集成材の歴史は、1893年ドイツで誕生して100年以上の歴史があるそうですが日本に入ってきたのはさらにその後50年が過ぎてから、本格的に使われ始めたのは1987年に基準法が改正され、 出雲ドームとかが出来た90年代に入ってのことで、実際に集成材が一般的に使われ始めたのは、ここわずか20年間のことでだそうです。
●無垢
オーディオルーム作りは、普通・標準といった一般住宅用の材料は合わないので、可能であれば全て無垢材を使いところです。
強度のある心材で乾燥した良質無垢材は集成材の5倍~10倍以上かなり高い。と言うよりも乾燥材はなかなか安定して供給されない。また手に入りやすい半乾燥の無垢材は反り・曲がりが多発し床の出来に不安.
●集成材
安価で反りやねじれが少ない。
同じ太さなら基本的な当初強度は無垢の1.2~1.5倍。
接着剤を使用しているので塗装などによる耐候処理や、防腐処理が必要。全体が水に漬かることを数度繰り返せば変形や剥離の心配があると言われています。自身で確かめた事ではありませんが、多少の湿気程度ではそのようなことも無く実際50年ほど経過したものもあるとのこと。
当方の床下基礎はベタ基礎なので土からの湿気は無く乾燥状態に近いので、やはり集成材かな。
孫子の代までと言うことでお金に糸目を付けないのであれば無垢、長期に使用は無理でもリーズナブルに20年ほど保ち(音的にはもっと短期と思われますが、寿命的に十分!)経済性重視なら集成材を選択。
安価な無垢材より集成材の方が安心もある。
また集成材にもランクがあり、4寸柱の場合で、3cm角の角材を16本束ねた程度の低いものから、厚さ3cm幅12cmの木材を4枚重ねて4寸柱にした標準的なものなど。格安な建売等で使われている木材は全てと言っていいほど前者で、当初使われそうになったものは少し程度の良い4枚重ねで3寸5分のスプルースで響く樹種でした。
どういった種類の木材がよいのか、やってみないと判らないといのが全く悩ましいところですが、響かず殺さずといった硬からず柔らかずの素材で手に入るものを探しております。
どのようなものが入ってくるか? この辺は運任せですね。
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