2011年3月25日金曜日

床工事再開2日目終了

28mmレンズでは範囲が狭く全てを写せないのが残念ですが、これは入り口側から見たフロント、部屋の半分から前です。 一間910mm間に3本の140mm土台柱が入っていまして、隙間は6cm~8cm程になっています。この上に薄い板一枚敷いても強固な床ですが、実際はこの上に誰もやったことが無いと思われる厚さ72mmの床パネルが乗ります。

後半分は910mm間に1本が入っています。
大曳と土台の違いは、私は床下と言うことで大曳と言っていますが実際は材は同じでも基礎に乗っているものは土台という定義です。 つまり大引きは長いスパンで下に支えが無いかあっても束くらいなものですからたわみ強度は弱いものですが、この工事は布基礎に乗っていますので正確には土台です。
端で見ていると単純な工事と見られるでしょうが、硬い・重い・長い・数があるので今日も3人の大工さんで必死にやられてこれだけです。一般住宅でしたらこのような作業は一人で半日で終わる仕事だそうです。 私も必死ですからこんなもの当たり前と思ってはみても大変さは尋常では無いこと伝わってくる工事です。こんな工事は他の工務店では受けないでしょうし、受けたとしても工事半ばで投げられるでしょう。まだ半ばですが、このような聞いたこともない無謀ともいえる工事引き受けていただいた真下棟梁始め大工さん方々に感謝いたします。 抜けと切れある弾んだ低域が出ることを願って毎日戦々恐々です。

2 件のコメント:

  1. otoさん、横関です。

    すごいことになってますねぇ。
    音を求めていく、このバイタリティに圧倒されるばかりではありません。ここまで来ると、生きていく力の違いすら感じてしまいますね。
    完成したら、是非聞かせて下さい。でも、調子が出るには、機器搬入後1年はかかりそうですね。

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  2. ご無沙汰しておりました。お久しぶりです。
    どうなるか本当にわかりませんが、こちらこそ完成の暁には是非ともご試聴願います。

    調子は始めから決まります、その後10年くらいはよくなるだけ、その後は野となれ山となれです。ハハ。

    今月中にはとりあえず音だし出来ると思います。

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