2011年7月23日土曜日

FMアコースティック FM255 試聴感想

高いですね~。何がってお値段。 なんでこんなに高いの?って調べると、スイスの物価自体が世界一で人件費なんかも世界一。マックで働いて時給2000円、小学校教諭の初任給が30万円って日本の2倍から2.5倍です。


スイス製オーディオメーカーを上げるとスチュダー・トーレンス・ゴールドムンド・ダールジール・ナグラ・ソウリューションetc 名だたる高級オーディオメーカーですね。やはりどれも半端なくお高い!

FMアコースティックのこのプリアンプFM255も毎年価格が20~30万円上がって2007年当時で315万円、現在の製品はバージョンがマークⅡになって450万オーバーですから恐れ入ります。物価や人件費の指数を含めた為替の変動を見ても高すぎ! おまけに現在の製品は半田も配線も使わないモジュール式になっているので、時間は短縮できるが部品代が高い!最近は安くなってきているそうですが、貸出頂いたこのFM255もボリューム交換と左右アウトプット・モジュールの交換だけで30万円オーバーということ。


で、音はさすがにハイエンドってな音です。

同じような傾向のエソテリックA-02との組み合わせですが、

透明感よりも浸透力があって、強力な中高域。キン!・コン!・カン!・バシャッーン!・シャッキーン!と耳から血が出そうなくらい強力ですからシンバル好きにはたまらないでしょう。

ヴァーカルもさ行が強く、爽快感抜群な音でこれだけ強力な中高域にも関わらず、うるさくないというのも不思議。トランジェントが良い即ち音の立ち上がりと立下りが早いんですね。

プリ・パワー間が200m(現在のマークⅡは1000m)あっても影響を受けないというくらいメーカーがいうくらい送り出し能力も高いそうで、確かにACプリよりは強い。



シンフォニーと合わせたらいいかもしれませんが、高すぎて私には買えませんので聴かないほうが良いでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿