アナライザーの測定データはパソコンに取り込んで、見やすくグラフにしてみたのですが、1回31バンドの周波数データーを一つ一つ手で書き写しそしてまたパソコンで打ち込みという作業になります。グラフも横長でブログで見るにはチョッと・・・表示が出来なく、おまけに時間がかかりますので、測定器の表示画面を写りの悪い写真で載せるのが関の山になります。
測定して気になった周波数帯は中心帯域の400hzのディップ。
1k~4kの高域は出すぎかな?と当初感じていたものの、ほぼ適正レベル。
8kからはだら下がり。
低域は100hzがピークで、60hz~80hzはほぼ適正レベルだか31.5hzからだら下がり。
と、大きく三箇所です。特に400hzは中心部分で大事なところなんで、気になります。
取り合えず、31.5khz以下のだら下がりの原因はなんだろう?
おそらくブロック穴の共鳴では・・・壁共振を止めるためのブロック設置でしたが、それから確かにクロスを38hzに設定しているサブ・ウーファーの低域の効きが甘いなぁと感じていたところ。
そこで、100個以上あるブロック穴を塞ぐ作業開始となりました。その前に部屋を素の状態にする為の反射や吸音物を部屋から出さなくては。
フェルトで穴を塞ぐこと、2日間がかり。
サブ・ウーファーなしのピンクノイズ・データ。高域は8kからだら下がり、低域は40hzからだら下がりですが、ほぼフラットになりました。やはりブロック穴は共鳴していたことが解ります。まあ・・・100個以上ですから、難しい低域の吸音は出来るということですね。
サブ・ウーファーも効く様になりました。25hzを中心に持ち上がっていますが、逆に400hzが若干ディップになっています。
スピーカー軸1mの音はフラットになっていますが、上記写真はリスニング・ポイントです。
完璧なフラット特性とはいえませんが、素の状態はほぼOKではないかと思います。
たしかに・・・以前聴こえなかった音は出たものの、残念ながら好みの音ではありません!!
高域の残響時間が長いのか、前後のフラッター対策の後壁パネルが無い為か解りませんが、うっとおしい音。
これからパネルを少しづつ入れたり出したり、調整したりの永遠とも思える試行錯誤の開始・・・ですね。
otoさん、今年もよろしくお願いします。
返信削除また、また活動が始まりましたね、オーディオが主流の人と音楽が主流の人の音のつめ方は違ってくると思いますが、自分の気に入った音にするという事は、なかなかに難しいと思います。大抵の人は、途中で妥協するのですがotoさんはホント職人ですね。
自分は、otoさんのやってる正反対の音と言える蓄音機を注文ました。部屋が狭いのにどこに置こうか思案してます。
チョコさん、今晩は。
返信削除今年も宜しくお願いします。
はい! 私はオーディオで音楽を聴いてます(笑)
おそらく求めてる音は一生かかっても無理でしょうが、少しでもそれに近づけるよう目の黒い内はやり続ける所存です。
う~ん、蓄音機もおもしろそうですね。
飾りでしたら、置いてもいいかな。