2011年3月23日水曜日

床工事再開

このたびの地震・津波・原発事故で被災の方々に心よりお見舞いとお悔やみ申し上げます。
地震・津波は天災ですが、ここまで悪化させた原発事故は人災です。素人の私でもなぜ電気のプロたる電力会社が初期段階で冷却用電源の復旧が出来なかったのかと不思議でなりません。その後の東電の対応も全くお粗末至極で全く呆れるところの話ではありません。最後の最後まで責任を持って必死にやってほしいものです。

さて、大曳きがやっと出来23日ぶりに明日から床工事再開です。
30mmカラマツ合板2枚と12mmフローリングのプレスは完了しまして、縦に造作した布基礎に直行する形で23本の大曳きをステンレス製アンカーボルトで布基礎へ固定し最縁部は壁と天井への共振をカットするため土台から離しスチール束で支えます。 その後72mm厚プレス床をはめ込むように設置しこれもステンレス製ビスで固定して完了となります。

批判するものではありませんが村田氏の完成後予想では、大した変化はないでしょうとのことでした・・・が、私としてはこのオーディオルームが完成した数ヵ月後からいいんだけど低音が何かつまらない???と、感じ始めていたので2年半以上これを是正すべく後ろパネルを壁に付けたり離したり、床下にもぐり束で支えたりSPやアンプを変えたり壁を支えた柱の撤去と色々試行錯誤を繰り返してきましたが、結果は思わしくなく。 最終的に出来るところはもう床しか無い!というところまで来ましたもので、これで最後と思い切ったものです。
この工事の当初は共振を切るために床の縁切りだけのリーズナブル見積もりだったので、思い切れたのもありましたが床を開けたら、もうパンドラの箱状態! 床材接着から始まる接続強度・構造・大曳き上の捨て貼りコンパネ、果ては大曳や土台の樹種まで何から何まで木関係は最悪でした。
そこで急遽これを修正すべく樹種の選定から見直しから今回の経緯に至ったものです。お陰さまで見積もりは4倍に跳ね上がり、予算も底で後の電源工事は難しくなりましたがこの工事結果は相成るでしょうか? 私自身としてはこれで結果が出なければ・・・オーディオは続ける意味が無いくらいの意気込みです。 

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