされたステレオパワーアンプです。】と,メーカーHPより

実際人気が高く売れているそうです。

綺麗・端正・正確な高域で、ヴォーカル帯域はにごりがなくハッキリしていて、低域は力強いと言うより、スッキリタイト。アキュのA-65に似ているがそれよりクセがなく全体にニュートラルに感じる。

分析的に聴かれる日本人好みの音でしょうか。



シンフォニーちゃん、早く帰ってきて~!

2011年7月21日木曜日

ノイズ・バスター その2

さて、ノイズ除霊の続きです。
SPツィーターからの左右アンバランスなジ・ジ・ジなノイズはどこから来ているのか?
自分としては、アンプであって欲しい! と言うのも変ですが、アンプはまだまだ保障期間中なもので・・・あらゆる考えつく方法でチェックした自分の見立てとしても、どうもアンプが臭い!!!

本日、キャビン大阪屋さんからアンプのチェックと、アンプが不都合の場合の代替機のアンプそれと、以前パワーアンプとプリアンプどちらが音に対する影響が大きいかと言うお話を致しまして、それを覚えていてくれた担当の方、この際にとハイエンド・プリを貸し出しいただきました。

代替パワーアンプがエソテリックA-02(定価126万)。
プリアンプがFMアコースティックのFM255という機種で定価は2005年当時でなんと315万円という、ハイエンド機。 ヴィオラは輸送だけでも、おそらく一週間以上はかかる模様なのでたっぷり試聴期間があります。エソテリック・パワーとFMアコースティック・プリの感想は後程。

前置きが長くなりましたが、パワーアンプを付け替えて結果は一聴瞭然!!!エソテリックではノイズゼロ。 やっぱり!良かった!と言うのも変ですが、正直ホッ!と致しました。

2011年7月19日火曜日

ビオラ・シンフォニー点検

スピーカー・ツィターからのノイズが気になる。
気にしなければそれまでの話ですが、このまま聴いていても良いことはありませんし、機器が益々悪化するかもしれない。

パワーアンプかケーブルかスピーカーのどれかかもしれないし、複合しているかもしれない。

端子・ターミナルを磨きケーブルの左右を変えたり、ケーブルそのものを変えたり、スピーカーまでも変えてチェックしましたが、どうもアンプらしい。まだ新品から半年も経っていないものですが、メーカーに点検の為出します。その際ありがたいことに求めたショップの大阪屋さんから代替機のアンプを貸してくれるそう。
アンプが原因でなければスピーカーですが、これはチョッと厄介です。

根岸さんの見解は、スピーカーユニットというよりネットワークかネットワーク周辺


のハーネスの取り回しが怪しいかもです。

例えばツィーターからのハーネスがネットワークのコイルの直近を通っ

てしまっているだけでもノイズという形で現れる事がありますし、ウー

ファーのハーネスと絡んでいるなどしても同様の症状が出る事がありま

す。

この状態で音楽信号が流れると、コイルまたはウーファーのハーネスか

らの誘導を受けてツィーターからの音が歪む。
 
との事。
 
私の願いはアンプが原因であることを望む(保障期間中なので)。
アンプが原因ならば、21日昼に来る代替機の段階でハッキリわかるでしょう。(代替機がまともであれば)
 

ノイズバスター

各機器のアース
を割り振る

昨日のノイズの原因を探る為の作業は大変でした。
これは自分の適当な性格からです。
本来でしたら始めから機器ごとに使っているブレーカーやアースを
振り分けて把握しているべきですが、それがキチンとしてないから
まずは各機器ごとに、一つづつ確認しながら機器名のマーキングしてからの作業。




プリとパワーのアース
を接続


テストする機器ごとにアースやケーブルをつけたり外したりと、まるでノイズバスター。
根岸さんがいうには、アースは「魔物」ノイズは「悪霊」だそうで、原因を解明してこれを退治するさまは、「除霊」と言うくらい厄介なものだそう。




子ブレーカー・ケーブルにもマーキング。

使用機器名を割り振った
子ブレーカー











使用機器名を割り振った
ケーブル




元に戻したアース

アースを元に戻すのがまた大変!線の数が多いので纏めて締めるのに一苦労。








TIGLON マグネシウム・
シールド・ケーブル


スピーカ・ツィーターのノイズが気になるので、ケーブルを変えてみるが、ノイズの変化はなし。
しばらくこのSPケーブルで聴いていたが、楽しくない。
 
シールドはアルミではなく、マグネシウムなので導電性はないが、良いのかどうか?


マグネシウム・シールド


やはり元の逸品館式ケーブルが良いので、戻してしまう。このケーブル先のケーブルにアンプ側とSP側に50cmづつAETのSCRというケーブルを足したもの。
もっともコスト的にはペアで15万かかっていますから、普通にこの値段でSPケーブル買ったほうが良いでしょうね。(改造マニアですので、試したくなる悪癖)