2008年7月31日木曜日

7月30日 天井壁仕上げと電気工事

フロア貼りは明日になり木工事は一応完了、今日は細かい仕上げ工事です。時間はいつもの通り遅くまでかかりました。楽ではありません。

天井換気口の仕上げは、同じ素材を面一にはめ込みました。穴をあけたのは私です。完成された中にほんの少し不完全さみたいに温かみを感じるのは、私だけでしょうね?


照明も付き屋内配線も完了。

残すは、北海道電力の引込み線工事です。
母屋、引き込み側(3本見える線の下側2本が電線で右が現在の引き込み線)


オーディオルーム側分電盤。
定価は100万円だそうですが、定価で買う人はいないでしょう。(高過ぎ!)



30kトランス。





このトランス、向かいの家と私の家の2軒で使っています。
実際はほとんどマイ柱状態です。



2008年7月30日水曜日

7月29日 壁貼り完了

木工事始まってから、1ヶ月と2日かかってやっと壁貼りが完了しました。棟梁が申しますに、30坪の一般住宅と同じ時間がかかったそうです。(ここは12坪)一般住宅の坪単価(木工事だけ)は安くても42万円だそうですから、本当に安くて申し訳ないくらいです。感謝!感謝!!普通でしたら遮音もして基礎も込みで坪100万くらいはかかるでしょう。

リスナー後ろの高い壁は小さく切り貼りました。アクセントがついてよかった。


最後の一枚を貼り。
完成!!!です。細かい仕上げとフロアーが残っていますが、これまで本当に大変でしたので、真下棟梁にはひとまず、ありがとうございます。お疲れ様でした。

いつものラジカセで聞いた音の傾向は、硬いのですが粘りと弾力があって表面はやわらかいラトビアバーチ合板の音です。やさしい響きがどこの場所でも感じられます。私としてはチョッと物足りないかな?(まだラジカセですから当然ですが)でも何時間聞いても疲れないリスニングルームになるのでしょう。8月9・10日の村田氏による調音が楽しみです。



分電盤。(見た感じ普通です) 電気設計の人に聞いたところ、普通の分電盤ではありませんでした。ブレーカは動力用で接点容量が大きいので電圧・電流のロスが少ないということでした。電気のことは良くわからない私ですが、考え方として人間の血液みたいなものではないかと・・・血圧が低いと元気が無いみたいな感じで、とにかく元気の良い電気のエネルギーが欲しいので、トランスからDV60スケアで引き込みメーターから分電盤はCVT60スケアでつなぎそこからSV8スケアで機器にコンセントを使わず直結と言う、電圧降下を極力なくするという考え(単純明快)です。


2008年7月29日火曜日

7月28日 左右壁完了

思っていたより早く左右壁が完了。 つなぎ目のすり合わせも
この通りほとんど目立たなくなりました。



高~いと叫びながら(音を聞きながら)の作業。

頭の位置は高さ4m60cm。




珍しいかんな。(職人さんですなぁ)
オディオルーム作るには腕の良い職人さんが必要です。







2008年7月28日月曜日

7月26日 壁仕上げ開始

窓とドア内側周りを壁と同じラトビアバーチで仕上げ、いよいよ壁回りの仕上げ準備に入りました。

トリマーと言う機械で 面を取り



正確に水平と垂直を決め。









まずは下から貼り始め。





今日はこれまでです。貼り終わりは4日後の7月30日予定?その後フロアーを貼り内窓を付け、給排気口の処理をしてエアコンと照明器具の取付け等々し、トランスからの引き込み線工事完了が8月4日くらい同時に建物の完了検査終了後、機器の搬入が始まり、音だしは8月5日以降になるでしょう。




2008年7月26日土曜日

7月25日 天井バーチ貼り完了







天井のラトビアバーチ貼りが終了しました。梁の上に足場用のコンパネやら柱が置いてある状態で、正確な音の評価はいまいち良くわからないのですが、印象としてはラワンのコンパネより粘りと深みのある柔らかな高域を感じます。ギターの高い音の倍音成分が出てきてるのかな?左右壁も貼れたらもっとよく分かるでしょう。

2008年7月25日金曜日

7月24日 天井仕上げその1

素人考えでは、板を張るだけだから天井はかかっても1日で貼れるのだろうと思っていたが、夜9時半までかけても半分以下。

ラトビアバーチ合板自体が重いのと、取り付けの場所の高さが、能率を落としているのは確かですが、それ以上に仕上げがコンマミリ以下のすり合わせと言うのでしょうか職人さんの巧みの技の世界です。いや~もう大変!!オーディオルームは最後の最後まで手も気も抜けませんから。 写真をクリックしていただくとお分かりになると思いますが、要所はビス留めしていただきました。普通は見栄えを考え小さなピンで綺麗に仕上げるのですが、私の場合はローコストで良い音がコンセプトでもあり、見栄えよりも機能重視なのです。さらにしっかりと音もしまりました。

2008年7月24日木曜日

7月23日 タイガーボード貼り

今日はヘルプの方が一人来られ壁4面のタイガーボード貼り、床を除いた全面ボードの部屋になります。本来遮音用のボードですが、コストの兼ね合いから遮音は考えていません。コンパネとバーチの間にサンドして振動モードを変え内壁のバーチの調音の為だけの意味で貼っております。
これにクロスを貼れば一般住宅と同じ(強度と前後を除いたフラッターは別として)中高音の吸収された室内環境となりますが、どんな音になりますかね。


貼りあがり、いつものラジカセでいつもの曲をかけると、輝きも艶も無い・・・なんかいつも自宅で聞いてる普通の音と言うか、ぜんぜん面白くない音です。これでは、もしハイエンドシステムを置いてもよくは無いでしょう。当たり前のことですが内壁はやはり中高音を反射する固めの木が良いですね。この建物に使ったコンパネは棟梁もものがいい!とお墨付きのラワン合板ですが、見栄えを気にしないで、コストをさらに下げるならこれでも十分いける音が出ると思います。




足場も取れました。




2008年7月22日火曜日

7月22日 前後壁コンパネ貼り

後ろ壁上1m残して前後左右床はコンパネを貼ると(天井はタイガーボード)まるで風呂場の風情、話し言葉は不明瞭、ラジカセもキンキンうるさいこと。 
しかし、残りの後ろ壁1mを貼ってしまうと、そうでもない・・・どういうことかなぁ? 不思議だなぁ? 村田氏に聞いてみよ。                                    
壁面処理の禁止事項
 反射壁と吸音壁を隣接させてはいけない。周波数特性の異なる反射音の境目は、聴覚に逆位相に類似する不快感を与えてしまう。パネル内部のフェルトが100mm幅露出している。これだけで聴覚が受けるクオリア(数量化できない微妙な質感)の表情はガラリと変わります。  ルームチューンの精度が高まると、幅100mmの吸音スリットが反射壁に混ざるだけで不快な雰囲気を感じ取れるようになります。  サーロジックHPより





 柱よりフェルトが出ているのでコンパネ貼るのは、大変だったが、タイガーボードは、平らなコンパネを下地に張っていくので、見る間に貼り付いていく ように見える。







明日は床はコンパネだが、その他前面タイガーボードの壁になる。どんな音になるのか、また楽しみです。 (良くないにきまってますけど、実験的意味合いですね)





2008年7月19日土曜日

7月19日 壁内部完了・左右壁コンパネ貼り

まる3日がかりで、柱・OSBボードと壁の振動対策でありました内部の工作が完了しました。工程と数の多さに挫けそうになりながらも無事終わり心底 ホッ! と、しているところです。真下棟梁 ご苦労様です。

左側のコンパネは貼ってあったので、明日は休みということもあり、右側も張ってもらうことになりました。数千円のラジカセでマイケル・ヘッジスのオラクルを何かが出来上がるたびにかけていますので、いつものように同じ曲を流しながらコンパネを貼っていきます。

貼っていくたびにラジカセの性能が上がったかのように。音がどんどん変わっていくのが解ります。完成手前の天井ボード・前後グラスウールの上にシート貼りの中音吸音で中抜け状態のこの時点でも左右コンパネだけで現状の私の部屋のシステムが数千円のラジカセに負けそうです。 村田マジックに脱帽!!!!!!


私の目標である、ドッキ とする音はこの時点で達成したのではと思います。これで脳イコライザーとは卒業できそうです。(笑顔)



完成は今月末の予定。その後電気工事が完了後音出しになり、村田氏の最終調整は8月10日予定となります。



2008年7月18日金曜日

7月17日 壁内部仕込

ここのところ疲れてきたのか、ブログの更新が遅れ気味です。前日村田氏を送り、鉄板を発注し納品を待つ間、壁内部の仕込みに入りました。ボードを108枚・横木3.5cmと4cm厚を243カットづつ、私どもも90cm×20mのフェルトを972枚に切り、作業性をあげる為フェルト3枚を輪ゴムでとめる作業の手伝いです。マニファクチャーと言うか、内職しているようです。まったく誰かさんが言っていたようですが、仕事やってる暇がないですね。 (でもこのほかに二つやってます。当然中身は薄くなってるかも)


1枚を横にたたみ。

3枚を交互にあわせ端を輪ゴムでとめて出来上がり、これを243セット。



うわ!疲れてる~。


2008年7月16日水曜日

7月15日 壁の問題解決

百聞は一見にしかずと、申しますが何度も聞いていたはずのことが理解できず解っていなかったのですね。部屋の測定の予定でこられた村田氏でしたが、工事が遅れこんで壁が出来る前に 来てくれたことが幸いしました。もし壁を張った後でしたら、やり直しは出来ないところでした。(ゾ~!)
まず、 ダンシートをはがし、壁の振動を止める為に良かれと思ってギュウギュウに詰めたグラスウールを取り出し(結果追加の50mmはいらなくなりました)、厚さ6mm幅100mm長さ2750mmの鉄の板(音に悪いといわれますが、関係ないそうです)を4寸の柱側面にエポキシ系接着剤と30cm間隔の千鳥にビス止めします。これで柱の振動はかなり止まります。
次にタイガボードをOSB 合板へ接着剤とビスで留め、横木を8cmほどの厚みでランダムにフェルトを挟み留めます。柱よりも少し(板などをあてて押して少し押し込むと反発があるくらいの感覚、あまり飛び出すとコンパネやボードがしなったり、ビス止め出来なくなる)出るくらいの厚みでフェルトをたたみ横木へ留める。これでOSBボードの鳴きがとまりました。

間へグラスウール100mmと25mmを戻します。やってみて解った事でしたが、グラスウールはいくら詰めても壁の振動を留めることは出来ませんでした。防寒断熱の用途のみの意味ですね。


手間はさらに増えました。




グラスウールを詰め終わり。




コンパネを付けて叩いてみますといい感じです。壁に関してこれで悔いが残ることはありません。(よかった!!)




サイディング張り完了です。